2017年11月10日

PPCの作り方

PC98を使用せずにPPCを作るためのメモとツール Ver.2.13。
以前twitterで流したやつのbugfix版。

中身は、
PPCUTYMX.exe PPCを、ADPCMファイルまたは既存PPCファイルから結合するツール
PZIUTYMX.exe PPCに変換するためのP86に変換するためのPZIを、wavから結合するツール
以上2個のツールと、そのバッチファイルとサンプル。
サンプルでは PMD関連ツールを使用しているので、かじゃぽんのお部屋の「自作ツールのお部屋」から PMD98 Ver.4.8o をダウンロードして必要な PVI2PPC.COM と P862PPC.COM を調達してくださいな。

用途?
G.I.M.I.COPNAモジュールでYM-2608のADPCMを使いたい場合 以外、ほとんどないよ?
PMD98(PMDB2やPMDPPZ)を使う場合はPC98が動くからね… まあ 温度に応じてファン回転数が制御されているのが当たり前という今どきのPCを使い慣れていると、常にファンが全力で回るPC98を起動するのはうるさくて憚られる という動機で作ったので。

その他メモ。

G.I.M.I.CスタンドアロンモードでPMDデータを再生する場合のADPCMファイル(拡張子PPC)は、演奏データ(拡張子M)と同一ディレクトリに置く必要がある。 (2016/12/30版現在では逆に、PCMFILESにないと動作しない場合がある模様で追試中)
・PMDWin.DLLは、多少PPCファイルが壊れていても(PPCUTY Ver.2.12以前)一見したところ動いてしまうので注意を要する。

PPCUTYMX2.13.zip PPCUTYMX.exe Ver.2.13 + PZIUTYMX.exe Ver.2.10 + サンプル
http://judstyle.jp/wiki/PPCUTYMX.exe
http://judstyle.jp/wiki/PZIUTYMX.exe
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2017年08月22日

C92収穫物感想

C92おつかれさまでした(おそい

例年になく早く、CDを全部聴き終えたので、twitterに投稿分を加筆修正して並べておく。
自分トコで出してないのでその体力があったんだろうけど、うーん これは刺激されるなあ。
冬コミは始まっているも同然。

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The Famicom Shards
GATE DENOM / poriesuteru@twitter
http://poriesuteru.hatenablog.com/

あんまり耳よくないしアンテナ低めでchip曲を多くは聴けていない俺でも、poriesuteru氏の曲だけは割りと特定できるあたり、彼はいい武器持ってんだなあ っていう謎の感想がいつも出るなあ。リンク先Webサイトにはかかれてないけど、C92版の中身はカービィ64のアレンジCDでいつもどおり期待に応えてくれる。
曲にもよるけど、(楽曲でなく打ち込みが)ゲヱセン上野を連想するように思うのは俺だけか? Tr.4『UrurunStar』がC92で一番印象に残ってる、何か パワーを感じる。

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ROBOKABUTO WORKS:02
ろぼかぶと
https://twitter.com/robokabuto

Tr.1の選曲の謎具合が(ガチで)謎。
Tr.3『LunaticShow』が低音ドカドカ鳴らしてて「オイオイオイ」「死ぬわ耳」ってなる。
ろぼ氏のCDは連続で聴くとトリップするので、コツコツ集めている。

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第三回 音ノ木坂学院吹奏楽部アンサンブルフェスタ
らいぶり〜すとうぃんど, ふぃね fine_sss@twitter
http://liveleastwind.com/sp/lwcd13.html

こういうリズムの効いている曲を、吹奏楽のパーカッションでどこまで叩いていいのか? っていう点で、吹奏楽の経験など欠片もないのでいつも悩んでいる。こんなに叩いてもいいの? っていうくらい叩いているけど、ちゃんと出来る人が打ち込むと問題ないんだよなあ、と思わされる。
欲を言うと Tr.8を聴くと、アンサンブルもいいけどやっぱバンド形式がいいなあ(欲)。

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BLoodRebirth (悪魔城シリーズアレンジCD)
サークルEtlanZ, えくす
http://www.etlanz.com/blood/greeting.html

