2017年10月08日

さくら共有サーバでSVN

試しに、さくらのサーバにSubversionを入れて動かしてみたので、そのメモ。結論としては実用できないという判定。今回使ったサーバは FreeBSD 9.1-RELEASE-p24 (さくらはサーバごとにバージョンが違ったりする)。クライアントはTortoiseSVNを使った。

参考 : https://www.softel.co.jp/blogs/tech/archives/5521

・subversion-1.9.7.tar.gz を使用した
・SVN_SQLITE_LIBS は(変更後)になっていたので対処不要

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・リポジトリを作成

svnadmin create REPNAME

・REPO/conf/authz を編集

[/]
username = rw

・REPO/conf/passwd

[users]
username = password

・REPO/conf/svnserve.conf

[general]
anon-access = none
auth-access = write
password-db = passwd
authz-db = authz

・TortoiseSVNのsshクライアント設定
リポジトリブラウザで参照するたびに数回(5回くらいだったと思う)sshログイン名とパスワードを打ち込まなきゃならないのを回避するためにsshログイン情報を平文で置かなきゃならない(しかもssh接続サーバを複数扱う場合、どうしようもない)。この節でのname/passはレン鯖のもの。

TortoisePlink.exe -ssh -l loginname -pw loginpassword -P 22


svnコミット時エラーここまでの手順で、パスワードを平文で保存しなきゃならない(!)こと以外はどうにかなったんだけど、動かし始めたら避けられない問題が出た。
commitやcheckoutはできるものの、エラーが出るという問題。このエラーについてまったく心当たりがないのでgoogle検索に掛けたら、すでに前例があったらしい。

つーさ☆くーかん
SVN1.7.5 + apache2.4 で mod_dav_svn で Couldn't open rep-cache database

あー sqlite問題ですか… ロードモジュールのロード順変更は さくらの共有レンタルサーバでは無理だね…。
sshログイン情報を平文で置かなきゃならない時点で相当詰んでる感じがしてたけど、実用は出来そうもない。やはり自宅鯖で動作させるしかないな。

どうでもいいけど、TortoiseSVNでcommitした時の矢印がイカにしか見えない。
posted by JUD at 02:02| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネットワーク

2017年09月07日

Microsoft Garage Mouse without Borders のメモ

話題が出たので紹介がてら、メモをまとめておく。
先月に設定をいじったとき少し忘れかけていたので。

・何であるか
・複数のLANに繋がっているPCでの設定

Microsoft Garage Mouse without Borders - Download
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=35460
(以下、GMBと呼ぶ。長い一般名詞の羅列はMSの悪い癖)

このソフトウェアは、LAN上に存在する別のPCと、マウス・キーボード・クリップボードを共用するためのツール。最大4台までで縦横2×2台または横に4台に接続できる。もちろん一部のPCがマルチモニタでも使用可能なので、通常の使用環境では充分にカバーできると思う(個人的には縦横2×3台くらいに対応して欲しい)。インテリマウスのユーティリティ当時から思ってるけど、マイクロソフトはこういうの提供してくれるんで信頼感あるよねという個人的感想もある。

オススメする理由:
・マウスやキーボードがPCと如何なる接続であるか関係ない。一体型ドングルのUSB無線マウス+キーボードだろうが、BluetoothやPS/2だろうが、ノートPCだってOKなのでKVMとは段違いで便利。
・使用するNICの選択など、LANの設定が細かいところまで可能なので、適用できない環境はほぼないと言っていい。詳細は後述。
クリップボードも共有できる。アプリ固有クリップは不可能だが、Windowsが認識するタイプのコピペは充分カバーしている。
物理ファイルもクリップボード経由で受け渡しが出来る。Windowsのファイル共有の設定も不要。
・デスクトップの広さに差がある場合でも、継ぎ目の角でマウスが引っかからない(設定で変更可能)。
・Windowsコンピュータ名とは別の名前を付けられる。具体的には、Windowsが名前をIPアドレスに解決できなかった場合のテーブルを独立して設定できる。
・ショートカットキー、スクリーンセーバーの同期、Ctrl+Alt+Deleteの適用先なども設定できる。
・マウスカーソルがデスクトップの境界を越えたときにフォーカスが移動されるので、同一デスクトップにマウスカーソルがかち合わない限り、複数のマウスを独立して使用できる(個人的にはこれが超凄い。ゲームするとき、左手で左端PCのトラックボール&右手で右端PCのマウスを持っている)。

注意点:

・複数台を横に並べて運用する際に、電源が入っていないかアプリが動いていないPCより先へは、マウスカーソルが届かない。キーボード入力はマウスカーソルが有効なPCへ送られるので、その場合は当然キーボード入力もできない。
・接続するPCをIPアドレスで指定することは出来なくて、必ず名前で指定する必要がある。ホスト名を使用できないか解決できない場合は、後述のIPマッピングで個別に名前をつける必要がある。

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以下、複数のネットワークに接続している場合のLAN設定のメモ。

イントラネットへのアクセスにはネットワーク1を使用するが、インターネットへのアクセスだけネットワーク2を使用するという前提。

ネットワーク1:192.168.0.0
ネットワーク2:192.168.17.0

(1)NICのメトリックを変更して、インターネットアクセスに使用したい側のNICを上位(小さい数字)に設定する。『route print』で192.168.0.0側のゲートウェイが、192.168.17.0側のゲートウェイよりもメトリック値が小さくなっていることを確認すればよい。
(2)GMBアプリの『Machine Setup』タブの『Bind to Network』でローカル側のLANを選ぶ。
(3)『IP Mapping』タブのテキストボックスに、1行1台で参加するマシンを『[コンピュータ名] [IPアドレス]』と書き入れる。Windowsが認識できない場合に、ホスト名解決の代わりに使用できる。
(4)『Other Options』の『Same subnet only』をONにする。
(5)『Machine Setup』タブでホスト名を書き入れて『Apply』をクリックしたら、各参加PCの下に『Connected-->』『Connected<--』とそれぞれ表示されていれば、設定完了。
(6)その状態でインターネットに接続して、手順(1)の結果、接続元がネットワーク2であることを確認すればOK。

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以下 愚痴とか オカルト(というか未確認):

内蔵+USBで複数LAN接続の場合、内蔵はUSBの方がいいのではないか。USBでラッシュかかって重いときに、不安定な挙動があったような気がする。この点はWindowsとネットワークについてもうちょっと勉強しないとなあ と反省させられる。

縦横2×3の6台構成を可能にして欲しいなあ。メインモニタはやはり体の正面に置きたい。左右中央3枚と、その上段にさらに2枚置いているモンで…

英語話者には問題ないだろうけど、英語が不自由な人(たとえば俺)だと、チェックボックスにマウスオーバーで表示されるヘルプテキストが消えるのが早すぎるよ! マジで!

あと、先頭に書いたけど もうちょっと呼びやすい名前にして欲しかった。ブランク入れて38文字は長すぎだろうよ… ブログ記事のタイトルも悲惨なことになっている
posted by JUD at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネットワーク

2016年12月04日

goo/g06はクソだった

http://product.goo.ne.jp/smartphone/g06/
g06 - goo

g06を買った。
結果から言うと クソだな。
RAMが小さいとかパワーがないとかそういうことではないが、それ以下。

新しくスマートフォンを買うたびに、その前まで使っていた端末を携帯オーディオプレイヤーとして使っていたんだけど、S51SE(XperiaMini)がROM不足でアプリアップデートへの追従も覚束なくなり、今使っているNexus5しばらく退役しなさそうなので、今回は新規にAcdroid端末を買ってみたというわけ。

Bluetoothヘッドホンを使い、音楽プレイヤーは『MixZing(Premium)』を、BluetoothのRoutingには『MediaButtonRouter』という構成を永らく使っているのだけれども、今回はうまく動かないときがある。
BTヘッドホンをリンクすると、A2DPとAVRCPの接続を行うわけだが、リモコン操作のAVRCPは正常に動作するのに、A2DPが見かけ上リンクするものの実際にはヘッドホン接続をアプリが認識できていないことがある。そのため、MixZingがAVRCP再生開始信号を受けても、オーディオストリームに出力してくれない、というわけだ。困った。システム設定からBluetoothをOFF→ONとすれば次は接続は正常に確立できるし再生もできるが、面倒すぎてまともに動いていないと言ったほうが早い。BTヘッドホン側も1機種に限った話ではなくて、これまた究明を難しくしている。

g06の問題かMixZing+Android6.0の問題であるか切り分けられていないんだけど、この問題が最悪なのは『一定期間内には必ず発生するくせに、狙って発生させることが難しい』ということ。平日に2〜3回ずつ週に15回ほど使っているが、週に1〜2回発生する。移動中だからいちいち調べる時間はないし、かといって家でゴロゴロしているときに再発させるのは簡単ではない(というか狙っても難しい)。

