http://www.sony.jp/headphone/products/SBH20/ワイヤレスステレオヘッドセット SBH20 - SONY
というわけで買いましたのよ Bluetoothレシーバ SBH20を。同時にラインナップされたSBH50も魅力的ではあったんだけど、最近本業が炎上してSBH50を選ぶ理由(後述)がひとつ減ったので、とりあえずSBH20を選んだ。この軽さ(公称12.5g)だとポロシャツの襟に引っ掛けても全く気にならないレベルなので、真夏の通勤用にはうってつけではある。
キーは5キー+1スイッチ、5キーは再生・停止、選曲×2、音量×2で、電源はスライドスイッチとなっている。再生キーの長押しで電源ON/OFFするタイプよりミスも少ないし手早く操作できるので非常によろしい。
一方で普段使う機会はまるでないが、選曲キーが独立しているのもわりと好感が持てる。一部製品だと、選曲が再生キー+音量キー同時押しという気違いじみた操作設定になっていてどうしようもないのと比べるとなおさらである。
クリップは着脱不可能な1枚の金属板であるが、これはクルクル回るので使いやすい。半回転でクリックする点があり、これが90度だったらもっと良かっただろうが、クリックするのはヘッドホン端子側とその反対側なので、多くの場合コレで足りるだろうとは思う。
電池の持ちに関しては 買ったばかりなので評価しづらいところではあるが、公称での6時間はともかく あまり問題が出るようには思わない。電話には使わないし、待ち受けもしないで通勤以外では電源を切ってしまうので、片道1時間の通勤に2往復してもまだ残っている。音楽聴くとき以外は電源を切る使い方ならもうちょっと行けそうな感じだ。
目玉機能であるNFCペアリングについては 対応端末を持ってないのでわかりませんw
いいことばかり書いていて気持ち悪いが、あまり不満なところはないな。挙げるとすればはBluetoothとAndroidの構造的問題くらいだが、これは最後に書こう。
ところで、紙のマニュアルは役に立たない。
あの程度ならないほうがいい。
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http://www.sony.jp/headphone/products/SBH50/ワイヤレスステレオヘッドセット SBH50 - SONY
上位機種はラジオが聴ける。Android端末のラジオは、ヘッドホン端子に挿されたヘッドホンのGNDをアンテナに代用するので、Bluetoothレシーバを使う場合はラジオを使えないという問題が発生するので、これは必要な機能であるように思う。
もっとも、俺個人がラジオを使う用途の多くは、サッカー観戦時にローカル局のFM中継を聴くためであり、最近本業の炎上からなかなか観に行く時間を作れないでいるので、今回は見送った というわけだ。
ちなみに ラジオのアンテナにヘッドホンケーブルを代用する機器の場合はやはり 首の後ろを回すタイプのヘッドホンが欲しい。胸ポケットに入れた端末から いわゆるY型ケーブルでのヘッドホンだと、自分の体が盾になって真後ろから来る電波を捉えられない問題がある。電波状況があまりよくないスタジアム内でスポーツ観戦、しかも体の向きは座席から固定されるので席選びに制限が発生するという点を考えると、そういうヘッドホンはぜひ用意しておきたい。メーカにも理解していただきたいところだ。
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ところで、Android端末でコレを使用していると新たな問題が出てきて、Bluetoothとの通信プロトコルAVRCPでやり取りが発生すると、Android端末の画面スリープが解除されてしまう。これは抑止できないのか? ポケットの中でブラウザ起動してホットになってしまうw
この辺は半年前に書いた。
http://blog.judstyle.jp/article/61930215.htmlBT-Audio覚書 2013/2/1 - 堕日記
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.harleensahni.android.mbrMedia Button Router - Harleen Sahni / GooglePlay
もともとBluetoothのRoutingのために『Media Button Router』をインストールしてあるのだが、Android単体ではこういう設定が不可能で こういうものが必要であるという現状なのだから、BTレシーバを作って売っているメーカ各社で開発して配布してくれればいいのにな、という思いはある。BTのRoutingや、スリープWAKEの設定などを集約したアプリを。
この製品を使うためには、あまりにもやらなくてはならないことが多すぎて、わかりづらい。普通の人は買っても「ダメだコレ」ってすぐ捨ててしまうんじゃねーの? 普通の人でなくても、面倒なことこの上ない。
はっきり言ってしまうと、この業界全体にいえることではあるが 商品を売る気があるようには思えない。