シリーズ全体から30曲入ってる。音楽的にはあんまりアレンジがキツくないのと、選曲は人気の曲ばかりなんだけど、好き嫌いが出る感じかなあ。素直な打ち込みと楽器選びとあわせて、流しっぱなしにできる安心感はある。
『荒城回廊』が全体の感じとしては好きなアレンジ。『Aquarius』は「そこまでアレンジしてしまうのなら、もう一声」っていう感じはする。『WickedChild』とか『夜まで待てない』はメロディが完全に埋没しちゃってるのはリバーブと定位だけじゃないような気がする。悪魔城シリーズはメロディが立ってるのが音源頼みな曲がいっぱいあるので、自分でアレンジしていても苛立つことはある。
あと全体的に、レガート(特に弦楽器)が雑でメロディが変化しても聴感が平坦なのと、ベンドした次の音が雑で濁る。っていうかテンポズレとあわせて、MIDIかわからんが打ち込みの問題か。この点はかなりクるものがある。正直言って、聴いててキツい。
あと うまい棒。これもキツい。

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ChipTuToPiA 2
MuToPiA LABEL
http://www.mutopia-label.com/main.htm

ここのCDは初めて手に取った気がする(CHEMOOLサンのところで見たのでノーチェックで買ってきた)。ファミコンのほかVOPM,不明なFMが1曲ずつかな。Tr.1のオリジナル曲はVOPMで、こんなにいい音出るならちょっと触ってみようかなという気にはなる。Tr.5サガフロBattle#5は音源は何だろう、ドラムに複数ch振ってて気持ちよく聴ける。

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FM/S2413 Vol4
Circle S&G
http://www.h2.dion.ne.jp/~sandg2/

ここのCDは2回目だったと思う。YM2413を三連装+ArduinoUNO。リズム音源に1個割り当てたとして9+9+6で24音使えるんだけど、プリセットを除くとユーザー音色は3個までと厳しい要件になっている。Tr.2の『MeteorShower』はベース音の限界ギリギリまで使いつつギリギリで踏みとどまってて、いい感じになってるなあ。
OPLLはMuSICAとMGSDRVで少し使っただけだけども、すげえなあ、と毎度思うのであった。

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ナン笛
ヒロカズ hirokazu_fue@twitter
https://twitter.com/hirokazu_fue

パートの割り当てどうやってんだろうなあ? っていう感想が先に出る。あと 多重演奏だから順番がどうだとか 演奏時はDAWでシンクロしてんのかな とか。

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鋼魂
WOODSOFT / puchi_woodsoft@twitter
http://woodsoft.jp/

オムニバスで16曲。ジャケットはよくわからないがなんとなくわかるw
Tr.11『DRIVING ARMOR I/ディーヴァ』がザ・王道って感じがしてハマる。全然関係ないけど、浅草線に乗ってると馬込と戸越の間にある中延駅で、いつもこの人を思い出すのであった。
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2016年12月30日

C91新作はないです

コミックマーケット91にサークル参加します。
まことに残念ですが C91の新作はありません。

2016/12/31(土) 西ゆ23a JUDSTYLE

既作の現行フォーマットでの頒布は今回が最後になるので、どれも最終在庫という形になっています。大して数もなく再生産の予定もなくなるので、まあ あまりないだろうとは思いますが 取り置き希望の方は twitter/Judstyle までメンションするか、直接メールするとか、開場前にお声掛けするなどどうぞ。ただし、13時頃をめどに撤収してしまう可能性がありますので、ご容赦願います。
なお現地では試聴は全曲分用意しておきますので、Bluetoothレシーバやヘッドホン持参でも手ぶらでもOKです。

C90初出 \200 ランス→たたかわない
試聴: 一斉射撃-呂(大帝国)

C89初出 \200 ランス→たたかう
試聴: テロリストの日々(ランスVI)

C87初出 \200 零式 TYPE-ZERO Model/86
試聴: 零式3曲クロスフェード

C79初出 \500 NEO NEC/ALICE
NECALICE2-512x384.png
試聴: 楽しい組織運営(大悪司)

C78初出 \500 NEC/ALICE
NEC/ALICE-Image
試聴: 男型ドゥエンディ(AmbivalenZ)
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2014年01月02日