それ以外に特に問題があるようではないが、まあBluetoothが正常に動作しない時点で価値はゼロということだなあ。

また何か別の機種を見繕うことにしよう。
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2016年08月29日

9821Xa7メンテ2016

PC-9821Xa7をまたまた延命。前回「お前はハッブル宇宙望遠鏡か」とか書き出したが、今回はネタがない。2016/1/31に工事したんだけど、忘れないようにメモしておく。次回は遠くないうちに、DOS用ドライブもCF/IDEから物理ディスクに変更するので同じ手順を使う予定。

HDDは、MHDDを使って 512Bytes/セクタで 65535×8×17=8912760セクタ=4,563,333,120Bytes に設定。

98CD起動用DOS続いて、FDDが死んでるので、とりあえずDOSからCD読んで なんとかSATAHDDに98インストール。純正CDドライブを入れている場合の、最低限CDが読める起動DOSの作り方は写真のとおり。

その別CFにDOSインストール→CDデバドラin(右の写真)→FAT16のままWin98インストール→Win98からDOS/FDISKで本命HDDをFAT32で領域確保→エクスプローラからFAT32でフォーマット で起動可能FAT32作成完了 という手順。
本当は、クリーンに作る手順を手配したかったんだけど、時間がなかったのでこんな感じ。

昔の基準だと、HDDのシークタイムから考えてすばらしく速いはずなんだけど、肝心の転送速度がPIOなので、時折止まっているように見える。というか止まっているとしかいえない。SCSI-HDDをストックして置けばよかったかなあ(あとのまつり

次はDOS領域だからたぶん難しくない…はず…
posted by JUD at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネットワーク

2013年12月28日

GL10P

GL10Pで艦これ起動イーモバイルのスマートフォン(S51SE)とPocketWiFi(D25HW)を、それぞれNexus7とGL10Pに機変してきた。とりあえずGL10Pから先に開封。

お値段は2台で機変に5万4千円というまあお安くはないお値段だけど、それより手続きが大変だった。Nexus7は機変だけど実質上のMNPなので、現状契約確認と料金の確認で40分、契約書類のあれこれで1時間、開通に1時間10分、3時間も使ってしまった。

艦これ起動したらWiMAX置いてけぼりな程にクソ速かったが、それだけで37MB通った。直近3日で1GBなら低速化という制限があるので、20回もリロードすれば低速化ゾーン突入はまあ間違いない。月単位でも10GBまでだから、つなぎっぱなしという使い方には向いてない、そういうのはWiMAXでやるという現状は変わらないけど、これでWiMAX(WM3600R)は自宅に置きっ放しにできる。

ハード的な所感としては、まず思ったよりは小さかった。85mmの標準的なタバコの箱より半回りくらい大きく、厚みは6割くらい。重さはそうでもないけど、同じサイズのスマートフォンよりは重い感じか。外観は赤または白ということで、手元の白黒に統一された携帯端末の中でちょっと目立つが赤にした。

空中線としては AXGP(SBM2.5GHz)+LTE(EM1.8GHz)+HSPA(SBM1.5GHz/EM1.7GHz)ということで、接続性もまあまあ優位なほうか。接続持続については使ってみないとなんともいえないけど、通信量制限もあるから艦これやモンハンに使うことはないだろうし、AXGPでの速さのほうが目立つ。ちょっと自宅で使ってみた感じ、早くて気持ち悪いw

不満点はいくつかあって、
(1)第2-SSIDでWSA/PSKが使えずオープンまたは32bitなので、PSK2とPSKの混在ができない
(2)タッチパネルキーボードが鼻くそみたいに小さいフリック非対応テンキーでつらい
(3)画面スリープが早いので、設定しながら使うのが面倒という小さい不満
あたりが出てくる。機変後のS51SEをぶら下げてBTオーディオ母艦にしようと思ったけど、(1)の問題で不可能になり、どうしたもんかと一考するところではある。オープン接続はイヤだしなあ。

あとは都市部とか移動中の接続、それに電池の持ちなどを実際に体感してみてからの話か。

…Nexus7はどうしたって?

風呂場に全裸でスクリーンプロテクタ貼ろうとしたけど寒いからやめた。明日だ明日
posted by JUD at 15:24| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネットワーク

2013年04月05日

SO-03D(1)

というわけで某氏経由でSO-03D(acroHD)を入手。いや別に中古品や新古品でもいいのかもしれないけど、出所がわからない端末はやはり怖いというか…

東名阪1,700MHz対応機なので、SIMアンロックしてEMOBILEのSIMを挿すという使い方も考えたけど、(1)普段使いはやはりS51SEがいいだろう (2)せっかくのFOMA+対応機種だからb-mobile回線で使おう…という2点から、SIMアンロックはしていない。

あと twitterでも同じこといったけど… たとえ成功を続けていたとしても、新しいスマートフォンを買って、湯気濛々の風呂場に篭もって液晶保護シートを貼る作業をしたあとの「この水ぶくれ ちゃんと消えてくれるんじゃろか…」という不安感は 絶対になくならないのよねw

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というわけで早速ICS化、そしてrooted。

0. 道具

http://blog.dream-pro.info/2012/07/08/330
CWM Recovery for 2012 Xperia v02 - 忘れがちな人のメモ帳
後述の「install.bat」はコレを指す。

http://www.mediafire.com/?cj5pz6oxm41391f
rootingKit_forSO-03D_6.1.F.0.106 - mediafire
同じく「Step2_SO-03D.bat」「Step1_LT26w.bat」がこれ。

http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1843530
AcroS(LT26w) 6.1.A.1.58 4.0.4 -XDA

他にFlashtoolとSUSまたはPCコンパニオンね。

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1. ICS化

SONYからSUSでICS化。脳みそを使う余地がないw
手元にはSK17iのときに使ったSEUSがあったけど、はいはいイエスイエス で最新のSUSをダウンロードできるのでこちらも脳みそを使わずに終了。

2. Flashtoolで資源を取得

SUSまたはPC Companionでキャッシュを削除してから端末初期化の手続きを行って、ローカルに保存される 6.1.F.0.106 のファイル3個を取得、これを使ってftfを再構成する。
・FILE_278568425
・FILE_278657803
・FILE_278657942

3. LT26Wのftfから kernel.sin, system.sin を書く。
4. USBデバッグと提供元不明アプリの実行を許可し、Step1_LT26w.bat を実行。
5. SO-03Dの system.sin を書き戻す。
6. Step2_SO-03D.bat を実行。
7. SO-03Dの kernel.sin を書き戻す。
8. GooglePlay から Superuser をインストール。
9. install.bat を実行。

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今まで似たようなことをやった S51SE とか SK17i などと比べると、どうしてもユーザ数が多くて 同じような内容のblogもたくさんあるし あまり面白くはなかったなあ…

docomo端末は初めてだし、ICS機自体あまり経験がないので propとか編集し始める前にある程度触ってみてから考えよう。そしてどう使うかも それから考えよう(まだ考えてないw
posted by JUD at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネットワーク

2013年02月25日

録画環境(1)

今までは必要に応じて動画録画はPV4やってきたけど、動画リアルタイム配信でもできるようにしてみようかと思い立ったので、少しずつ調べて環境を整えていこうかな、と。ついでにそういった整備の中で、色々制限の多かった録画環境もよくなっていくだろう。

というのも、今までXboxゲーム画面を録画する場合はPV4を使っていたのだけど、普段はHDMI-DVI変換でゲームしていたのに、録画時にはアナログ720pまたは1080iを経由していたのでゲームプレイ環境に影響を与えていた。録画しようと思うたびにモニタパネルの裏側に手を伸ばして配線を引き直していたのではゲームにならないし、アナログだから分配すると画質に影響が出るしPV4のプレビューは遅延が出るし、となかなか思うように行かなかった。
しかもその解像度で録画しても、データや回線の容量都合で480pやそれ以下にに再エンコードするなど、意味ないじゃん! という始末。これは改善せねばなるまい。

じゃあ具体的にどうしてくれようか、というところに立ち返って考えてみたわけだが、録画は余程のことでない限り480iでいいんじゃないのか、と。それとデジタルの段階で分配してしまえば信号を劣化させずに分配できるし、今までケーブルの繋ぎ替えで億劫になっていた部分を解決するんじゃないかな。

とりあえず480iとアナログ720p/1080iのキャプチャーに関しては手元にあるので、何も考えずにコレを使ってみる。どちらもディスコンである。この2つを軸に、環境を逆算で整えるという無謀な作戦ではあるが、まあいつものことなので気にしてはいけない。まずは480iから。

…というか、HDMIを常用している今はいまさらアナログで接続しなおさなきゃならないXboxではPV4がベストチョイスにならない。アナログコンポーネント映像で録画するべきハードは、多分PSPとPS2くらいなのではなかろうか。…というわけでPV4については、過去の駄日記のPV4関連記事のさらに一部を参照のこと。
http://blog.judstyle.jp/article/26124425.html PV4試運転 '09/1/31
http://blog.judstyle.jp/article/26228084.html PV4成績* '09/2/3
http://blog.judstyle.jp/article/27319878.html PSP録画に挑戦 '09/3/2

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http://www.sknet-web.co.jp/sknet/goods/VideoCapture/motv3l.htm
MonsterTV3Lite - SKNET

たいへん古いハードエンコードアナログ地上波用チューナーだけど、S映像入力と3.5TRSでのステレオ音声入力端子を持つので、これを使う。WindowsLiveなどから映像を取り込める実績があるので、多分大丈夫だろう。まずはMonsTV3Liteで取り込む480iの映像を用意する方法として、HDMI映像をSビデオ映像にコンバートするLKV381を調達。

http://www.lenkeng.net/Html/Product/HDMI-to-AV-Converter.html
LKV381 HDMI to AV (Composite / S-Video + Stereo Auido) Converter - LENKENG

入力はHDMIで、出力はNTSCまたはPAL(どちらかを選択)のS映像またはコンポジット映像(どちらかを選択)と2chアナログ音声 という仕様。デコード可能な音声は2chのみでデジタルサラウンド音声は不可能。1080ライン映像も無理矢理480iに変換出来ているとは思うんだけど、さすがにp/iとかフレーム数は見た目ではわからんな…
動作させてみるとわかるが 結構熱くなるので注意が必要かも。有名ブランドではないがAmazonやPCショップなどで4,000円くらいで手に入ると思う。

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Xbox録画環境'13-1とりあえずLKV381を配線し録画してみた。

録画にあたって配線は右図の通りとなった。映像はゲームプレイに支障が出ないように分岐して、音声もXboxから映像と別に引っ張ることになった(LKV381がサラウンドオーディオを扱えないため)。本体にデジタルオーディオ出力端子が付いている新型Xbox360を使っているのだが、古い純正のHDMIケーブルに付いてくるHDMIオーディオアダプタが役に立った上に、モニタがPCモニタなので 本体のデジタルオーディオ端子はサラウンドアンプに直結である…。

録画にはinfoTV1500付属の録画ソフトウェアを使ったのだけど、画角の認識や指定が出来ないので4:3, 3:2, 1:1など録画ピクセル数に応じた指定のみで 16:9の画角が設定できず、再エンコードが必要になる。とはいえ どうやっても再エンコードはしたほうがいいのだろうし、色々試している段階である今はそこは気にしないことにする。640x480から640x360への変換と再エンコードには定番のAviUtlを使用した。

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というわけで録画してみた結果。

http://judstyle.jp/images/MHFT02.mp4
モンスターハンターフロンティアオンライン
ベルキュロス剛種(高地) 32.5s/2.3MB 594kbps 640x360

転送帯域における ニコニコ動画一般会員アップロード制限の600kbpsに収まるようにエンコードしたもの。まあだいたい画面でも音声でも フルHDの面影はまるでないが、まあだいたいこんなもんではなかろうか。これ以上の画質で投稿というならプレミアム会員で、ということになる。音声96k/映像498kとなっており、毎時250MBytes程度だ。

http://judstyle.jp/images/ProjSylphSt04-353kbps.mp4
ProjectSylpheed
St.04/Normal 15m37s/39.4MB 353kbps 640x360
N:重機関砲, 1:連射ロケット砲, 2:対空大寒大型ミサイル, 3:砲

ファイルサイズにおける 同じく一般会員アップロード制限の40MBytesに収まるようにエンコードしたもの。15分ほどになるが、353kbpsが精一杯、音声96k/映像259kとなっており 映像の帯域はMHF映像のだいたい半分というところか。こちらは毎時150MBytes程度。
何が起こっているか伝えるには充分な画質だが、この画質になると細かい当たり判定や小さい文字など まるでわからない。攻略の参考にはなるだろうが、細かい検証はとても無理。ネタがプロジェクトシルフィードなので「黒ベース」「動きが細かい」「爆発や閃光などコントラストが大きい」「細かい文字や1pixelの線が多い」など、高圧縮ローレゾ自体にとても厳しい素材チョイスだとは思う。どうでもいいことだが武器チョイスも追尾能力の低いミサイルと銃砲ばかりで大変厳しいww

どちらも音が割れているが…録画ソフト設定の問題だろうか。

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次にすることは、録画と編集ができるソフト環境の構築か。その前にPC新調したいなあ、今回録画した環境がAtom330にSSDと2.5吋HDDだったので、映像の確認とか再エンコードなど いちいち別のPCでするという面倒な状況だった。
posted by JUD at 11:14| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネットワーク

2013年02月04日

PaperWhite

今まで予約扱いか数週間先の発送というので遠慮していたが、Amazon通販でも「在庫あり」が常態化したので、Amazon Kindle Paperwhite を購入。WiFiモデルなので7,980円。

通り一遍のスペックや画像は そこらに限りなく転がってるので、ここには貼らないw

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使ってみた感想としては、お値段分くらいは働いてくれそうだな、というところか。
以下 各論。

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外装。

液晶面を直接打撃に晒すのはあまり気分のいいものではないので 袋型のハードケースが欲しかったのだけど、見つからない。どうせ安いのだし、毎日持ち歩くわけではないし、使い捨てる気持ちでケースなどは買わないこととした。

下手なブックシェルフ型ケースをつけると 余計重くなるし、持ちづらい。物によっては 表示面に固定用スパンデックスが圧し掛かったりするなど噴飯モノの商品まである。現物を持ってあわせてみてから選んだほうがいい。

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見た目。

画像を読んだ感じでは、単ページ表示だとA5コミックスくらいまでなら だいたい許容範囲だろう。それでも攻殻機動隊(オリジナル)とかサイレントメビウスの欄外文字レベルになるときつい。見開きになると、ドラゴンボール後期とか漫☆画太郎などの 文字の少ないアクション物なら困らないかもしれないが、複雑な漢字の固有名詞が増えてくるとストレスが出る。おとなしく単ページ表示で読もう。

テキストでは縦書きならそこそこ使える感じがする。横書きだと途端に操作に難が出るが、ここら辺はやはりページ送りに起因するのだろう、縦書きだとコミックスと同じ右綴じだから、進行方向の左端をタップするだけでページ送りができるという点で共通している。見た目の点では、日本語はすべて等幅フォントで統一されているため、縦書きでは気にならない(元から縦書きでは等幅というか等高で慣らされている)が、横書きだと途端に情報密度が落ちるということも使いづらさに影響している。

液晶はモノトーンだが、リフレッシュの明滅が気にならなければ普通の液晶と変わらないのではないか。残像が大きいが、スムーススクロール機能がないので気にするところではないと思う。画像も、まあ解像度を考えればモノトーンに最適化されていることもあり悪くない。PaperWhite液晶は電池の持ちにも影響しているが、同じ価格で買えるタブレットで読むのと大して変わらないので、それを考えれば納得できるレベルではある。

字はあまり綺麗ではないし、読みやすくもない。これは日本語フォントが問題だと思う。それなりに高解像度ではあるのだが、やはりこの程度(212PPI)の解像度で明朝は汚い、何でもかんでもヒゲあり明朝というのは個人的にはおかしいと思う。もっとも、スマートフォンの小さな画面では明朝体を使うこと自体無理があるので、これも一つの進歩といっていい。

もうひとつの不満点としては、字間も行間も目一杯詰める設定でも安っぽい新書並までしか詰まらない。文庫や古い刊行物に慣れている人には物足りなすぎる。ページ捲りの操作に難があって さらにリフレッシュ明滅まであるのだから、1ページにもっと文字を詰め込める設定があってもいいじゃないか、と。