C85乙でした

C85での収穫C85おつかれさまでした。
喪中により新年の挨拶に代えさせていただきます(えー

というわけで久しぶりの一般参加になったC85。それも3日目だけなのだけど、まあそれなりに というレベルには会場にいた。1時間半くらい。

まだ通して全曲聴いたわけじゃないけど、以下紹介。

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http://gimic.jp/
『マザーボード2 Professional』
『OPNAモジュール』
『G.I.M.I.C Master's Collection vol.2』

Pro版だけあるという。途中いろいろ支払いをしてきたせいで現金ないし! …ということで、sonson氏・ろぼ氏に取り置きをお願いして、ATMへ走る(走っちゃダメです。比喩表現です)。
西館からいっぺん外へ出て中央から入り直してATMへ到着、現金を引き出して再び西へ。早い時間帯だったからか、東西間通路もすいていたこともあり15分程度で戻れた。急ぎ足で途中階段を上ってハアハアしてたところに愛宕と高雄のコスプレさんがいて、後ろでハアハア言ってる変な人おまわりさんこいつですの恐怖が…(どうでもいい

ここではマザーボードとOPNAモジュール・アクリルパネルを調達。とりあえず組み立てまではしてみたけど、あとでNUCケースか何か調達してみよう。とりあえずスタンドアロンで音が出たので、あとはUSBモードを何とかしないと。最初KAJAさんのAS1.M〜AS3.M突っ込んだら、AS3からしか再生できなくて 選曲でAS1に回したらハングアップ。最初は事態を理解できなくて故障を疑ったw

メモ:
- 『プロンプトに mc.exe /V xxxx.mml このように書けばコンパイルできます』とあるから、/Vで生成されるFM音色エリアがないと再生できない …という感じ。真偽はファーム解析しなきゃならんので略。せめてハングアップしないようにできれば… 腕と暇が追いつくようならそこら辺解析とか改造とかしてみたい気はする(できるかどうかは知らない)。

一緒に、@robokabuto サンの
『Robokabuto;Notes ZERO Page』も。
いい音出(せてい)るなあ。ハード音源を指を咥えて見ている俺…

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http://sound.jp/chemool/
爆竹オンライン

『FC88V39 CD版』を。
今回は一般参加なので、顔見知りのところは「どうも こういう者です」ってTwitterのプロフ画面を見せながら練り歩いていたんだけど、Nexus5でそれやったら「こっちもNexusありますよ」とか意外な返しがw
割と早い時間帯に到達できたんだけど、俺88実機なんかないんで選択肢ないというオチ。実は昔 サークル参加のときに10時過ぎに行ったら「まだFDありますよ」とか言われたし、やっぱりFDが人気なのかなあ。

というわけでCDの曲は全部聴いたけど、全曲聴けてないw

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http://www.h2.dion.ne.jp/~sandg2/
S&GMS

『SKY DESTROYER』
『GMG REPORT1』
『GMG REPORT2』
『GMG 7』

こっち、GMGの方は音源が気になって集中できないというオチ。耳に残ってるのはGMG7/7のドラスピBOSS-B。
SKY DESTROYERはArduino+YMZ294×2の自作音源らしい。最近ハード音源さかんですなあ。俺ハードよくわからぬので置いてけぼりだけど、自作ハード音源なら夢が広がりんぐ! という妄想はたまにする。

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http://homepage2.nifty.com/freeze_moon/
FREEZE MOON

『悪魔城ドラキュラ Chiptune of YM2203』
『ドラキュラII 呪いのFM音源 chiptune of YM2203 Vol.2』
『艦これ Famicom Sound Version』

艦これは俺も偽ファミコンスペックで1曲打ち込んでみた(没)けど、同じ曲を他の人はどうやってんだろ? 的に、見つけたので収集してきて聴いてみた。音の詰め込みとか パートごとの表現とか こういうところは個人差が見れて楽しい。ちゃんとイベント海域戦闘曲も入ってた。コミケ以外にもあちこち出張ればもっとそういう差を知れるんだろうけど、俺コミュ障だから外に出かける服がない(意味不明

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http://p6ers.net/hashi/
『PC6000NOTE 総集編4+5』
『PC6000NOTE 6』

デゼニランドktkr!
MZ入手するまでは、そして入手してからもベーマガで「P6いいなあー」とか思ってたもん、デゼニランドはその代表格。
vol.6読んでても思ったんだけど、こういうノウハウもレトロハード界隈では欠かせないものになってるよねえ。俺くらいの軽いユーザーだとハードのメンテはとても大変なので、あれこれ維持するのは無理がある、X68kやMZ-700は放擲しちゃって もう維持するのはPC-9800に絞っちゃった。

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サークル参加できないこととか いろいろ刺激を受けたりしたし、本業も家も落ち着いたのでそろそろ作るほうに戻りたいなあ と思ったコミケでした。

あと、史上最高の拠出金額68,000円! 今回だけで、ここ10年のトータルより多いぞ!
でもG.I.M.I.Cの基盤2枚とパネルだけで63,000円だけどね。
posted by JUD at 04:48| Comment(0) | TrackBack(0) | DTM・楽器・動画

2012年04月17日

MML試作(1)

ようやくMMLの正規化(っていうのか)ができるようになった。

1.ファイルを読み込んで、.includeを取り込んで展開。
2.コメント無効化とリテラルを処理。
3.ディレクティブを抽出。
4.マクロを抽出してネストを展開。
5.MMLと@音色定義を抽出。MMLはマクロを展開。
6.正規化したMMLテキストとバイナリを出力する。

…という処理。これでようやくMML仕様を細かく決定して演奏データへの変換を始めるところまで到達したということ。現段階で(MMLテキストの正規化のために必要な)文書全体の書式くらいしか決まってないので、あとはだいぶ自由というか好き勝手にできるようなワクワク感がある。

↓試走したログというか結果
http://judstyle.jp/images/MMLComplieTest20120417.txt
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2011年09月30日

MML考(2)

http://blog.judstyle.jp/article/48062448.html MML考(1)

今回は高機能MMLコンパイラから見た構文解析とエラーについて。

構文解析時のエラー処理についてはユーザ入力データを解析して変換する動作のアプリなら必ず付きまとう問題だけど、
(1)実行時エラーを許容するか
(2)どこまでエラーとするのか警告で済ますのか
(3)エラー情報をどこまでユーザに伝えるか
の3点については判断がすごく難しい。音源とMMLの仕様が決まっていれば、MMLコンパイラの仕様はだいたいここくらいしか考えるところがないといっていい。

(1)実行時エラーを許容するか
MMLコンパイルと(便宜上こう呼ぶとして)ドライバによる演奏の場合、演奏中にエラーは許されないので、演奏開始時のエラーということになる。データ不整合まあ必要なファイルが足りない(PMD/FMPならPCMファイルがない)くらいしか発生し得ないけど、内部データでパラメータを相対操作する仕組みにするとここで躓く。
相対操作なんて何に使うんだという点では、オートフィルタあたりが代表的な要素になるのだろうけど、オーバー/アンダーフロー制御をするのかしないのか、という問題が出てしまう。
とはいえ、実行時エラーは許容できないというのが現実的な回答なので、上限下限張り付きか、フロー許容で(たとえば8bitなら-128と127を)循環させるのかということになる。上限下限張り付きであれば、内部的には上限下限を超えて計算し続けるのか、上限下限で値を留め置くのかという問題も出るし、設定可能にすればユーザの手間が増える。

(2)どこまでエラーとするのか警告で済ますのか
構文エラーと論理的なエラーとデータエラー、未定義情報の取り扱いについて。defaultに関する議論でもあるので略。

(3)エラー情報をどこまでユーザに伝えるか
もっとも大きな問題は、エラー箇所の報告。長いMMLになってくると、どこでエラーになったのかわからなくなることがある。特に再利用・流用で大量のMMLを追加した直後のコンパイルで危ない。メタなMMLコマンドは展開してから構文解析したいが、展開してから構文誤りを見つけた場合に該当MMLをユーザに示してエラー報告してもユーザがわからない可能性がある。
ユーザにわかりやすい情報を示すためにはpass数を減らして、構文解析しながら論理解析して演奏データを作成することになるけど、高機能MMLコンパイラでそれをやろうとすると負荷が増える。MML入力でコンパイラの応答が悪いことは生産性に直結するので、バランスを取らなくてはならないなあ。FMP7のコンパイラの作りも、ここの制限を多分に受けてると思うけど。