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操作。

ページ送りする際のタップ位置が、縦書き横書き(各々 下方向と左方向)で別々に設定されているのは、非常に困る。横書きでは右側が送りで左側が戻し、縦書きでは左側が送りで右側が戻し という設定。これでは左手で持ち横書き文書を表示したとき、スワイプでしかページを送れない。

タップ位置の左右逆転機能が付けば何の文句もないのだが。

また、上下左右の余白を個別に設定することができない。
前述の通り持ち方によりスワイプを強制されるし、タップの場合のみでも影響することに変わりはないが『自分の指で表示部位を隠してしまう』問題を全く解決していない。電子書籍なのだから、テキストならもっとフレキシブルにページ送りが出来るはずなのに ページ送りは常に1ページである。

ページ送り量の問題はともかく、余白設定やタップ位置調整など、根本的な操作に関わる設定がまったくできないのは、使い勝手に致命的な欠陥であるともいえる。一般的なテキストビュアーと比べると、ハードはマシなのにソフト面で最悪である。

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書籍管理と Kindleストア。

フォルダとかカテゴリタグなど 蔵書管理におおよそ必要と思われる機能は一切ない。
悪夢としか言いようがない。

Kindle自体の容量も大きくはないので、購入直後のケースを除いて アカウントの履歴からダウンロード指示して端末に転送して読むという行為を伴うわけだ。大量に転送しておくには端末側の文書管理システムはお粗末過ぎるし、アカウントをPCから操作するにしても曖昧な文字列連想検索しか提供されておらず はっきり言って蔵書の管理など不可能だ。

おそらく10冊を越えたあたりから まともに管理しようとは思えなくなるだろう。

ストアカテゴリも大雑把過ぎるし、検索結果の表示も綺麗に並ばない。1ページに20アイテムしか表示されず、次のページの表示についても 控えめに言っても遅いというレベル。検索も曖昧な文字列連想検索だし、検索結果 Kindleストア内に該当の書籍がない場合に通常の印刷本を薦めてくるが、それでいいのか?

シリーズの まとめ買い機能もない。まあ その機能があっても、1巻だけ買ってみて続きを…と思ったときに1巻を含めたセットでしか買えないなら意味はないので、既に購買済みのアイテムを除いて清算する機能がないと意味ないのだけどね…。そして、そのような買い物をしても 蔵書管理が前述の通りまったく役に立たないので さらなる重荷を背負うことに…。

自主規制ラインや法規制ラインの扱いについてもワールドワイド展開としてお粗末で、続き物の途中だけKindle未発売ということもザラ(たとえば おかだまつおか「Hな四重奏」2巻など)。

もはや紙の本では手に入りづらい ペリー・ローダン シリーズ日本語訳を電子書籍で復活! …というのは着目として悪くないのだが、日本では現在440巻まで出ておりさらに1巻をKindleでは2分冊として発売している。このストア状況と蔵書管理で、1,000冊もの管理をするのは無理だ。あの蔵書管理機能で1,000冊をしっかり把握できる能力の持ち主なら、きっと読むそばから丸暗記してしまい 読み返す必要などないだろうwww

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http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html/?nodeId=201017480
Kindleパーソナル・ドキュメントサービス。

テキストは基本的に横書きになるので、読みづらい。テキストならiPhoneアプリやAndroidアプリでもっとマシなものは掃いて捨てるほどあるので、テキストでこの機能を使うのはやめておいたほうがいい。

画像中心の右綴じならいいかもしれないが。

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Androidアプリ。

はっきり言ってクソである。インストールするだけ無駄。
あの機能と完成度なら、ないほうがいい。

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総じて、ハードには満足だがソフトがアホ過ぎる。
ベゾフCEOはこのガジェットを本当に使ったことがあるのか。多分ないだろう。

絶版漫画を中心に、Kindleストアでしか手に入らないものを読むのには使うだろう。
posted by JUD at 15:22| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネットワーク

2013年01月15日

Live落ち'13

XboxLiveから頻繁に落とされる問題の解決。
・本アカウントの新型(俗に言うXbox360S)が、数十分〜数時間毎に落とされる。
・同じハブにブラ下がってるサブアカウント旧Xbox360は2台とも全く切れない。
・クエストに出ると落ちが顕著なような気がしていたけど 記録取ったら差がなかった。
・他のオフ専ゲーム中も 気が付くと「LIVEから切断されました」と出ていたり。
・PCに繋ぎ換えてパケットチェックしてみたが 10GB以上通信してエラーパケットはゼロ。

色々と対策もしてみた。
・ポート空けてもダメ。
・ハブとの間のLANケーブルも交換したがコレもダメ。
・DHCPクライアント化してUPnP使ってもダメ(少し効果があった)。
・本体を新品に置き換えてもダメ(本体を新調した理由は別件)。

どうやってもダメなので、これは Xbox本体の新旧に関係があるのでは… という思いが出てきて、新旧Xboxの差を考えてみたんだけど、関係ありそうな機能のうちでは どうもこれは無線LANしか差がないんじゃないかと… いや まさかな… オカルトだろ…

しかし RJ-45抜いて無線LANで接続したら 全く発症しなくなった!

おかしいだろこれ!

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今までの接続は、こんな感じだったんだけど…

: Router - (VDSL) - HUB - HUB - 新Xbox1台&旧Xbox2台

長らくこの状態で使っていたのだけど、年が明けてからだめになった。結局今は旧Xboxそのままに古い無線APを追加して…

: Router - (VDSL) - HUB - 無線AP - 新Xbox2台

…という結果になった。思い当たるような変化はなかったと思うんだけど、旧箱が無事で新箱が死ぬという理由を無理矢理探してみる。

(1A) 経路で(新箱だけまずいレベルで)ARP関連がまずい。
(1B) 経路で(同)2段HUBのホップ時間がまずい。
(1C) 経路で(同)HUB間ケーブルがまずい。

(2A) 上記1A-1Cの理由で有線LANの状態が悪くなったら無線でAPを探しに行ってLIVEから切られる。
(2B) 新箱の無線に欠陥があり 何らかのアクセスに反応してしまい 切れる。
(2C) 新箱の有線に欠陥があり 時折切れる。

1A-1Cはどれも嘘くさいな…

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まあ この手のテクノロジーについては、あまりオカルトは信じていないし 信じたくないんだけど、出てきた結果が結果だけに これで無理矢理にでも納得するしかないんじゃないだろか。経路に無線を挟むのは出来れば避けたかったんだけど、他に何もぶら下げないようにするなど それなりの対策をとって維持することに。たまに自分で貼る野良にしても。どうせ元からホスト獲りを強く主張するようなプレイスタイルではないしね。

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とりあえず現段階で接続がシビアにゲームに跳ね返るようなオンラインプレイはしてないし、様子見しながら ヒマを見て謎解きは続けるよ…。誰か同じような問題に遭遇しているかなー とか期待して検索したけど なかなか見つからないのだ…。
posted by JUD at 10:53| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネットワーク

2012年11月29日

XboxLIVE!ポート

もう一度おさらい… というわけではなくて、ココ1,2年の間に追加されていた模様。

http://support.xbox.com/ja-JP/xbox-live/connecting/network-ports-used-xbox-live
Xbox LIVE で使用するネットワーク ポート - MS/Live!