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実際にはMML記法やデータ設計も平行して進めないと解決はしないので、一発で答えが出ない検討ばかりしてるような気はする。

あと、高機能MMLは仕様が複雑化していくのでそこらへんも解決しないとなあ。自分しか使わねーよ、ということについてはともかく、新しいMMLを起こすたびに定義定義ではイヤんなっちゃう。デフォ値設定やincludeについては慎重にやっていかないと…
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2011年09月21日

MML考(1)

ちょっと↓のようなやりとりで考えたことなんだけど…

@otobeya_now: FMP7が古い曲データのバイナリ互換を持っていない辺り、俺はRCの今後に期待している件www

@Judstyle: FMPV4->MML-(手)->FMP7ってこと? それともF2PCVみたいにFMPV4->FMP7直結? FMP7の利用許諾んとこにリバースエンジニアリング不可って明記されちゃってるんで直結は難しいかな…何か怒られない方法探ってみるか…

@otobeya_now: そう、一旦ソース(もしくは中間言語?)に戻して、さらに目的のドライバのMML仕様に合わせてテキストで吐き出す形のコンバーターが出来たらすごいよねー。大昔に使ってた「リッチテキストコンバータ」みたいな感じで。

@Judstyle: それはF2PCV.dll->PMDRC.dll->PMDRCC.exeで既に通った道ですな…適当な中間形式を作るのが面倒で、PMD形式を中間形式として使った人でなしですw 『MML->中間データ->任意のデータ形式』の逆版なら作る価値ありか。

@otobeya_now: 言語仕様をXMLで記述するようにして、日本のどこかにいる偉い人に丸投げするのも手w

@Judstyle: ちょ、MMLをXMLで書くの? 一応MMLの仕様は2008年頃に策定済みで実装始めてるんだけどw - 駄日記08/10/22,JUDSTYLE.jp - http://blog.judstyle.jp/article/21627688.html

@otobeya_now: いや、単純に各ドライバ<>中間言語のMML変換テーブルを外部に持てば誰でも変換作れるようになるのかな?って話。Spiceとかに互換持たせればMIDIもイケるなw

@Judstyle: 理解。ただ中間データ->演奏データはテーブル方式だと処理速度上げるの難しいので、まんまDLLのプラグイン式にしたほうが多分早いんじゃないかと。あと乗ってくる人を見つけるのが大変そう、っていうかいないと思うw つまりdo it mayselfってことかなw


MMLを高機能化するとどうしても多段変換になってしまうので、どうせ多段化するなら中間データ仕様とそのI/Oをしっかり設計して、MMLと演奏データの自由度を増そうぜ、っていう考えは当然ながら前からあったんだけど、その変換を定義ファイルとして外出しすることは本気で考えたことはなかった。ちょっと探ってみようとは思う。

ところで、会話の中でも出てる通りFMP7はリバースエンジニアリング禁止だし、以前に軽く『正方向の互換コンパイラを作りたい』って投げてみたけどあっさりお断りされてしまったので、FMP7は一旦棚上げして、従来の方針通りMMLパーサを先に仕上げてしまおう、という決心はついた。

そもそも逆コンが綺麗なMMLを吐けない最大にして唯一の理由が『演奏データ生成時に不可逆な圧縮や変換を行う』ということなので、これを犯さない中間データ形式を定めれば問題は自ずと解決に向かうだろうね。まあMMLを不可逆変換しないで演奏データを作ることができれば問題はないんだろうけど、そんなことは無理。

実のところ、不可逆変換を伴わなければ正コンと逆コンでは処理系も大して変わらないし、そのコードを書く手間もそんなに大きくならないから、MMLパーサを作る視点からしたらメリットは大きい。問題は多分中間データから演奏データへのコンバートだけど…