88:Kerberos と 3074 だけ開いていればいいかな と思ってたけど、LIVE!パーティとKinectで追加されているらしい。まあ俺Kinect持ってないんですけどね…

・88/UDP - Kerberos
・3074/UDP,TCP - Xbox LIVE

・80/TCP - HTTP

・53/UDP,TCP - DNS
・1863/UDP,TCP - Microsoft Notification Protocol

88,3074 はLIVE!の基本機能で使う。
80 はパーティで使うというが、HTTPかよ…。
53,1863 はKinectを使うときに開いてないと困るらしい。

っていうかいつも 職業柄だけではなくそう思うんだけど、ゲーム運営などポート開放ってサラリと書いちゃうけど、WAN->LANとか LAN->WANとか 向きを明示しろと。気持ち悪い。

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ところで、

http://cog-members.mh-frontier.jp/support/qa/348.html
「認証サーバとの通信に失敗しました」 - COG
『MHFの通信方式(UDP・TCP)はTCPの[53310〜53463]ポートを使用しております。』

・53310-53463/TCP (MHF)

これってXbox版でも同じだよね?
COGサイドがインタビューで話した内容を真に受けるなら、XboxとPCで同一サーバ内混在もOKだということだけど 常に開いているわけじゃないしな。それに マルチクライアントの場合などではどーすんだろ。
posted by JUD at 15:08| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネットワーク

2012年11月04日

SK17i(4)

20121105000836.jpg漢字のことごとくが中華文字で見た目がすごくイヤだし読みづらい SK17i/ICS4.0 のCJK統合フォントを、入れ替え。

過去には WindowsMobile6.1 のE30HTでやはりプロポーショナルフォントが欲しくなって、改造メイリオである「メイリオKE」を導入したことがあるけど、Androidでは初めてだなあ。

http://mix-mplus-ipa.sourceforge.jp/
M+とIPAの合成フォント

上記サイトでの「Migu」を使用。その中でもMigu2DSを選んで使ってみた。
せめて仮名くらいはプロポーショナル…という点で1VSか2DSしか選択肢はないんだけど、1VSよりも情報量が多くなりそうだったし、結局選んだのは2DS。まあフォントなんて好みの問題だしね。

フォントの作り方は
http://d.hatena.ne.jp/itouhiro/20121031
を参考に。

入れ替え手順は
http://tsurezure-narumamani.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/sk17i-font-d3c9.html
SK17i FONT差し替え - TETUの徒然なるままに
http://form20120307.blogspot.jp/2012/06/xperia-mini-pro-sk17iics.html
Xperia Mini Pro SK17i、ICS フォント変更 - 遊馬2の備忘録

を参考に。

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さて本題。

(1)フォント作成
Migu2DSを作成。FontForgeも持ってなければ導入。Windows環境だとちょっとばかり面倒だけど、明確に手順からパッチ内容まで公開してくれている人がいるので楽勝の部類。ここではフォント3つ「DroidSans.ttf / DroidSansJapanese.ttf / DroidSans-Bold.ttf」を作ればゴール。なお「DroidSans.ttf / DroidSansJapanese.ttf」の2個は同一のものでOK。
http://d.hatena.ne.jp/itouhiro/20121031
↑ 超楽勝解説 Migu 1VS/2DSフォントを手元で合成する方法 - itouhiroメモ
http://www.geocities.jp/meir000/fontforge/
↑ 少なくとも今回の目的には FontForge自体はこれでOK。

(2)フォント投入
対象端末の /system/fonts/ に(1)で作った3つのフォントファイルを設置する。もちろん要rootedだ。パーミッションは 644 なので忘れずに。

(3)設定変更
対象端末の /system/etc/fallback_fonts.xml を編集する。
<family>
 <fileset>
  <file>DroidSansJapanese.ttf</file>
 </fileset>
</family>
上記1段落を familyset の下に挿入する。

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あとは再起動すればOK。
こういうフォントは1個持ってりゃ他の端末にも流用できるからなあ…

ってメイリオKEを使えばもっと楽チンだったんじゃないかといまさら気付くw
あとでやってみよう。
posted by JUD at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネットワーク

2012年10月24日

SK17i(3)

カスタマイズをもう少し。

キー設定を変更。VolumeUP/DOWNとHOMEキーでのWAKEを抑止した。どうせデータ通信専用端末でVolキーはほとんど使わないし、必要なら電源入れればいいし、ポケットの中で勝手にWAKEしてしまうデメリットに比較すると…やはり抑止だよね。キーボードOPENでWAKEするのは抑止する必要はないんだけど、これどこで設定してるんだろね?

/system/usr/keylayout/pm8058-keypad.kl

< key 115 VOLUME_UP WAKE
< key 114 VOLUME_DOWN WAKE
< key 102 HOME WAKE_DROPPED

> key 115 VOLUME_UP
> key 114 VOLUME_DOWN
> key 102 HOME

参考:
http://blog.judstyle.jp/article/55323034.html
堕日記 - S51SE(4)

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宿題。

・オートマナーPlusが正常に動作しない(画面表示様式の変更が原因。暫定回避可能)
・タイミング次第なのではないかと推測しているLockウィジェット
・キーボードでの日本語入力の挙動チェック
posted by JUD at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネットワーク

2012年10月17日

9821Xa7メンテ

PC-9821Xa7をまた延命。お前はハッブル宇宙望遠鏡か。

もともとHDDが続々と昇天してゆく状況で一旦は維持を諦めたものの、アホみたいに安くなったコンパクトフラッシュをIDE直結したことで部品の目処がついて維持することにして現在に至る。
とはいえ大規模な手入れは多分今回が最後になると思う…

今回の改修ポイント:
・バックアップ電池の VL2330 を新調。
・HDD代用フラッシュを大容量のものに交換。
・不審コンデンサの交換と掃除(詳細は省略)。

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○ VL2330

バックアップ電池はNECの保守部品番号だと『BL001』で、中身はそのままVL2330。バナジウム・リチウム二次電池で、放電:3V,50mAh(連続標準負荷0.1mA)充電:3.4±0.15V 充電電流2mA以下 というスペック。本当はリード線つきのものが欲しかったが いつでもすぐに希望のものが手に入るわけではないので、今回は鈴商にて VL2330/VCK を調達(単価は@480)。VCKではリード線が付いていないが、端子に半田メッキされているので、加工の難度は低い(が、半田付けのときにチンタラ熱してると簡単に壊れる)。

VL2330の注意点としては『深深度放電は寿命を大きく縮める』『完全放電から満充電まで定格で50時間くらい』くらいなもので、半田付けさえミスしなければどうということはないよね。

PC9821Xa7RR-Bay右の写真で左に写っているのはIDE-CF直結基板2枚をM3ビスナットで留めたもの。右側が今回据え付けたVL2330で、3.5HDD固定用ビス穴からM3ビス2本とプラ板でテーブルを作って固定した。

PC-9821Xa7の場合は100Vパワーユニットの真下にBL001が設置されているので、これを交換する。今回は、次の電池交換のときにパワーユニットを捲らなくても交換可能なように長いリードで引き出した。HDDを放棄してIDE-フラッシュで済ませてるからスペースが余ってるので、HDDベイまで引き出した。リード線はパワーユニットとCバスボックスの間から引き出すとよろしいかと。

本当は23mm電池ソケットなどを使うのが筋なのだろうけど、そんなに手間を掛けてもしょうがないし、端子付きしか手に入らない状態で端子を始末してソケットに挿入するリスクを考えると、直結でいいんじゃないかな。あと 自分でなんとかしようと考える人は大丈夫だと思うけど、絶縁忘れんなよ。

工作が面倒だって?
中古98専門店でコネクタ付きのBL001互換品を買えばいいよ。
高いけどなw

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○ 大容量フラッシュ

大容量とはいえ、9821Xa7では使えるディスクの容量に限りがある(というかそもそも新品のHDDを調達できない理由もココにある)。オフコン保守用のSSDならいくらか選択肢はあるけど、これまたお値段がかさむのでコンパクトフラッシュを使うことになった。

こっちの問題点は『16bitFATは領域あたり2GB』『アクティブにできる領域は4個』『ハード的4.3GBの壁』くらい。まあ4GBのコンパクトフラッシュあたりを調達すればいいんじゃないかな、500円くらいからあるし、何枚か持っておくといい。これも上のほうで貼った写真の通りIDE直結してやればOK。

大容量にしたことで出た問題はひとつあって、RAMDISK.SYSを使ってRAMディスクを作成・使用している場合、パラメータ設定によっては立ち上がらなくなる可能性がある。常駐時に指定するパラメータにセクタサイズががあり省略可能なパラメータであるけど、省略した場合は起動ドライブのセクタサイズにより決定される。そのため省略可能なまま起動ドライブを1GB超などに拡張すると、セクタサイズがRAMDISK.SYSの限界を超えて起動できなくなる。
もしRAMDISK.SYSを使っているなら、CONFIG.SYSの設定を確認し、省略されているならセクタサイズを明示してやる必要がある。

例)
< DEVICE=RAMDISK.SYS 14848 /E
> DEVICE=RAMDISK.SYS 14848 512 /E

起動まで出来ることを確認したら、後は複製を作って仕舞っておく。

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まあ電源とメインボードさえ生きていれば あとはコンパクトフラッシュやCDドライブと電池くらい。どれも消耗品ばかりなので、どっちかが壊れるまで現役でいさせよう。

ところで部品取りに使おうと思ってもらってきたけど使わずに終わった Canbe どーすっかね…w
posted by JUD at 13:37| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネットワーク

2012年10月16日

SK17i(2)

というわけでSk17i/ICSの続きを。

4.0/ICSになって2.3/GBから変わったところ(UIとか挙動とか)。

・通知バーのアイコンが圧縮
アンテナピクトとプロトコル表示が一体になった。今まで『3G/H』『凵xという別々の表示だったから、だいぶすっきりしたように感じる。小さい画面だとそれはそれでストレスになるかもしれないけど俺は気にならないなあ。

・ロック画面
GBではパターンロックに設定すると、アンロック手順が『スライド->パターン』という手順だったが、ICSでは最初からパターン入力を求められ、1手順少なくなった。もともとパターンロックを導入したのは ポケットの中で勝手にアンロックされるのを避けたかっただけなので、これは便利になった。というかGBのほうがバグってただけなのでは?
しかしながら一方で、アプリから画面をロックするアプリを使って画面ロックしようとしても上手く行かない。画面ロックはされているんだけど、スクリーンオフ->画面ロック->スクリーンオンになってしまう… 画面ロックなしの設定にすればにすればスクリーンオンにはならないところから、多分ロック画面を設定したところで画面が起動しちまうんだな。これじゃ意味ねえよ…
機能だけ見れば Yast/InvisibleLockScreen が機能を充分果たすんだけど、名前の通り完全に透明なウィジェットで使い物にならねえ… 場所も占有するし、これ まったくInvisibleな必要ねえだろw
色々さがしてはみるが…

・はい/いいえ
ダイアログに選択肢が現れる際の並びが左右逆になった。今まで『はい/いいえ』だったのに慣れているからか、左手だけで支えてるから『はい』の位置が遠くなったこともあり『いいえ/はい』という部分でストレスを感じる。ちなみにこれは『はい/いいえ』に限ったことではなく、ダイアログ全般に影響しているようだ。利用者側(俺)の慣れで軽減してくれるといいが。ICS/GBを混在させる運用は注意。

・表示情報量が増加
これは単に今風の 高解像度で大きい画面 にあわせた変更だろうけど、設定などシステム系の選択部分で2〜3割ほど表示量が増えた。ハードでスクロールやカーソル移動を操作するキーがないスマートフォンでは、スクロールするのに一生懸命画面をスワイプしなければならず、それが減ったという点でかなり好ましい。
これは背景として 画面の解像度が全般的に向上したというのもあるだろうけど、表示だけじゃなくてタップの精度も上がったからだろうか。

他の細かいところ。

・標準ブラウザがまともに見れる程度のモノになった。タブテキストの様式も変わった。
・全体 あるいはアプリ別の通信量に関する制御が出来るようになった。
・設定項目のツリー構造などが整頓されてだいぶ変わった。
・WiFi有効化から送受信までに掛かる時間が短くなった。
・スクリーンショット取得が標準機能(VolDown+Pow長押し)になった。

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カスタマイズ(前回の続き)

・バックライトの設定
照度センサーによるバックライト制御の無効化。LCD及びバックライトとキーの制御を無効化している。"leds/lcd-backlight"の部分ってS51SEでも使えるんじゃないのかな、今は間に合ってるけど 次に初期化かアップデートするときに試してみよう。

< echo 1 > $dev/lcd-backlight/als/enable
> echo 0 > $dev/lcd-backlight/als/enable
< echo 1 > $dev/button-backlight/als/enable
> echo 0 > $dev/button-backlight/als/enable
> echo 0 > /sys/devices/i2c-0/0-0040/leds/lcd-backlight/als/enable

参考:
http://blog.judstyle.jp/article/55323034.html
堕日記 - S51SE(4)
http://form20120307.blogspot.jp/2012/05/sony-ericsson-xperia-mini-pro-sk17i_22.html
遊馬2の備忘録 - Xperia Mini Pro SK17i、画面のチカチカ(ちらつき)

・テザリングウィジェット
標準では テザリングのON/OFFをトグル切り替えできるアイコンがないのな。Hotspot Widget が評判いいらしいので試してみようと思ったけど ICSは対応してないらしいので、Fattin | Hotspot Toggle Widget を突っ込んだ。EMOBILEはテザリングトグルウィジェットを標準装備しているので、この辺何も考えなくて良かった ということだろな。

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試しに イオンSIMでバッテリどれくらい持つんだろ? と、WiFi-OFF・同期-ONで放置してたら75時間くらいで残り4%になった。残量-時間グラフは綺麗な直線だった…が、他の基準がないのでイマイチわからんな。EMOBILEのS51SEもWiFi-OFF・同期-ONで同じくらいだったと思うんだが。
まあ日に1〜2通のメールと目覚ましアラームしか使ってないフィーチャーフォンが1週間以余裕で持つことを考えると差はあるが、そこまで求めるものでもないしね。普段はS51SEだけで済むので、電源OFFの状態で鞄に放り込んでおくという用途に切り替えてもいいし。

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All-Oneに注文してた純正バルクのバッテリEP500がエアメールで届いた。S51SEとSK17iで共用できるんで2個注文、送料含めて1個辺り750円くらいか。一応3,000円も出せばEMOBILEショップで買うことはできるそうだけど、どうせ使うものだがすぐ必要なものではない…ということで台湾から。

HTC Libertyのとき、互換バッテリ2個をすぐに仕入れておいたんだけど、言うほど消耗しないものだったので取り越し苦労かな、という気はする。Rootedでキャリアメールアプリの常駐もしないとなれば、テザリングでもしない限り平日1日は平気で持つからなあ。XperiaMiniもLibertyも、朝に満充電で持ち出して、帰宅する頃で25〜40%くらい。深深度放電しない使い方ならバッテリ寿命はそんなに落ちない。カタログ通りとは言わんけど毎日充電しても1年半くらいは余裕で使えるだろう。

※ WiFiRouterのWM3600Rは1日ギリギリ持つから…と残り10%くらいまで使って持ち帰って充電、ということを繰り返してたら 2週間で電池の性能が目に見えて劣化したのは記憶に新しい(電池の特性とか機器の特性から考えて不満)。WM3600Rは、電源供給可能なオフィス以外で使うなら モバイルバッテリで充電しながら使う前提で考えないと…。

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宿題。

・オートマナーPlusが正常に動作しない(画面表示様式の変更が原因。暫定回避可能)
・タイミング次第なのではないかと推測しているLockウィジェット
・バックグラウンドで忙しく送受信してるXperiaギャラリーの挙動チェック
・キーボードでの日本語入力の挙動チェック
posted by JUD at 16:46| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネットワーク

2012年10月07日

SK17i(1)

SK17i.jpgというわけで買ってきた Sony Ericsson Xperia Mini Pro こと SK17i をいろいろいじってみた(というほどいじっていない気もするが…)。ま、1年も経った機種なんで道はとっくに拓けてて面白さというよりは必要に迫られてRoot化するだけなんだけど。

今回の作業分はこれだけ。
(1)Root化
(2)4.0/ICS化
ちなみに端末は某店で買った香港版。キーボードはインターナショナル版で電波はバンド1/9のSBMと相性がいい設定。ベースバージョンとかビルド番号は諸事情により省略するけど、ビルド番号はネットのあちこちに転がってるものとは違うフォーマットだった。

まずは端末を初期化して Root化しなくてもアンインストールできるアプリを片付けておく。ついでにWiFiも有効化しておく。

http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1321582
[04/Jan][ROOTING/UNROOTING] DooMLoRD's Easy Rooting Toolkit [v4.0](zergRush Exploit)

Root化。通称SEUS(SonyEricssonUpdateService。今はエリクソンないけどw)とPCコンパニオンは先に入れてなければ、USBドライバのために入れる必要がある。ToolkitはUSBDebugをONにして起動したまま接続して runme.bat を叩くだけ。成功したら Superuser っていうアプリアイコンが作られているはずだし、心配ならRootが必要なアプリをインストールして使ってみればいい。

http://www.mediafire.com/?vrlkpgip1ilp78b
Xperia-ROOT.rev3.zip

Rooted状態をICS化したあとも残すため、 01-local-prop.cmd を叩いておく。「DO NOT factory reset」 「UNMARK wipe data」 「please press ENTER key to exit . . .」と表示されるのでそれで終わり。Root化が失敗するとその旨表示されるので注意。

SEUS
4.0/ICS化(公式アプリによる)