というあたりで中間データの仕様を再考してみよう。MML仕様とMMLパーサは現行のものが流用できるし、MMLパーサを増設するというのは毎回新規で起こすよりは楽なんじゃないかと思う。もっとも、MMLパーサを1バイナリ+定義ファイルで運用する点についてはもうちょっと考えてみる。厳密にFMPとかPMDのMMLコンパイラを再現するのはどうなんだろうか、という意味で。
posted by JUD at 13:47| Comment(0) | TrackBack(0) | DTM・楽器・動画

2011年08月15日

C80終了のお知らせ

C80おつかれさまでした。

まあ俺は2日目サークル参加で行っただけなんで昨日終わってたけどね…

・新作がない。
・曲リストもない。
・テーブルに貼ってあるラベルが中央に貼られてないので実測を余儀なくされた。
・前回実績2枚だったので4枚しか持ち込んでないC77のCDが全部捌けてしまった。
・誰かが尋ねてきてくれたタイミングで席を外していた率120%。
 5人に空振りさせた上に一人には2回空振りさせたという意味。
・差し入れがおかしいですよカテジナさん! (写真のとおり)
・またもやFC88V37完売。
・東方島から出れば東方ネタは依然としてdisられ放題。
・隣とどう試聴してもらうかというトーク。
・忘れ物ェ…

次回頑張ります…
posted by JUD at 01:46| Comment(2) | TrackBack(0) | DTM・楽器・動画

2011年08月12日

明日はC80

8/13(土) 東イ-53b JUDSTYLE
ギリギリまで考えましたが、新作はありません。ごめんなさい。

まー、いろいろあったんだけど、要は質と量含めていいものが出来なかったという…C81送り。
会場にもあまり長くいない可能性があるので、お察しください。
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2011年06月30日

罪悪感いらねーし

http://www.geocities.jp/average_34measure/log.html
2011/6/25 - 雑記 - 「ここから先、34小節目。」

JUD「耳コピで採れなきゃ、MMLにして目コピらしい。あるいはmml2midとか。 @otobeya_now @Judstyle 曲をアレンジする時って、耳コピしながらアレンジするよりソースを改変していくほうが難しくない?俺だけ?:(;??'ω?'): - 8/12 12:54←2010年のことね

先方「しかし、PMDRC開発者である、JUD氏による批難を受けまして、(このページの「耳コピで〜」の文)このまま活動を続けてはまずいな、と思い(後略)」


えっ



んー、アレ批難になっちゃうんだー…
俺の口の悪さにも磨きがかかってきとるのう…

それとも俺以外の誰かから突っつかれた?

いや、どんな音源からでも耳コピ出来て当たり前の文化とかねーから。真っ当にやって拾えなきゃストレッチしたりピッチ上げたり下げたりパライコ使ったりフィルタ使ったりアイソレータ使ったりしても、出来上がったものに関係ねーし。そんでもダメなら生波形バイナリ覗いたりスペアナ見たり、なんならFTでもするべ、必要なら…。

単に「どうせ出来上がったものには由来なんて関係ないんだし、逆コン使って出てきたモンを耳コピって言い張るとpgrして騒ぎ立てる連中がいるから黙っとこうぜ」って話だったんだけどなー、直接的に逆コン使うこと自体は隠すことじゃないけど、かと言って但し書きしなきゃならんことじゃないと思うんだよなあ。それがここら辺のやり取り(2010/11/10のログ)だったと思う。

俺?
使ったり使わなかったり。いちいちどれがそうかそうでないかなんて言わないけど。
引っこ抜いた音色データはそのまま使ったり参考にしたり流用したりする、いちいちこんなもんに権利主張とか起源主張としてもしょうがないし、そうされたこともないし。

あと梅本さんの逆コンMML見て悦に入る人が2chあたりでひところ沢山いたけど、俺個人としては石川さんのMMLの方が目を引いたなあ、作ってるうちにどういう風に変遷してったか感じられる(キモいとか言うなw)。POWER SLAVEとか白眉。他には、いろんな人のデフォ設定とか参考になって楽しい、マスター転調を恒常的に使ってるとか使ってないとか、慣れてくると_{+|-}の使用有無も透けて見える(これは我ながらキモい)し。