SEUS(SonyEricssonUpdateService)を立ち上げて、指示に従い最新化すればICSインストールできるはず。時間は10分か15分くらいか。USB接続するときにVolDownキーを押しながら接続するのを忘れない。あと前出「UNMARK wipe data」の通り、SEUSのアップデート時に「推奨」を選択すること。ここで初期化すると 01-local-prop.cmd で退避しておいたRooted状態まで初期化されてしまう。

再び…
Xperia-ROOT.rev3.zip

引っ掛けておいたRooted状態を戻す、 02-push-root-files.cmd を叩く。「root shell FOUND」って表示されてエラーっぽいメッセージが出てこなければRootedになっている。これでRooted-4.0/ICS端末の出来上がり。

残りはそのうち書く、そのほか確認中の…

・Lockウィジェットの相性が悪いのか、Lockして画面ブラックアウト後0.5秒くらいでLock画面が表示されてしまう(画面がSleepされてくれない)。原因は探ってみるけどたぶん駄目なので、他のアプリで正常に動作するものを探す。

・S51SEほどではないものの、暗めの画面設定のとき 照度センサーにより画面の明るさが変わるのが気になる。基本的に暗めの室内という照度が閾値に近く、ソニエリの開発が全く実情を理解してないと毒づきたくなるな… ハック予定。

・イオンSIMとの相性は今のところ良好。2,100MHzのみ利用可能な状態だけど、俺個人の暮らしぶりだと 都市部にいれば困ることはあまりない。ちなみにアンテナピクトは沈黙するけど、通信時にはI/Oマークは点灯する。一方でICSだからか、S51SE/2.3のように通知バーに黄色いエクスクラメーションマークが出たり、ロックスクリーンに「接続がありません!」って趣味の悪い警告がデカデカと表示されることはない。「緊急通話のみ」という小さな注意書きは出る。

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何に使うんだ? って?

考えてねえよw

まあEMOBILEの1,700MHzがSBMのLTE等で混雑して使い物にならなくなったら、2,100MHz帯とプラチナ900MHzを使うために、EMOBILEのSIMを挿してみるかもしれねえなあw
posted by JUD at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネットワーク

2012年10月01日

EMOBILE陥落

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121001-35022458-cnetj-sci
ソフトバンク、イー・アクセスを買収へ Y!/CNET/日経

とりあえず日経の報道の(16:30時点。17:00からSB孫社長が記者発表するという予告をしている)時点で思いついたこと。

○1 3Gは統合されて900/2100が使えるようになる(ワールドワイドモデル流用可になる)
○2 SBMの2100は地下鉄駅間でEMより先行している
×1 1700をLTEに引き渡して3Gで使えなくなりEM-ONE死亡
×2 混雑時でも音声利用者が少ない1700の繋がりやすいメリットがなくなる
×3 料金が上がるか複数回線割引の廃止
×4 端末支払い金額が割賦前提になる(一括が割高になる)
×5 発売端末のSIMロックが復活する
×6 発売端末のアンインストールできないクソアプリが増える
×7 料金プランが増えて面倒になる
×8 個人情報を握られる相手が増える

…ほとんど、というかまるでメリットがねえ…。メリットの1個目に至っては、ユーザが現状そんなに困っていない1700を手放すことが条件だし、SBM端末以外で割高な料金設定というのも充分にあり得る話なのでメリットになっていない。メリットの2番で挙げた地下鉄走行中の通話に関しても、俺の場合まるでメリットにならないので…。

いちばん大きいデメリットと言えばやはり6番だな。素のAndroid端末や EMの余計なアプリの少ない端末に慣れると、はっきり言って足を引っ張るだけのSPモードのようなアプリは許せないし、モバグリのアップデートに責め立てられるストレスは我慢できない。そうなったら、値段据え置きという条件付きだけど…Rooted可能な端末か、あるいは自分で調達できるワールドワイドモデルが使える、というのが契約続行の最低条件になっちゃうなあ。

--17:05--

http://webcast.softbank.co.jp/ja/pdf/20121001_01/20121001_01.pdf
正式に発表。オワタ/(^o^)\
posted by JUD at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネットワーク

2012年07月06日

WM3600R(2)

1ヶ月ほど使ってみたところ。いつもより多めにWindowsUpdateやSymantecアップデートなどを処理したけど1.7GB程度の通信量。

・速度はまあまあ速い。電波環境が多少悪くてもカバーできる基本スペックはある。

基本的なRouter機能はしっかり作ってある(NECの仕事である)から、最高速度に余裕があるということもあって、繋がってさえいれば速度の問題でストレスを感じることはあまりないし、値段どおりの性能はあると思う。

・ユーザー数はあまり多くないが中継施設もそれ以上に少ないので、混雑に弱い。
・電波環境のあまりよくないところで数人同時に使うと回線の奪い合い。
・一遍切れたら再接続に時間が掛かるので繋がりにくいのは繋がらないのと一緒。

オフィス街などでは13時から17時くらいまで絶望的に混雑する。電波強度は充分でも、回線の奪い合いに負けると切断-再接続で15秒くらい掛かり連続するので、電池減るのが早いし15分繋がらないとかいうのもザラ。オフィス街など利用者が多いところではHSPAと比較してしまうと悪いところばかり目立つ。

・バッテリーの持ちに不満

朝9時半から18時まで『ギリギリ持たない』。ギリギリ持たないのなら充電しなきゃならないというのは一緒だから、全然持たないのと大して変わらない。テストして気付かなかったのだろうか。HSPAなど接続が早い方式ならともかく、接続に10秒以上かかるWiMAXで電池節約のためにいちいちSLEEPさせるという選択肢はありえない。

・外観に不満

その『耳』部分は意味あんのか? 可能な限り小さいほうがいいし、でかでかと『WiMAX』って書いてあったり、本体色に関わらず認可マークなど記載の裏面シールが白いなど、全体的に野暮ったい上に目立つというか刺々しい。

・AP2系統あるのに…
APが2系統あって独立したSSIDを割り当てられて、別々のプロトコルというか暗号化方式を使えるという仕様。片側APを止めたり起こしたりという処理を出来るボタンが欲しかった。普段はSSID非公開のAP1で使い、オフィスではSSIDブロードキャストしないと都合が悪い(※)のでAP2で使うという使い方だと意味ねえ。
※WindowsXPの仕様による。

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という、全般的にはまあいいんじゃないかな、という感想ながらも、はっきりと言えることでは悪いことのほうが多い、というか目に付く。月ごとの契約で割高ではあるけど、他のデータ通信がディスカウントしてくる様子、俺はストリーミングとかあまりやらないので通信量制限つきの安いプランを伺いながら使ってる。

…って書いたそばからまったく繋がらなくて、結局 E-MOBILEで繋いでブログ更新だわ。WM3600Rはそこそこいいハードだと思うけど、いかんせんWiMAXとUQがもうダメすぎる。持ってる設備に対して売りすぎだろう。まったくおすすめできない。
posted by JUD at 13:38| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネットワーク

2012年06月07日

WM3600R(1)

遅まきながらWiMAXを導入してみた。有線LAN機能など使うかわからないけど、せっかくだからとクレードルも買った、充電くらいは楽になるだろう。あわせてだいたい1万7千円。とりあえず1週間使ってみた感想とか。

スピードには不満はない。今まで7.2MBPSのSonyEricsson mini/S51SEだったので比較にはならないと思うけど、回線がアクティブならレスポンスもそこそこ早い。ネトゲするのでなきゃ充分じゃないかな(ネトゲしたい人は知らん)。

電波の入りが悪くて切れたあとの再接続が3Gよりだいぶ遅い。ハンドオーバーも遅いらしいから使ってないわけだけど、どっちにしろ電波状態が不安定な状態で使うものではないというところは割り切らないといけない。盲点というか困りモノなのが、ブラインドを下ろしたオフィス(もっとも3Gでもそれは大して変わらない)。
休止状態からのウェークアップも10〜20秒程度掛かってしまうので、そういう点ではPocketWiFiアイコン叩いて4秒のスマートフォンとは勝負にならない。クライアント側でWiFiを絞れば、WM3600Rを休止状態に落とさなくても充分バッテリーは持つ。

バッテリーはPCぶら下げっぱなしの9時間ほどでほぼ使い切る。朝9時から夕方18時までちょうどいいという考え方もできるけど、少しでも残業するとお陀仏。休止状態を挟めばもうちょっと持つのだろうけど、どっちみち目一杯残業した場合追いつかないので途中で充電するか、あるいは別のテザリングを考えよう。