MXDRV当時のデータとか逆コンしても音長が全部生ステップでテンポも変な制御してて、原曲再現に命懸けたようなデータとか多かったな、ゼビウスとかw

脱線してきたのでこの辺でやめとこう。
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2011年01月01日

C79オワタ

お手伝いしていただいた氷夷・ユラ蔵両氏や、同行のふづき・りんたろう・ぬるぽん各氏、わざわざユ-45bを訪ねてきてくれた方々をはじめ、全C79参加者の皆さまおつかれさまでした。
家に帰ってレポート書くまでがコミケです。
戦果物件の写真は恥ずかしいので出しませんw

朝の時点で例年になく体力に余裕があったので、あちこち見て回ったり挨拶に出向いたり、結局閉会まで会場に居残ったりなどしたわけですが、帰宅して打ち上げ行ったら案外早く力尽きました。まあ会場で体力の無駄遣いをしたということもあるわけで。

・Alicesoftネタの音楽サークルって勢力が小さくなったなあ。
・畏れ多くもコミケ由来や私事由来、本業由来などのいろんな人がわざわざ出向いてくれた。
・morrigan氏「はちまんえんになります」ネタは既に義務化されてるのですね。
・NECTARISネタだと思ってきて来た人にちょっとだけ申し訳ない。改める気は今のところない。
・会場では会話に飢えてるので付き合ってくれる人はありがたし。
・もりさきくんふっとばされた!
・ぱんかれさんお願いですから列整理してください。
・今だからこそのリクエストいただきましたー、探りを入れてみます。

まあC80も申し込みはするんですが、当選するかはわかりません(-_-;
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2010年12月27日

コミックマーケット79

NECALICE2-512x384.pngコミックマーケット79に参加します。
12/31 (金) 東地区 ユ-45b JUDSTYLE
いつも通りの特設サイト

いまさら告知とかおせーよ、ってのはナシの方向ですいません・・・「すし〜のあぷらじ」で紹介いただいたんですが、JUD本人が録音しただけで聴けてないという冗談みたいな展開です。
特設サイトと新作ページから、収録曲の一部を試聴できます。というかできるようになりました。アレンジは今回も白亜R@おとべやさんに参加いただいてます。

今回の出し物は
NEO NEC/ALICE - 新作のアリスソフト楽曲のPCエンジン風アレンジCD。
NEC/ALICE - 前回C78にて頒布した、アリスソフト楽曲のPCエンジン風アレンジCD。
FM妖々夢 - 東方妖々夢FM音源アレンジCD。初出C75。
の3点でお送りします。
それ以前の在庫は多分切れてるっぽい・・・。あっても1枚か2枚か、ってトコなんで欲しい人は「あったらラッキー」くらいでお願いします。

12/31東ユ列は個人的注目サークルも多いんだけど、会場直後に出歩くのなんてムリだし、出歩けるようになるころは多分全滅だろと思うとちょっと切ない。一応昼頃は当日ヘルプの氷夷・ユラ蔵両氏に交代していただいてニコチン摂取ないし近隣巡りに出てる時があります。西? 西まで行けるわけねーだろw
なお、当サークルは(お誕生日席に配置されていますが)人気サークルではありませんので(笑)、朝イチで来なくても在庫は残ってると思います。閉会間際とかはさすがに保証しかねますが。あと、前回の「NEC/ALICE」を買っていかれた方は「前回も買ったんですが」と申告いただけると粗品(新デザインジャケット)を進呈します。

ということでよろしくです。
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2010年11月07日

C79当落

12/31(金) 東ユ-45b「JUDSTYLE」

当選してました。びっくり。当→落→当→落→...で前回当選だったので「こりゃ来ないか?」とか余裕ブッこいてたら当選来ました。しかもなぜか誕生日席という。ウヒョー(棒

誕生日席でやるほどネタがないなあ。ちょっと考えるか。せっかくだから2枚リリース狙いで狩人祭が終わったら本気出す。
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2010年08月15日

C78終了※

C78終わりました。おつかれさまでした。
※ただし同人CDに限る

アリスソフトとPCエンジンというネタだったからなのか、今までよりスペースを訪れる人の挙動に違いが出ていて面白かったなあ。上海アリスネタだと、指名買いや分担買いで100枚や200枚頒布しても会話があるのはせいぜい2〜3人だったりしたものだけど、今回はずっと話しっぱなしだったような気がする。
というか喉が涸れるほど話してた、零式のレアさ加減を語る人とか、AmbivalenZの発売当時を振り返る人、P6のI/Oやスコヴィル値が飛び出したり、CDのジャケットを見て単純に笑っている人もいたり・・・。楽しくてやってるだけだし取り扱ってるネタがネタなので、部数よりみんなの反応のほうが指標になってるわけで、面白いイベントになったなあ。

買い物についても、「どーしても」欲しいものはちゃんと買えた。

今日買ってきたもの:
・C79申し込みセット

以上!
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2010年08月02日

やけくそに非ず

NEC/ALICE-ImageというわけでC78のイメージできたー。
決してやけくそになっているわけではありません。

なんつーかコンセプトからして、もうこれしかないだろう、という感じでサラサラっと・・・。あと何曲か詰めて、完成かな。いつもより余裕がある。本当は絵描きな方々の誰かにお願いしようかと思ったんだけど、こういう指定で依頼掛けたらブン殴られそうだったので・・・。まあ察してくださいというか、そんな感じ

こんな手のかかる上にニッチで日本中で3人くらいしかツボに入らないようなイメージ画像作ってるヒマあったら、もう1曲できたんじゃないかというのは内緒です。
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2010年08月01日

C78お知らせ

http://judstyle.jp/wiki/C78
8/14 (土) 東地区 ケ-39b JUDSTYLE

というわけで、今回の出し物は「NEC/ALICE」、アリスソフト楽曲のPCエンジンアレンジCDです。試聴データも公開始めてます。思ったよりもPCエンジンは奥が深すぎってことを思い知らされてるところ・・・。

サークルチェックなんて当然できてない!
まー、いつものところとか、twitterのタイムラインで目立ったところは回るんじゃないかととは思うけど。
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2010年06月06日

C78当落発表

8/14(土) ケ-39b JUDSTYLE

今回のCDは、アリスソフトネタをPCエンジンでやる「NEC/ALICE」。ジャンル変更してからは初めての当選で、1年半ぶりにサークル参加。個人サークルで夏コミは初めてなんだよなあ。

正直マニア向けすぎてどうなることやら・・・?
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2009年12月21日

C77

http://soulspirits.web.fc2.com/work.html
12/30 東Y-18b Soul Spirit'S 「闘神都市 imitation」ダイジェスト版

ノベルゲー。楽曲提供だけだからまあアレなんだけど、察しの通り絶賛修羅場中。音楽CDじゃないんで不慣れな制限事項というかその辺が多くてこれまた困ったもんだ。

--追記--

JUDSTYLE/wiki内にSoulSpirit'S別館が公開されています。楽曲試聴などはこちらへどうぞ。
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2009年12月17日

肝心なときに

C77作業が進まない・・・というか、スタートが遅かったのだから、作業スピードは過去にないくらい速いんじゃないかと思う。本が出来たのが11月末じゃあなあ、ちょっとつらいですよ。

で、ミキサーの5,6,7chが壊れてしまい、片chが通らない。連続した3個のチャネルが壊れているという事象がすごく気になって分解したい衝動に駆られるが、今ここでそれをやってしまうとC77が終わってしまうので我慢。肝心なときに壊れやがって・・・たまにしか使わないので、肝心なときに壊れているというのは多少筋が違う話だというのは重々承知してるんだけどねえ。使っているのは常に「肝心なとき」だから。

打ち込みが終わってる曲は直結で取り込んで渡してしまうか、ミキサーを挿げ替えるまで抱え込むか、悩みどころではある。まあ、正直なところ今からリテイク貰っても対応できるわけもなし、たいした問題でもないだろう。
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2009年11月14日

C77当落

今更だけどJUDSTYLEはC77落選。
別件で楽曲提供のサークルは当選。

それなりにというかいつも通りのペースで作業中。
当日は多分会場に行くと思う・・・。
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