設定変更はWebブラウザで設定画面を開いて設定を変更し『保存』ボタンをクリックすれば即座に反映されるが、さらにそこから別の『設定保存』ボタンをクリックして二重に保存しておかないと、再起動時に設定が失われる(バッテリが尽きた場合を含む)という謎仕様。もうちょっとまともな名前を付けるとか、そういった構造の説明をしてくれればわかるのだけど、さっぱりわからず数度設定を飛ばして理解できた。とにかくNECの説明書は一事が万事この調子で、墓の下で矢野徹御大もお怒りであろう。
設定が飛ぶと書いたけど、もちろんSSIDも飛ぶからな! 気をつけろw

黒筐体に白のラベルって目障りだよな。
それに、お値段に比べて外装がチープすぎて困る。

遠出する予定はないので当分はオフィスでの使用だけかな。とはいえ今の客は開発を大陸中国に投げ始めてるので、俺の食い扶持のほうが心配だわw
posted by JUD at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネットワーク

2012年04月16日

S51SE(4)

S51SE(SonyEricsson mini)のアップデート(4.0.2.A.0.74)が来たけど、Rootedの4.0.2.A.0.61で設定項目のアレコレをいじりまくっていてアップデートするのが面倒だったので、まとめ。ついでにRootedでなければできない各種設定項目変更とアンインストールのメモ。hw_config.sh等が工場出荷時状態に復元できればRootedのビルド61からでもアップデートできるらしいけど、確認はしていない。

1.バックアップ
俺の端末はバックアップするようなデータがないので、バックアップする必要なし。連絡先情報やメールなどは全てGmailだし、各種サウンドデータなどは全てSDカード内に収めているから。

2.工場出荷時状態への復元
工場出荷時の4.0.2.A.0.58への戻し手順ということになる。WotanClient3(WC3)を使ってビルド58へ戻す。
WotanServer.comでUSB-FlashドライバとWC3をダウンロード・インストールする。
・『Sony Ericsson Xperia mini S51SE Firmware Flashing』はPayPalで1.99ユーロ。
・WC3を立ち上げて進める。
・指示に従ってS51SEの電源を切ってバッテリーを抜いて再装填、VolDownキーを押しながらUSB接続する。画面が進んだらVolDownキーを放していい。
・AdvancedをON, Japanese, ビルド58を選択し進める。ダウンロードが始まったらそこから数十分(俺の環境では30分近く?)かかるので、ピザでも食ってろってことで。
・エラー表示されずに再起動しろという指示が出たらケーブルを抜いてアプリを終了してS51SEの電源を投入すればOK。

3.Rooting
Root化。XDAからDooMLoRD’s Easy Rooting Toolkitをダウンロードして任せる。
・ダウンロードしたファイルをunzipする。
・S51SEのUSBデバッグを有効にしておく。
・S51SEとPCをUSBケーブルで繋ぐ。
・runme.batを実行させる。エラーメッセージが出ないか確認。

4.Root確認
心配性な人はrootを要求するアプリをインストールして立ち上げればRootedされているか確認できる。もちろん俺も心配性なのでESファイルエクスプローラで確認したという…。USBデバッグはOFFにしておいていいぞ。

5.アップデート
ビルド74へのアップデートを実施。SIM挿して(俺は4.の段階で既にSIMを挿していた)普通に3GでアップデートすればOK。WC3データダウンロードが遅い理由でもあるけど、他の用途で使ってるのでウチのWiFiは大して速くないから試しておらず、WiFiのほうが速いかは知らない。

6.Root確認
心配性な人は(略)

7.システム設定
ここからが本当にやりたかったことで、各種システム設定について修正。当然バックアップは取っておく。今回の修正は4項目だけで、上から順に『1.カメラシャッター音強制ONを有効→無効』『2.バックライト自動調節を有効→無効』『3.バックライト照度オフセット底上げ』『4.バックライト明るさ底上げ』『5.HOMEキーでWAKEUPしない』という5点(完全に理解してやってるわけではない…)。

/system/build.prop

< ro.camera.sound.forced=1
> ro.camera.sound.forced=0

/system/etc/hw_config.sh

< echo 1 > $dev/lcd-backlight/als/enable
> echo 0 > $dev/lcd-backlight/als/enable

< echo 3,2,2,0 > $dev/lcd-backlight/als/params
> echo 3,2,2,3 > $dev/lcd-backlight/als/params

< echo 1,30,255,54,52,1,65 > $dev/lcd-backlight/als/curve
> echo 1,30,255,154,52,1,65 > $dev/lcd-backlight/als/curve

/system/usr/keylayout/pm8058-keypad.kl

< key 102 HOME WAKE_DROPPED
> key 102 HOME

このうち3.についてやっておかないと、照度上限が低いので晴天屋外で最大照度にしてもろくに使い物にならないレベル。4.で第3第4パラメータをそれぞれゼロにするというパッチが2chやGlideNoteで広まっているけど、『つねに暗い状態の照度とする』だけなので晴天屋外で詰むから底上げは必要。プリインストールのバックライトON/OFFウィジェットを置いておいて普段は減灯しておけば充分。

再起動を忘れないように。

8.アンインストール
所有者のお望みのまま、動いて欲しくないしストレージを圧迫するアプリをどんどん消せばいい。
代表格としてはプリインストールされていてアンインストールできないm○bageのアプリがあるが、8KBの小さいアプリながら『アプリをアップデート(つまり完全版のm○bageアプリをインストール)しろと通知が出続ける』とその内容は凶悪。ぜひアンインストールしていただきたい。
あと静かだけどGREE、ぶっ壊れてるソニエリ系・イーモバ系のアプリストアや余計な案内系なども削除していいぞ。
Google+やFacebookは使わないけど特に困ってないから消してない。使ったのは『スマートアンインストーラ - Dami App』で、そのまま入れっぱなし。

参照/参考.
Glide Noteのいくつかの記事
IS11Sのrootを取ってやったこと。 - Nya-buro.net

総括.
照明に関する問題はソニエリminiではみんな不満があると思うけど、上記の通りの設定で『自動照度変更ウザい』『2chで書いてあるとおり(不完全に)自動照度変更殺したら暗すぎる』は解消するはず。こういう機能はRootedでなくてもON/OFF選択できるようであるべきだ。
カメラの似非シャッター音に関してはOFFにすると却って使いづらくなる。デジカメはシャッター切ったタイミングでシャッター音が出ないし、ファインダー内でミラーが動くわけでもないので、シャッターが本当に切れたかという確認をいちいちしなくてはならない。普段はシャッター音ONで、本当に必要(もふもふ)なとき4.0.2.A.0.74にOFFにできるということだけでも意味はあるなあ。出来れば画面上でタイミングがわかる演出が欲しい。
WotanServer.comは最近FREEライセンス切ったようだけど、1.99ユーロ程度ならまあ支払ってもいいやという額。というかこういう人に支払うのはまったく吝かではないので、続けて欲しいもんだ。
posted by JUD at 10:52| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネットワーク

2012年03月22日

S51SE(3)

S31HT(HTC Aria/Liberty)のVolUPキーがダメになったので、S51SE(SonyEricsson mini)を本運用開始。

・たまにディスプレイのどこかがタップしたままになってしまい、スクロールしようと思ったらズームイン/アウトしてしまう。
・SIMをEMOBILEのものに正してもセルスタンバイはそれなりに電力を使う。

あと、
Glide Note - Sony Ericsson mini(S51SE)の輝度自動調整を無効にした
に従って自動輝度調整をオフにしていたけど、$dev/lcd-backlight/als/curve へ送っている閾値を『明るくても暗い状態と同じ輝度』という設定にしているだけなので、基本的に暗すぎて『Android設定で輝度MAXでも晴天の屋外では見れたもんじゃない』という状態になってしまった。普段はほぼ室内で生活している身分なので問題ないかと思ったけど、これでは外出時にまったく使い物にならなくなってしまうので、
echo 1 > $dev/lcd-backlight/als/enable
echo 3,2,2,0 > $dev/lcd-backlight/als/params
echo 1,30,255,54,52,1,65 > $dev/lcd-backlight/als/curve
あたりをちょっと弄ってみることにする。enableをゼロに、params4(offset)を3に、curve4(基準明るさ?)を154にするとひと目でわかるほど明るい…と思うけど、比較画像がないとイマイチ差がわからないなあ。あす屋外で試してみよう。

ブラウザはMSM7227などと比較するのはかわいそうだけどMSM8650だけあって速い。あたりまえかw
posted by JUD at 02:13| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネットワーク