2024年05月09日

バイク電装品整備

バイクを買って、全部バイク販売店に任せようとしたけど、自分でできることは自分でやってみようと思って、実際にやってみた話。こんな素人blogを参考にする人がいるかは正直怪しいけども、しっかり文章でまとめておかないと忘れそうだから、書く
車種はスズキ ジクサー GIXXER 150/2023 (GSX150R 8BK-ED131)。
やったことは、
ETCアンテナ移設
ドラレコ装着 2カメラ+GPS ミツバ EDR-21Gα
メーターバイザー装着 エンデュランス スモーク ショート
キーON連動 12V電源2系統を準備

まず、すべての追加電装品の電源は基本的にバッテリー(=オルタネーター)から直接取得して、リレーを介して給電することに決めた。電源を取り出すためにバッテリーからGND/+12Vをリレーに結線。リレー駆動はテールランプからキーON時の+12V(以下、ACC)を窃取するパーツがキタコから出ているのでこれを使って拾う、すべての電源分岐にヒューズを付ける、というところまでは事前にざっくり決めた。
KITACO 電源取り出しハーネス スズキ タイプ1 [Amazon]

ドラレコは前世代の2カメラGPSモデル。GPSなんか何に使うんだという話はさておき、普段は何か事件事故が起きないとドラレコの画像なんてチェックしないので、正確なRTCの保持と場所の記録はできておいた方がいい。たいして値段かわらないしな。
バイク専用ドライブレコーダー EDR-21GA [Amazon]

パーツカタログはスズキWebサイトのサポートページから拾って来られる。
https://www1.suzuki.co.jp/motor/support/parts_catalog/dl/

作業場所は実家の兄上の車庫。工具や端材はたくさんあるから勝手に使えとのこと(まあ結局作業を手伝ってもくれたのだが)。滞在は9日間できるから十分だろう。

バイク購入店で作業の様子を見せてくれとは言えないし、今バイクを保管している場所もバイクをバラせるようなところではないので、まだ中身がどうなっているか確認できていない。お値段次第ではあるが 使いそうな部品は確信が持てなくてもあらかた注文しておき、足りなかったら現地でバイクパーツ店かAmazonで買い足す、で現地へ向かう。

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2024/4/28

600km走って現地入り。詳細は旅の記録の方で書いた。
到着していた通販の各部品を検品した。

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2024/4/29

電装品配線:

初マスツーリングから帰ってきたので「飲んで寝るか」と思ったら 工具および場所提供の兄上が「お前のバイク 今やろう、すぐやろう」とか言い出して、そのまま作業開始の流れに。説明書pdfを取り急ぎダウンロード。昨日検品したけどさあ… バイクいじりたくて、自分のでも他人のでもいいんだな。そういうの好きでしょ。知ってる。(この件だけじゃなくて、5/5のツーリング終了後にも同行者のブレーキ液交換手伝ったり、同行者のオイル交換指導したりしてた)

新車購入時に店舗でETCを付けてもらったけど、どうやってACC+12Vを取得しているか確認できていなかったのでリヤシート下を剥いてみたら、買ってきておいたパーツと同じ品物が使われていたので、2連結した。ETCは常時通電が必要ではないのでACCから3Aヒューズを介して直結されていたが、ACCは10AまでOKで、リレー駆動なら特に気を使う必要もないということでETCは手を付けないことにした。
ED131リレー固定位置リレーは amon 4極リレー 3235 [Amazon] を使用した。同じメーカーでもっと小さいリレーはあったが、5極リレーなので余計な線が出てしまうのと、固定する方法に収拾がつかなくなるので、ねじ止めできる3235をチョイスした。
『パーツカタログ FIG.155A (1-B-15) エアクリーナ 3 キャップ』を留めている『15 スクリュ』でちょうど固定できる(樹脂部品にはまってるネジなのでちょっと丁寧に作業)。ラバーのエアクリーナカバーが多少めくれるが、バイク店で買ってETC付けた時点でもう一部めくれていたので今さらそのことは考えない。どうせ夏になれば暑くて変形するだろうしな。

ED131バッテリー露出バッテリーを露出するために左中央のカウルを外す必要があるんだけど、パーツカタログで確認している間に兄上が外してしまった。ボルト3本を外したあと、プッシュリベットを押し込んで外さずに力(物理)で抜かれた… そーゆートコだぞ。このプッシュリベット、見た目は壊れたり変形はしていないけど、要注意&経過観察だな…
このカウルの外し方は、ボルト3本にプッシュリベット1個を外して、後方側を外側に引いてからカウル内側の突起をフレームから抜いて、最後に後方にスライドだ。

リヤシート下のトレイ『パーツカタログ FIG.406A (1-D-6) ホルダ 5 ホルダ』はボルトナットではなくプッシュリベット『13 クリップ』で留めてあるので、アンカーを押し込んでリベットを引き抜く。アンカーを押し込みすぎてリヤカウル内に落としたり、リベットを壊したりしたときのために予備は買ってあったが、どうやら使わずに済んだ。
ED131リヤフェンダーホルダ下細くてアンカーは指では押せないので、5mm六角レンチで慎重に5mmくらい押すと手ごたえがあって、ここでリベットを引き抜けるが慎重にやろう。これを押し込みすぎてアンカーを落とす(出てくるまでカラカラいわしながら走ってる)人が一定数いるらしい、「X68000クロックアップのために分解したらネジ余ったというあるある」かよ。
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テールランプ (ACC/10Aヒューズ)

ハーネス分岐 → 3Aヒューズ → ETC

ハーネス分岐 → テールランプ (LED)

リレー ← [バッテリー&オルタネーター] → 3Aヒューズ → GND/+12V ドラレコ (RTC)

分岐
→ 3Aヒューズ → ドラレコ (駆動電源)
→ 5Aヒューズ → 12V(1)-シガーソケット
→ 5Aヒューズ → 12V(2)-オープン(未使用)

ED131ライダーシート下配線結果ETCとドラレコ以外に、12Vを2本生やした。今はまだ使わないし、用途としてはUSB充電と電熱ヒーターグローブになると思うけど、USB充電がそんなにたくさんあってもしょうがないので1個だろうから、片側の12V(1)はライダーシート下にシガーソケットを設置した。ハンドルバーなどにUSB端子を設置するアクセサリーはたくさん販売されているけど、(a)露出したUSB端子が怖いし美観を損ねる (b)壊れた時にまたシート下の配線からやり直し (c)多機能は美しくない、という3点の理由で、このようになった。普段はモバイルバッテリーでだいたいのことは賄えるので、それでは賄えないほど必要になったらライダーシートを開いて、ソケットに汎用USB変圧器を差し込んでUSBケーブルを生やせばいいだろう、という考え。
ハンドルバーにシガーソケットを据えるのも考えたけど、常用することは今のところない(ナビ代わりのスマートフォンをホルダーにつけているけど、これ安物だけど新品だから、ナビとオーディオプレーヤーまたはDL済み動画再生で12時間使ってもバッテリー半分以上残る)し、いい感じのフタ付き耐候性ソケットが見つからないので先送り。スズキ純正DCソケットがよさそうだけど、ミラー共締めなので場所が限定されるのと、角度的にあんまりいい感じに見えないので情報収集中。
ヒューズはすべてミニ平型ヒューズに統一。管ヒューズの方が小さいけど、ジクサー150の標準ヒューズがミニ平型で、ヒューズボックスに予備も入っているのと、手元の在庫管理の面でも、統一しておきたい(まあ実際のトコ、理由なくヒューズ飛んだら原因の解明および除去もせず「とりあえず」また新しいヒューズを挿すわけではないので、予備云々は主要因ではないのは当然)
amon ミニ平型ヒューズ 5A 5個入 3675 [Amazon]
amon ミニ平型ヒューズホルダー 3367 [Amazon]

一応リレー駆動ACC以外の配線は10Aの想定で線材を使用、バッテリーからリレーまでは20A想定で配線した。オルタネーターについて調べきれず、ジクサー250/2020(ED22B)のは500Wくらい出るらしいので、余裕を見てその半分としてもバッテリーからヒューズ13Aで156Wなら充分だろう。

GPSでRTC補正してくれるんだから主電源はバッテリー直結でなくてもいいんじゃね? っていう野次馬の意見も出たけど、住環境を考えるとガレージから出てGPSでRTC補正してくれるまでの数十秒がいちばん危険な見通しの悪い道路なので、ちょっとそこは譲れないポイント。GPSないモデルを使っている兄上は毎回スマートフォンアプリ使って時刻同期してから出るらしいが、手作業手順を増やしても忘れて後悔するだけ。仕事柄、コンピューター技術者は人間を信用していない。

電装品の電力配線はこの日であらかた終わってしまった。
ホントは自分で調べながら3日くらいかけてやる予定だったんだが…

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2024/4/30 (1)

電装再確認:

ED131リヤフェンダーホルダ下2配線については、ゆうべ実施した部分のいくつかをほどいて再度確認した。上の兄上だけじゃなく、途中で乱入してきた下の兄上まで手を出したので、一応チェックしておかないと、次に自分で何かしようと思ったときに詰む。
そしてホルダを戻す。リベットは(壊していなければ)再利用できる。

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2024/4/30 (2)

リヤカメラとナンバープレート周辺:

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PLOT ドラレコカメラステー DRS011 [Amazon]

ED131リヤカメラ配線固定位置とナンバープレートベースのクッションリヤナンバープレートに荷掛けしたくてフック付きのナンバープレートサポートを買った、ついでにドラレコもナンバープレート共締めで留めてしまおうと、既製品のステーを買った。
両方をナンバープレートと共締めしたら、純正ボルトの長さが足りなくて、純正は6x14.8だと思うが、6x20のネジに交換。下から「ドラレコステー」→「プレートサポート」→「ナンバープレート」の順に締めたら、プレートサポートと車体取り付け部の間にドラレコステー分の隙間ができたので、百均で粘着ゴムクッションを買ってきて挟んだ。(右写真の黄マーカー部)

カメラ配線リヤフェンダー後方 カメラ配線リヤフェンダー前方
リヤカメラ配線は完全にカウルとフェンダーを通すのは無理だったが、ナンバープレートライトの根元から、フェンダーの付け根までは通せたので、露出長さを200mmくらいまで絞り込めた。
M6ボルトを6本だか8本だか外せばリヤフェンダー『パーツカタログ FIG.474A (1-E-6) リヤフェンダ 14 エクステンション』が外せるので、『6 ブラケット』の脇を通してやれる。
ED131リヤカメラ配線固定位置とナンバープレートベースのクッション車体内に誘導するために、リヤフレームカバー『パーツカタログ FIG.445A (1-D-13) フレームカバー 7-n カバー』の隙間からリヤカメラの線を通してやれば、だいたい完了。端子が若干大きくて、フレームカバーを少し引っ張って曲げながらでないと通らないので壊さないように注意。フェンダーで露出している部分は、フルボトムしたときに緩んだカメラケーブルがタイヤに触れてしまうと思うので、1か所だけフェンダーにケーブルタイ&マウントベースで留めて、カウルの中でもケーブルタイで拘束。(右写真の緑マーカー部)

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2024/4/30 (3)

フロントカメラ:

フロントフォークに着けようと思ってそのパーツも購入していたけど、思いのほかヘッドランプが前に張り出していて画角を塞いでしまって、ちょっと無理だという判断。下の兄上はミラー共締めかフロントフォークから、やたらGoProマウントでの延長を薦めてくるが、ミラー共締めマウントは美しくないし配線が這い回るし、そもそもGoProマウントは使いたくないので、メーターバイザーのステーから手作りステーを生やして、1節だけGoProマウントを使うことにした。ミツバのGoProマウントを注文。
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(主語が若干デカい気はするが、GoProユーザーは常々悩まされているので、直接のネジの摩擦ではなく、ネジ圧によるGoProマウント結節の摩擦をまったく信用していないと思う)

それはそれとして、俺はミラー共締めとかハンドルバーにゴテゴテ付いてるのって下品じゃね? とか思う人種。バイザーはエンデュランスのものを選んだが、車種対応品としてデイトナのものがあるけど、あっちはウインドスクリーンという名目で大きすぎて、ミラーステーマウントなので選択肢に入らなかった。

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2024/5/1 (1)

ドラレコ各配線:

フロントカメラの位置はだいたい決まったので、ドラレコGPSセンサーとインジケーターを束ねて通す。ETCアンテナ購入店でミラー共締めステーに取り付けられていたが、一旦これも剥がす。だいたいの配置を決めてマスキングテープで仮止めして、耐熱スリーブでまとめて、ガソリンタンクの下を通してケーブルタイでフレームや純正の配線に引っ掛けていく。

配線を全部通してぶら下げて置いてトイレ行って帰ってきたら、下の兄上が寄ってきて「ドラレコのまだ繋がってないカメラとアンテナと電源のケーブル、結線しておいてやったぞ」とか申す。まだバッテリー繋ぎっぱなしなんだが用もなく通電させんのどうなの。しかもこれから畳んでカウルの隙間に押し込むから結局抜くんだぞ。そーゆートコだぞ。

ED131バイザー内側貼り付けメーターの上に、左から ドラレコインジケーター、ドラレコGPSアンテナ、ETCアンテナと3M両面テープで貼り付け。困ったときの3M耐候両面テープ。困ったときのスリーエム。前面にケーブルが3本ぶら下がるとはいえ、どうせここはメーターバイザーで隠れるので、ケーブルタイでまとめてマウントベースに引っ掛けて固定。
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2024/5/1 (2)

メーターバイザー:

メーターバイザーの中間でドラレコ前カメラの自作ステーを共締めするので、ここでメーターバイザーをビシッと決めておくことに。といっても、ドラレコとETCの各部品をメーターの上に着けた時に当たらないのを確認するために先に仮締めしておいたから、ただネジを増し締めるだけなので、特段の感想とかはない。
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とはいえ、このバイザーのウェルナットを3Nmで締めろっていう指示が説明書にあって、そんなのないので、同じ3Nmを要求しているスキーキャリア締めたときの感覚を思い起こして手で締めた。これはトルクドライバーが欲しいところ。トルクレンチハンドル買ってプラスのビットを買い増せばいいか。

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ED131ドラレコ本体設置位置2024/5/1 (3)

ドラレコ本体:

ドラレコ本体は、リヤシート下スペースのETCの上に押し込み。カメラ・スイッチ類のケーブル余分は折り返してクッションで包んで、フレームカバーの隙間に押し込んだ。ドラレコ本体は、いわゆる すきまテープを貼って転がしておいた。振動検出レベルの設定はデフォルトLv.3のまま明日試してみよう。本当はカードを出し入れするETC本体の下に置きたかったんだけど、ケーブルが生えてる方向と寸法的にちょっと無理だったのでしょうがない。すきまテープはとりあえずの処置、できればもうちょっと検討したい。

ED131リヤシートアッシ内側切削結果リヤシート側も加工が必要だったので、今回唯一、純正部品に侵略的加工を行った。(右写真の赤マーカー部)工具を固定するものでないし、このでっぱりが意味わかんないし、バイク店の人も用途はわからないと言っていたので。ダメだったら、あるいは壊れたら純正部品メーカー注文だな、八千円くらいだったと思うし。

そもそも論、ETCカードの出し入れがなければ悩まなくて済むのだが。
年額数百円程度ならETCカードもう1枚作ったほうがいいかとは思うが、四輪と二輪でカードを別にすると、どちらかがETCマイレージポイントを最大限有効に還元できる年間50,000円がクリアできない可能性があるんだよな(マイレージポイントはETCカード複数枚ぶんを合算できない)。こっちの還元率は10%なので、ETCカード1枚増やす数百円よりよほど大きい。

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2024/5/2 (1)

フロントカメラステー切り出し:

鋼材をもらって切って削って… と思ったら、まあ切る機材も出し入れが要るし、マシンで切ってグラインダー掛けるところまで兄上がやってくれた。どうも「こいつには無理だな」と思われているらしい。まあ自分でやると2回くらいは失敗して切り出し直しになるか、金やすりで何十分かゴリゴリする羽目になるだろうから、あながちハズレでもない。まあ失敗も体験の内だが、いまいち伝わってないっぽい。
仮取り付けして100km走ってきたけど画像は特に問題がなかった。画像が乱れているナンバープレート共締めのリヤのカメラに比べたらまったく問題ない。ただ衝撃検出はデフォのLv.3では敏感すぎる。ひとつ鈍感にしておこう。

あれだけ嫌がっていたのに、結局GoProマウントを1節だけとはいえ使ってしまった。胸の奥がモヤモヤする。ベース側は使用済みのお古を貰ったのでそれで固定(探して買えば似たようなのが千円くらいで買えると思うが、ありがたく頂戴した)
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2024/5/2 (2)

フロントカメラステー研磨:

ED131とエンデュランスバイザーに固定するフロントカメラステー仮取り付けで100km走って問題なかったので、このまま仕上げる。
塗装前に、加工時の素材の変形と錆を取るためにサンドペーパーで削る。削る。削る。あと面取り。
もう少しで完全に研磨終わるなー ってところで下の兄上が見に来て「磨きすぎだ。少しデコボコしてるくらいが塗料の乗りがいいんだ」などと。まあ気にせず研磨は続行。
なんのかんので1時間かそこら、音楽を掛けながらずっと磨いていた。いつもそうではないが、俺はこういう作業はたまになら楽しめるタイプの人類。自分の美意識として完全とは言えないけど、今回はここらへんで勘弁しておいてやる。

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2024/5/2 (3)

フロントカメラステー塗装(1):

夕方に塗装1回目。
これ使えよ ってアクリル塗料スプレー渡されたけど、塗装なんてプラモにラッカー筆塗りするか、同じくラッカーをエアブラシ塗装するか しかしたことがないので、作法がよくわからない。まあ垂れたら削ればいいや って思って吹いたら案の定垂れた。粒子が大きい、タミヤのいちばん安いエアブラシだってもうちょっと奇麗に塗られると思うんだが。
プラモだったらパテ盛って削ってサーフェーサー吹いて磨いて… っていう定番の手順があるが、塗料缶に「金属にもそのまま塗れ」って書いてあって「ホントか?」とか思いながら、とりあえずきちんと脱脂だけして吹いてた。

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2024/5/3 (1)

フロントカメラステー塗装(2):

ひと晩置いて朝イチで2回目の塗装。
ステーを失った前カメラはクッションでくるんでマステでブラつかないよう留めて、設定変更した衝撃検出のチェック走行。わざと「これは検出されなくていいが頻繁にはない」程度の大きめの段差をいくつか通過したが、1個だけ衝撃検出していた。具合がよさそうなのを確認して終了。

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2024/5/3 (2)

フロントカメラステー塗装(3):

夕方3回目の塗装。
やっぱり奇麗にならんな。金属素材の削り切れなかったところが塗料でカバーできておらず、歪んでいる。次がいつになるかはわからないけど、次は野次馬の言うことは聞き流してちゃんと削って、マシな道具で塗ろう。あと金属塗装について少し経験と知識を積んでおきたい。
とはいえ、今の手持ち材料だとこれ以上は望めないので、これで塗装を完了、乾燥させて明日装着することにした。

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2024/5/4

フロントカメラ装着:

ED131フロントカメラ取付結果1 ED131フロントカメラ取付結果2 ED131フロントカメラ取付結果3 ED131リヤカメラ配線固定位置とナンバープレートベースのクッション
ゆうべの塗装3回目が奇麗に乾いているのを確認して、ステーを装着。
うん まあ まあ 必要最低限には美しいと言っていいのではないか。(アップで見るときたないとか言わない。自覚はある)
リアカメラの位置もヨシ! 水平調整もヨシ!
(フロント・リヤカメラの位置と配線が左右統一してないなのは、配線の通しやすさが理由。リヤフェンダーの左側はリヤシートロック機構が入っているので、ここには前述の束ねたケーブルが押し込めないので右側になり、必然的にリヤカメラ配線を左から通す必要がある。フロントカメラが左にあって配線も左を通しているのは、バイク購入店でETCアンテナ配線を左から通しているのに便乗しているから。リアカメラが右にあるのは乗るときに足を引っ掛けそうだから。フロントカメラが若干ハンドルに対して右を向いているのは、本人の好みの問題)

ED131ドラレコとメーターバイザー装着完了これまで使った工具と部品のメモを取って、午後はテスト走行で100km走ってきてドラレコカメラ位置をチェック、位置と角度OK。記録メディアのmicroSDは本体付属の32GBを使っているが、これだと2時間くらいしか録れないので、あとで大きいmicroSDに換えよう。たしか手持ちの古いほうのGoProに256GBが入っているはずで、ミツバのWebサイトではこれが最大容量って書いてあるからちょうどいいだろう。

というわけで完☆成!
明日はまたマスツーリングだ!

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使った工具:

スパナ: 8, 10x2, 12, 13, 14mmx2
モンキー: 1個(ドラレコのカメラ固定ナットが小さすぎて使った)
六角レンチ: 3, 5, 6mm
ラチェットハンドル: 1/4inch Sq.
プラスドライバー: 2番

使った部材:

ギボシ端子 多数
丸型端子 2組4個
0.75sq電線 5mくらい
1.25sq電線 1mくらい
ケーブルタイ 多数
ケーブルタイマウント 2個
サンドペーパー #250, #800, #2000
アクリル塗料スプレー黒 少量
ボルト M6x20mm 2本
耐熱スリーブ 1m
使い古しのGoProマウント 1個

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スパナレンチの類は、いくつかは今でも持っているが、質はともかく必要最低限として今回借りて使ったものは揃えておきたい。
外観部品や電装品など、これくらいの軽整備は自分でいつでもできるようにしておきたいので。まあ 金額的にも大したことはないので店に全部任せてしまっていいんだけど、せっかく自分で使うガジェットなので、バイタルパートつまりパワートレイン・タイヤ・ブレーキ・フレーム以外は自分で手入れできるようになりたい。主要部品で自分いま手を出せるところはドライブチェーンくらいか。(今のハーレーやBMWなど大型外車はドライブがチェーンでなくメンテナンスレスベルトやシャフトの車種あるからそれは別の話)

あと 場所と工具を使わせてもらった上に、野放図に部材とかウェスとかも使っちゃったので、何か兄上にお返ししとかないとな。酒でいいか。

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バイク工具(1) バイク工具(2)
後日 必要最低限の工具は揃えた。レンチセットは手持ちのでキッチリ足りたので、六角レンチセットとソケットラチェットセット、それにカシメ工具。
ギボシなど各種端子、ヒューズの予備、ドラレコのクッション材、あと結束バンドあたりを揃えたら、またどこかで作業して、今回いい加減にやったところを直そう。急ぎではないが、リヤシートの隙間からUSB-PDケーブル引き出せるようにするのと、バッテリーメンテ用のポストも作っておかないとなあ。
posted by JUD at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | オートバイ

2024年05月08日

初ロングツーリング

2023/12に初バイクを買って5か月、だいたい一人で走る分には問題が出そうもなくなってきたので、GW休暇を利用してロングツーリングすることにした。ついでに実家の兄上のガレージを借りて、バイクの電装品などをいじってみたいというのもある。
…ところで、ロングツーリングってどれくらいの距離から言うんだろうな? 今までの1回(1日)の走行距離は200kmが最大だったけど、これは含まないと思ってたりする。

2024/4/25 (木)

NEOTEC3近所のライコランド、月イチくらいで通ってみてたんだけどまだ欲しいインカムやヘルメット(2023/12発売)が入荷してなくて粘ってたんだけど、ダメ元で行ったら入荷していたのですぐ購入。SHOEI NEOTEC 3SENA SRL3 フィッティング料金など あわせて13万円。車体価格38万円と釣り合ってねー…

ドラレコ・メーターバイザー・その他電装パーツなどはこの日までにAmazonやヨドバシで購入して現地に送ってあるので、到着したらすぐ作業はできるはず。各パーツ類の説明書pdfのリンクなどもPCに叩き込んでおいたので、3日くらいあれば装着できるんじゃねーかな、という感覚。まあ手間取るようだったら電装だけ済ませて、また別の機会にやりゃあいいしな。

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2024/4/26 (金)

明日出発ということで、荷造りして順次バイクに積載していく。手持ちの工具やテスター、着替えなどはサイドバッグ(デイトナ/HenlyBegins DH-725 [Amazon])にパッケージングして前日のうちにマウントしてしまう。
何らかの理由で帰ってこられない場合のために仕事道具も少し積まなきゃならないので、それらはリヤシートバッグに詰め詰め。重そう… どこ行くにも車で歩くようになったからか、要否を見極めて荷物を小さくまとめるのが下手になったのも理由のひとつ。

GW中は高速道路の土日祝日割引がきかないので、NEXCOが二輪ETC普及のためにやっている『二輪車定率割引』の申し込みも済ませた。二輪に乗らない人は何のことかわからないだろうし、なんでGWはバイク多いんだろうとか思ってるだろうけど、二輪は80km以上なら35%の割引なのでお得。

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2024/4/27 (土)

サイドバッグDH-725とリヤシートバッグDH-758GW初日の朝はどうせ渋滞しているだろうからと二度寝して、昼前ころようやく出発。えっちらおっちらとリヤシートバッグ(デイトナ/HenlyBegins DH-758 [Amazon])をリヤシートとサイドバッグの上に積載。サイドバッグが左に6s、右に5s、リヤシートバッグは11kgで合計22kg。総重量では教習で使っていたCB400よりは軽いけど、裸のバイクのマスはかなり前方に寄っているので、リヤが重いとエンジン切ったあとの取り回しに苦労する。サイドバッグで隠れてしまっていてリヤシートのグラブバーを掴めないから、余計そう。

多々良沼公園の藤の花とりあえずウォーミングアップがてら、一般道をトコトコ走って多々良沼公園(浮島天満宮)へ向かった。3月に来たときは寒々しくて寂れた感があふれていたので、藤棚の藤が開花してるのを見たかった。
まあ あんまりお金かかってないのでTVなどで取り上げられる有名公園ほどの物量はないけど、殺到する人にあたるよりはこっちの方がゆっくり見られる。ここに限った話ではないけど、ほかの季節だったらともかく、GWは有名どころの観光スポットに行っても人が多くてうんざりする。

金山展望台次に金山城跡の展望台にむかった。とくに追い抜いたりすれ違ったりはしてないのに、登山装備の人もそこそこいるのでどこから登っているんだろうと思ったけど、どうやら徒歩専用ルートがあった。登りで1時間くらいらしい。
前回に来た時には見に行ってなかった裏手を見に行ったが、虫が多くて流し見だけで終わってしまった。駐車場で居合わせた知らない人にバイクの話を振られたので当たり障りのない程度にお話しして離脱。

佐よし味噌ラーメン店の開店時間にちょうどいい具合になったので、3月にも行った佐野ラーメン『佐よし』へ。前回はスタンダードな醤油を食べたので、比較のために味噌を食したが、うーん… まあ佐野ラーメンって元々醤油のを指すからなあ、ちょっと負ける。学生さんセットメニューがあるからか、そういうお客さんが多い。

本日の宿へ向けて、国道293号線を通って都賀西方SICから東北道へ。時間に十分な余裕があったので、メーター85-90km/hで巡航。
安積パーキングエリアでゴ魔乙ギルバトSAPA部安積パーキングエリアでソシャゲのデイリーを消化したら雨が降ってきたので最低限で打ち切って、また出発。隣に停めてた人に「今日はどこまで行かれるんですか」っていうので軽く話していそいそと出発。自分は二本松までだけど、彼は秋田まで行くらしい、到着したらもう朝じゃん… タフだなあ…

佐野でラーメンを食べたのが17時で、寝る前にまた腹減るから、郡山中央SICで降りて国道4号でどこかコンビニ寄ってくかと思ってたら、ぜんぜんコンビニなくて往生した。なんとかヤマザキデイリーを見つけたので、立ち食い半額パン&タバコ一服。雨降った直後で、換気抜群のNeotec3でも信号で止まってるとすぐ曇るという…
あと、この時間帯 地元民はメーター読み80km/hでも煽ってくるほど飛ばしているので、夜に濡れた路面でこのルート選択は誤った気がした。もともと田舎者のくせに、何十年か都会にいたから、田舎ナメてたというか忘れてた。

宿に到着して、荷下ろしして就寝。
昨日と今朝いっしょうけんめい装着したバッグ3個を外すのがつらい。霜が降りるか雨降るかする気候だったし、バックルで留まってるだけだから誰かがいたずらしそうなので全てホテルの部屋まで上げた。気にしすぎっちゃあ気にしすぎだが、やっぱり最低でも工具がないと外せないくらいのサイドケースは欲しい。どうしてもこれをやるとなったら、ジッパーロックから車体にワイヤー通してカバー掛けるくらいはしないと露天には置いとけないなあ。車旅との違いはここだと実感した。

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2024/4/28 (日)

オープンと同時にモーニング食堂で朝食をとって、着替えてすぐ出発。まあ サイドバッグとリヤシートバッグの装着でまた10分使って朝から汗かいたが。
高速道路は流れに乗ってメーター80-90km/hでトコトコ走った。これくらいの速度でもシャツの腹側の裾がバタバタ言うんで、メーターバイザー着けてどうなるかは観察しよう。

南部屋敷-水車そば大盛り都合がついたので、一関で昔馴染みとランチしながら近況報告会。あと給油、ここまで高速と下道が半々で43km/L。
あと暑い。4月で28度だの30度だの 設定ファイル書き忘れた? っていうくらい暑い。

また高速に乗って、兄上宅最寄りIC… ではなく1個向こうのSICまで行って降りて、少し折り返してきた。Google位置共有してた兄上からすぐに「行き過ぎた?」ってメール飛んできたけど、二輪車定率割引の最低距離に3km足りないのでそこまで行ったっつったら笑ってた。

ギネス瓶330実家に到着。いつもいつも機会があれば黒ビールばかり飲んでいるもんだから、黒ビールが好きであると認知されているらしく、ギネスが出てきた。ギネスに330ml瓶なんてあったのかよ! 初めて見たぞ。
Amazonや直販から直送した部品もあるので、とりあえず検品。見た目に特段の問題があるようなものはなかったし、欠品もなし。ヨシ!

飲んで寝る。

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2024/4/29 (月)

鹽竈神社本殿その兄上が「もう乗りなれたろ。いつもの仲間とツーリング行くからお前も来いよ」っていうんで「俺ソロツーしかしてこなかったし60kmくらいでトロトロ走ってただけだよ」って一応念押ししておいたら「大丈夫そんなもんだよ」と。同道することに。
金成・石巻経由で鹽竈神社まで。帰りは陸前高田経由で、この日は400kmちょっと走った。燃費は高速道路でマイレージを稼いだので43km/Lくらい。荷物の重量と張り出しがないので回したわりにはガソリン減らなかった。

しかし実際走り出してみたら、95km/hくらいで走ってて、登りが続くと常時フルスロットルだった! 0x60km/hってことかよ! 俺だけフルスロットル&タンクの上にペッタンコになったわ!
20240429同行車両みんなのバイクがでかすぎるんだよ なんて言ったらこれ買えって言われたのがR1250GT。排気量が8倍で、最高出力とお値段が10倍! ふざけんな! そんなのうちのあたりでは乗れんし、気軽に置いておけん… 出先で雑に停めて宿泊とか観光とかできる気がしないし、保管するにもビルトインガレージとかないと、ちょっと無理。

もう疲れた飲んで寝るべ とか思ってたら、到着早々「お前のバイク 今からやろう、すぐやろう」とか言って作業が始まってしまった。取説のダウンロード終わってないし、そもそもタブレットPCとか着替えの奥にあるんじゃが…
カウル引っぺがして配線つくっては張り作っては張り、電装は大部分がこの日のうちに終わってしまった。学習してるヒマなんかくれない…

(バイクの実際の作業記録は別に書いた)

ドラレコの前カメラはフロントフォークに据えようと思ったが、正立フォークでヘッドランプとの位置関係も悪くて、別の方法を考えることに。Amazonで必要な部材を急ぎ発注、5/1に到着予定。
飲んで寝る。

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2024/4/30 (火)

この日はバイクはバラバラなので、走りはお休み。

バイクで来たので靴がバイクシューズしかなくて、昼食がてら買い物に寄って、在庫残りの安い靴をゲット。
飲んで寝る。

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2024/5/1 (水)

生まれたときに作られた金融機関の口座、もう使わないので解約しに行った。中に入っていた三百円で団子を買って食した。
ついでにホームセンターに寄って、おとといツーリングに行ったときにタバコの箱がポケットの中でクシャクシャになったので、間に合わせのウエストポーチを買った。見た目とかは特に考えてない。

前日にバラバラだった車両パーツの再取り付け。夕方にとりあえずドラレコの前カメラ以外は一通り装着し終わったので、確認と充電がてらひとまわり、20kmくらい走ってきただけ。
飲んで寝る。

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2024/5/2 (木)

きのうAmazonから部品が届いたので、それをマウントするための金具を手作り。あまり手作りしたくはなかったが既製品ではどうにもならないので仕方がない。まあ2か所に穴をあけて少し折るだけだから、大丈夫だろうということで。助言者たちは、なにかあるとすぐGoProマウント使いたがるんだが、普段GoPro使ってすぐダメになるのを体感してるから自分は忌避感がある。このGoProを使ってない人ほどGoProマウントを有難がる現象に名前を付けたい。

手作り部品はできたけど、塗装は何回か重ねて乾かさなきゃなので夜から作業することに。

フロントカメラを仮止めしてとりあえず形はできたので、下の兄上(NC750)が出かけるときに誘われたのでついて行ってみた。うーん、車両の隙間ぬって追い越してったり、躊躇するような黄信号でも余裕でGoされるとついていけないのでやめてほしい…
国道4号盛岡バイパス経由で滝沢まで。

向こうで3時間の待機時間ができたので、ちょっと岩手山のふもとまで走りに行こう ってことで山の方へ。登りに入った瞬間 もう置いて行かれた。無茶言うなよって思ったが「ぜんぜん来ねえ。慣らし運転してんのか。乗せて見ろ」ってバイクをスワップして、ちょっと走ったらもう「そりゃあついてこねえわけだよ」って納得してもらえた。こちとら平地用のまだ2,500kmしか走ってねえバイクなんだよ。排気量5倍の差はでかいよ、NC乗ったら楽すぎてヒマだったもん。っていうか 普段「他のバイクには興味がねえ。俺のバイクがいちばんいいんだ」ってパイロットハンターみてえなコト言ってて、結局乗って見たかったんじゃねえか…
100km走って帰宅。

ドラレコカメラ自作ステー磨き中朝イチで粗雑な鋼の端材から切り出して作ったステーを、音楽聴きながらサンドペーパーで1時間くらい研磨してた。俺は磨き仕事に没頭できるほうの人類。

#250から#800と もう少しで錆とか素材の元からのデコボコを滅せられるな、そしたらあとは#2000くらいで仕上げればいいかな、というあたりで野次馬に来た下の兄上に「磨きすぎ。少しくらいデコボコしてるくらいが塗料のノリがいい」とか言われる始末。ほっとけ。
そして塗装1回目。プラモにラッカー吹いたことはあるけど、そういえば金属に塗装したことがないな。

飲んで寝る。

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2024/5/3 (金)

朝起きて、塗装2回目。

だん吉もどき待ち時間に母上&義姉上と山菜直売所など巡りに付き合ってブラブラ歩いたり、昼食など。
駐車場で一服つけてたら、鉄腕DASHのだん吉みたいな軽バンが来た。後部座席スペースにはテーブルがしつらえてあって、たぶん農作業の合間にここで休憩してるんだろう。自分もスキーキャリア着けっぱなしにしておけば夏はこれでなにかできなくはないと思うけど、スキーキャリア着けてるとドアのパッキンの隙間から水が滴るんだよな。ルーフも荷重かかりっぱなしだと歪みそう(なのでシーズン終わりには早めに外してしまう)。

夕方また塗装、3回目。
高水寺城跡第二駐車場きのうの走行で衝突検知を誤検出しまくってたので、前カメラはテープで仮に固定して、振動検出設定を変更して確認のために10qだけ走ってきた。ついでに 2023/10に行ったら熊出没のせいで閉鎖されてた山城跡に行ったら閉鎖は解除されていた。桜はとっくに散っていた。

飲んで寝る。

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2024/5/4 (土)

案内標識大迫町朝見たら 3回目の塗装でだいたい許容できる感じまで塗れていたので、前カメラを本固定。
昼食後、テキトーに遠野までドライブ。大迫町っていう案内標識があって、その町はもうなくなったのでは…? とか思ったら、大字で「花巻市大迫町」らしい。地元民はそうは思わないだろうけど、大字に「町」を残すのやめてほしい。

鍋倉城内八幡神社跡山城 鍋倉城跡を見て、ふもとの南部神社現本丸に参拝してきた。週射場が展望台にあって、神社に降りながら「登ってくるの大変そうだな」とは思った(そして大変だった)。城内神社はそれがあったことを示す杭が一本打ってあるだけ。自分は城内神社が残ってないのは残念に思うタイプ。

飲んで寝る。

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2024/5/5 (日)

この日もマスツーリングのお誘いに乗って行ってきた。岩手町・葛巻経由で久慈まで。帰りは譜代・田野畑・宮古経由で、320kmくらい。このくらいだと無給油で走り切れるので、ガソリンスタンドは燃費悪い車の給油を待ってるだけ。ガソリンスタンド タバコ吸えないのが間が持たなくてなー…
道の駅やまびこ館の黒豆ソフト道の駅やまびこ館で黒豆ソフトを食した。うまい。
速度的には前回より緩やかだった。2+2の高速道路は使わなかったから、フルスロットルの上に車体に平たくなる必要もほとんどなかった。メーターバイザーは小さなものなのでヘルメット近辺の風の流れは大差なかったと思うが、やっぱり腹回りにあたる風が減った。寒くならない。

みんなして暑い暑い言ってて、皮ジャケットとかダウンジャケット着てるからね… 典型的ライダーファッションには興味がない というか忌避感すらあるし、暑いよりは寒いくらいでちょうどいいとか思ってる人種です。っていうか、バイクパーツ店に出入りし始めた頃(2023/10頃)あの手のTシャツ+皮ジャケットで走っている人って汗臭いなって思った。自分も汗臭いほうの人類の自覚はあるけど、自分がそう思うくらいなので一般的には許容されないと思う…
でも前回ちょっと寒いと思ったので念のため近所のしまむらでハイネックのヒーターインナーシャツを買って着ていたらちょうどよかった。

あさってから仕事なので、明日の帰路は1日で走りきる必要がある。500km。充電や荷造りなどの支度はあらかた済ませた。

飲んで寝る。

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2024/5/6 (月)

AM中に荷造りと積載を済ませて、渋滞・混雑を避けるため、ゆっくり昼食とってから14時に出発。毎回使う農協SSでガソリンを満タンにして、きのうの燃費は49km/L。
最初の200kmくらいをメーター105km/h(つまり最大出力108km/のh近く)で走ってみて国見SAで給油したら、なんとびっくり30km/Lを切っていた。これ昨日49km/Lで走ったのと同じガソリンだよな???
とはいえ10日で2,000kmも走ったからか、エンジンは往路よりよく回るようになっているのが体感できる。慣らし運転1,000kmってホントに初期不良など最低限なんだな。パワートレインはまだ完全ではなく、どの辺までスムーズに回るようになるか楽しみではある。

那須高原SA上り行程の7割を過ぎたところ、日も暮れて気温が下がってきたので、那須高原SAで重ね着した。照明が調子悪いのか、"EXCO東"になっていた。
雨具がいちばん防寒性能が高いが、雨具って使うと減るのでケチった。まあその直後に雨降ってきたけど、予報では小雨がちょっと降るかもっていう程度だったのでそのまま走り切って帰宅。
メーターバイザーの効果は限定的ではあったけど、ハンドルバー中央に据えたスマートフォンにほとんど水滴がつかなかったのも確認できた。

23:20にバイクガレージまで到着、9時間20分(そのうち実走6時間40分)だった。車だと休憩1時間の7時間くらいで着くので、このバイク(ジクサー150)だとこの500kmというのは1日で走る距離として限界に感じる。7時間近くの走行というのもそうだけど、街乗りでは便利に使える軽量さ(140kg)が高速だと欠点になってしまうし、そもそもパワーがなくて、時間あたりの疲労度はかなり上がる。100km/h以上の巡行はもう50sくらいあると楽になるなあ、もちろんそのうえでパワーも必要。

リヤシートバッグは最初の帰宅時にキャリーしたが、帰宅後もう一回ガレージまでサイドバッグ取りに行くか… って玄関開けたら雨が降り始めてたのでやめた。23時半、明日できることは今日しない。

飲まずに寝た。

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2024/5/7 (火)

朝ちょうどいいタイミングで雨が止んだのでダッシュで残りの荷物を回収して給油。その後は通常勤務。

10日間で2,200kmのロングツーリング つかれた という感想しかない… ストックしていた『脳を使わない仕事』をやっつけていたので給料分は働いたと思うが、10日間も旅行したんで疲労がたまっていて、どうもこうも。仕事以外は流れ作業的な片付けと洗濯くらいしかしてない。

マスツーリングの作法を知る機会があってよかった。
あと、長距離走で使うもの使わないもの、自分でやってみないとわからないことがあって、汚れたヘルメット拭うのにノンアルコールのウェットティッシュが必要とか、衣類は使い分けしようと欲張って鞄に詰めちゃダメだとか、他にもいくつか。
posted by JUD at 16:50| Comment(0) | TrackBack(0) | オートバイ

2024年02月20日

大型二輪免許

普通自動二輪の免許を取得したら、教習慣れしていて 変な癖がつく前に大型教習に通おう! と、何も考えずに大型教習に進みました。10万円くらいかかるから5回くらいで合格できるなら試験場受験のほうが安く上がるけど、ちゃんと練習時間がとれる教習所のほうがたぶん良かろうと思って。

というか教習所なら転倒して自分の車両を壊す心配もないし、お高めのライディングスクールくらいの感覚で受講した。実走だけでも45分1万円、インストラクター付き車両貸与で12回受けられると思えばお安いもので。

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−6日

1週間前に卒検をパスして、4日前に普通自動二輪を交付してもらったところで自動車学校のWeb仮申込をしておいて、大型教習の申し込みに先週卒業したばかりの教習所へ行った。
写真は前回(2か月前)の余りがちょうど使い切れる量だけ残っていたのでそれを流用。「適性検査の実施予定、ネットに載ってなかったんスけど…」って言ったら、これも前回の流用できる(1年間)とのことで、適性検査すらナシになった。もう最初の教習の予約とれるよ? っていうので、さっそく予約。

Web仮申込割引・卒業割引・写真流用・適性検査流用で総額20,400円引き

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±0日 (1-1)(1-2)
初回教習は2コマセット。

普自二の卒業&一発パスおめでとう と教官に言われたので、ついでに「落ちる人って結構いる?」って聞いたら、パスできない人は卒検のたびに一人くらいいる、っていう。減点超過で落ちる人はほとんどいないらしいので、まあたぶんクランク接触とか一本橋落下なんだろう。

教習車はNC750L(2013)。CB400SFに比べて軸距が130mm、重量が14kg増加、シート高が35o高い780oという、気持ち大きめのサイズ感。CB400と違って踵まではつかないのと、重心が少し高い。さすがに10年モノなのであちこちガタが来ているが、第二段階に進んだら、順次車両更新中の都合で新しく入ってきたNC750L(2022)に乗らせてもらえるらしい。今日乗ったNCもうあちこちガタガタだもんなー。

1コマ目の頭からいきなり「車両の大きさと重量、あとパワーに慣れてもらう。練習として第一段階が5時間しかないので」とやることテンコ盛りだと念を押される。外周をチンタラ走るところから「50km/h出して!」って言われて、そんな出るかよ? と思ったら、全開にしなくても100m未満で60km/hくらい出てしまい「うへっ」とか言っちゃったぜ。パワー
四輪用のクランクS字でウォームアップして二輪用のクランクS字へ。特段の問題なくパスしてスラローム一本橋へ… ところが一本橋からスラロームに向かうのに7mくらいしか回り代がない折り返し、スラロームに向かうために2速に入れた途端にストール。次の周回でも全く同じくストール。『これギヤ比も回転域も違うからCB400みたいな雑な変速&クラッチ操作あかん…』となり、脳内を緊急パッチすることに。教官が怪我ない? 大丈夫? って猛ダッシュしてきたけど、無事でした。10km/hかそこらだから、バイク離れが悪くなければケガするほどの速度ではない。まあ、プロテクターフル装備だし、正直言って この速度帯だと、車体に足を挟まれるとかでない限り、スノボで転倒するほうがよほど危ない
教習車のNC750Lって2気筒270度クランクなんだってな。4気筒フラットなCB400と比べると、低速でクラッチ繋ぐと簡単にストールしてしまうので、この辺が無駄に難度を押し上げているような気がする。昔に使われていたらしい4気筒教習車CB750と比較したいが、できない。来週末に引き取りに行く新車も単気筒なんだが、この辺どうかな、最初に店を出るときに失敗しなければたぶん大丈夫だと思う(と思いたい)。

1コマ目終了後、感想をきかれて「倒れない 起きない パワーがありすぎて怖い。あとギヤ比も違って同じ感覚で操作すると危険」と言ったら教官がニヤニヤしてたんで、たぶん満点回答なんだろう。一本橋はタイムも十分、スラロームは少し足りないくらいとのこと。

2コマ目で波状路。教官が見せてくれたスタンディングの姿勢を見て「そんな前傾こわい」ってなった。実践に移ったら、凹凸で揺れるたびにクラッチの握りが緩んでいくのか、どんどん加速していってしまう。というかスタンディングの姿勢が足腰と肩に思いのほか負担がかかる。さすがに脱輪や落車はしなかったが、タイムは論ずるに値しないレベルなので練習が必要。
(のちに、これのおかげで自分の車両でソロツーリング行ったとき、金網が邪魔で景色が見えないなー とか言いながらスタンディングで走れた。普通自動二輪でもやらせてくれればいいのに)

次回はAT。普通自動二輪でもそうだったが、ATそのものは苦手じゃないんだけど、ATだとスクーターになるので、足元みえないしタイヤ小さいしホイールベース無駄に長いし、正直言ってやりたくない(笑

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+4日 (1-3:AT)

AT教習。
大型教習とはいってもATスクーターは排気量ナンボ以上って決まりはなくて(運転特性の違い体験がメインだから。MTは今700以上という規制がある)、普通自動二輪の教習で乗ったのと同じ400スクーター。前回はSKYWAVEだったけど今回はシルバーウィングだったくらいか。SKYWAVEのほうが乗りやすかった。スロットルの癖が強すぎるのと、何といっても重かった(249kg+教習改造。NC750Lより30sくらい重い計算)。

はっきり言ってしまうとATスクーターは苦手。スロットルをあけてエンジンの回転が上がり始めて、普段MTでクラッチをつなぎ始めるくらいまで回ってもクラッチが繋がってくれていないので、「ここだな?」とか言ってブレーキを放すと推力がなくてコテンと倒れてしまう。クランクスラロームの類でも、ちょっと速度落としすぎたと思ってスロットルをあけてもなかなかクラッチ繋がってくれなくて、かといって一気にあけるとロケットみたいに飛んで行ってしまう。こわい。

怖いと言えば 同時間帯に小型の教習を受けてAT走行していた高齢のご婦人がそのロケットになって、何度も逸走&草むらに突っ込んで転がっていったのを見た。慌てて教官がヘルプに走るのを、今日の1コマに自分で見かけただけでも3回。教習を終えて待機場所に戻ったらぐったりしてたけど怪我してるふうではなかった。AT恐ろしい…
小型といえば、普通自動二輪の教習でも「CB400SFだと足がつかないので小型自動二輪教習に切り替えさせてもらった」っていう人がいた(同じく高齢のご婦人。旦那さんらしき人と同コマで受けてた)なあ。CB400は普通自動二輪のなかでも抜群に足つきがよくて(シート高:755mm。平均的なネイキッドは780〜800mm。CB400なら足が短めな170pの自分でも余裕で踵がつく)、でも150pそこそこの身長ではさすがに無理だったらしい。

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+5日 (1-4)

前日とこの日は雨が降る天気予報だったので「自分の車両もレインウェアも使わずに教習でウェット路面体験ができるチャンスだ!」とか皮算用して、きのう今日と続けて1コマずつ予約枠を抑えていたのだが、残念ながら雨は降らなかった

次が第一段階みきわめでペアっ子も同じ進み具合だったから、教官曰く「規定コースを4回くらい回ろう!」ってスタートしたけど、四輪の教習を始めた人ばかりが外周にあふれて大渋滞、なので2周したところで見切りをつけて、フリーだったスラローム・一本橋・波状路をひたすら周回することになった。やっておきたいことだったので、これはうれしい。
トラフィックパラダイスで苛立っていたのか、一本橋でよそ見したせいで落ちてしまったのが1回あったが、クランクとS字はスンナリこなせるようになった。波状路で姿勢が安定していない(タイムは十分すぎるほど出ているらしい)のと、スラロームでスロットル開けられなくてタイム短縮が進んでいない。

まだスタンディングの姿勢がイマイチな気がするけど、波状路は思ったほど難しくはなかったな。幅があるから、少しくらい横にヨレても、切り返してクラッチを少し繋いでやれば余裕を持って復帰できる。ギヤ比の都合でスロットル開けられなくて苦しんでいるスラロームより、よほど楽だ。
ちょっと前までずっと普通自動二輪教習でCB400SFに乗っていて、大型教習に移行して4回も乗ればさすがに車両にも慣れてきた。2速に上げるときにストールしないようにだけ気を付けていればよさそうだ。

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オマケ +8日

新車とGoProマイニュー新車 GSX150(ジクサー150)ですよ。
四輪を買ったときはちょうど出荷遅れが頻発して納期の都合により中古車をセレクトしてしまったので、店頭在庫とはいえ新車を買うのが楽しみで仕方がなかった。
テンション爆上がり。

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+9日 (1-5:第一段階みきわめ)

この日から、教習所へは四輪ではなくて前日納車のマイ車両で行くことになった。139sのジクサー150で行って、教習では225sのNC750Lに乗るっていうのは戸惑いがあるかもしれないが、ジクサーも慣らし運転でマイレージ稼がなきゃいけないし、自分の運転経験もきちんと積んでいかないといけないので、そうするしかない。

教習は教官が前半ペアっ子について後半に自分を見てくれる、ということで既定のコースを周回していたが、昨日今日とジクサー(139kg)に乗って早くも適応してしまったのか、NC750L(225kg)に対して「倒れない! なので曲がれない!」と苦戦した。たった4日前に「さすがに車両にも慣れてきた」などと言ったが、どの口が言ってんだ

みきわめは通過した。次から第二段階、ほぼすべて検定コース走行になるので覚えてきてね とのこと。6日後の予約を入れられたが、このペースだと年内に卒業するのは無理だろう。無理だろうというか、もとから年内に終わらせようとは思っていなかったので、たぶん年内最後の教習になるだろう。どうせ年末はコミケ作業と本業、年始はスキースノボでいっぱいなので、ひと月ほどお休みになるだろうな。
1か月先の予約はまだ受け付けてないと思うし、あと誕生日の都合で、年内に卒業すると(卒業証明書は有効期限がある)運転免許証の更新期限を1年伸ばすことができないので。

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+15日 (2-1) (2-2)

検定で走る2つのコースを覚える2コマ。コース自体は普通二輪とほとんど変わらないんだけど、小回りする左折が多く配置されていて、減点対象になるポイントは増えている。普通二輪と「ちょっとだけ違う」ので戸惑うかな、と思っていたが、走ってみたら完璧だった。

今日から車両変更で、新型のNC750Lに乗り換え。重心と目線がちょっとだけ(10mmくらい)高いが、300mくらい走ったらもう慣れた。むしろ、まだくたびれていないマイレージの少ない車両なので、運転難度はだいぶ下がったように思う。方向指示器と警報器のボタンが逆になっていて、自分の車両もこの配置だったらよかったのにな、と思ったりはした(ただし、そっちに慣れてしまうとそれ以外の車両に乗ったとき困りそうだな…)。
ただし、エンジンガード幅が微妙に広くなっていて、スラロームでもクランクでもそれを引っ掛けてコーンを何回も倒していた。まあ検定で倒さなきゃどうってことないんだけどな、慣れないことだから仕方がない。

年末までコミケ作業、年明けは実家で過ごすので、次の予約は入れずに帰宅。年が明けたら混雑するので予約は取りづらいと言われたが、最初から予想はしていたし、できることは何もないし、それで言う文句もない。

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オマケ +37日
出先で、バイク買ったことが伝わってバイク乗りの人達に誘われて、その日程を決める宴会にお呼ばれ。マスツーリングの枠に強制的にカウントされてしまい、なし崩し的に参加することになってしまった。おれ以外のほとんどがビッグバイクなので、ついていくのは難しいだろうね… ということで一部参加にさせてもらった(というか、自分が彼らの出発地から目的地への2/3くらいのところに住んでいるので必然的にそうなる)。
ひとり滅茶苦茶に上手い(らしい)人がいて、どうも(元?)プロの人らしいんだが、その人に「俺らもついていきたいんだけど山道に入るともうついていけない。怖くて車体を倒せない」って言った人がいて、その返答が「曲がりたっきゃー、ハンドル、切るのよ」って言う。自分も興味ある話ではあったんだけど、「そんな『うんこしたかったら便所行けばいいだろ』みたいなことを言われてもな…」ってなったよ。

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+46日 (2-3) (2-4)

年末年始、本業の納期とか 実家に行ったりその先でスキースノボしたりして、帰京したあとで自動車学校に乗り付けて予約を入れて、ちょうど中1月で再開。スキースノボシーズンに入ったので、教習は全部平日に入れていこう。

1コマ目はシミュレータ。相変わらず殺る気マンマンのシミュレータ。

2コマ目は実走行体験。Uターン、悪路走破、スタンディング一本橋&スラローム、着座の波状路、スタンディングスティル(静止)など。NCの重心の高さではスタンディングスティルは無理だった、着座のCB400ではできたのだが…
余った時間で検定コースを走って終了。クランクで前述の「ハンドル、切るのよ」を実践してみたが、できるようなできないような…? コーン倒したりはしなかったので、できていると思いたい。
教習始まる前は教習生みんなで「風つよいから車体持ってかれないようにしないと」とか技術的なことを言ってたけど、教習終わってみれば皆ただ寒くて無言で震えるだけの人々になっていた(曇 日没手前 風速18km/hの1月の話なのです)。失笑 っていうかみんな寒いとしか言わないので、乾いた笑いしか出てこねえ。

次回の教習(二段階みきわめ)を入れようとしたら「明日空いてますが…」とかいうので何も考えずに入れた。明日は今日よりさらに寒いらしいからキャンセルあったのかな? そもそも学生さんの冬休みが終わったので、平日の教習所は閑古鳥だった。

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+47日 (2-5)

ナンバープレートを損壊したスクーター教習所に行ったら特級にヤバいスクーターが駐車されてたんだが…

二段階みきわめ。これをパスできれば検定を予約できる。
教官は「コマ前半ペアっ子にガイドで着くので、後半はみきわめするから前半は勝手に走っていてね」と言うんで、コース周回しつつ不安があるところは2回走った。教習の その日の最初の1回で一本橋を落ちずに渡れたことがない、今日もフリー走行とはいえ初回で落ちた。

コマ後半は教官が追走してみきわめ。途中で1ヵ月も空けたせいでコースの記憶が怪しいことを見抜かれていた。とりあえず合格判定はもらえたので、残り時間はタイム測りながらスラローム・一本橋・波状路を3周させてもらった。今日は1コマだけだけど手がかじかんでしまって、スタンディングのスロットル操作がラフになってしまった。卒検はまだ寒いAM11時ころの走行だから、防寒対策しねえとなあ。

直近で+50日の検定に間に合うんだけど、この日はスノボの予定があるのでその次を… と思ったら次に受けられる検定はさらに1週間後の+57日しかなかった。昨日ムリして今日の教習ねじ込んだのは失敗だったのでは…

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+57日 (検定)

中9日で検定。だいぶ間があいてしまったが、まあなんとかなるだろう。
風も微風で晴れていたから先週のような震える人々にはならずに済みそうだったけど、念のため防寒対策として手首の上あたりに貼るカイロを貼って出た。

9時に集合、検定の走行順は大型→普通、そして申込順なので一番手とのこと。検定の前説を拝聴して外に出たらちょうど場内教習1コマ目が終わりそうなところで、自分の出走時間帯はほぼ場内独占という幸運に恵まれた。さすがにこの前普通二輪の検定したばかりだったので、今回はさほど緊張もせず走り出せた。後方確認は大事なことなので2回見た。

最後の教習からずっと軽い自分の単車しか乗っていなかったので、他に車もいないし、最初の100mは採点外なので、車体を傾けたり無駄に高回転まで回したりして車体の大きさ重さを思い出した。
外周 速度 坂道発進 踏切 信号 一停… と法規走行を完了して「減点ないね」っていう感触だったのでいい気分のまま次の区間に突入。見通し悪い交差点 クランク S字 急制動とここも文句なく一発でパスして、最後の技能区間に入ったときに何か急に失敗しそうなイメージが湧いてきた(2回折り返して直進→一本橋→スラローム→波状路なのだが、最初スラローム隣を直進空過するときに『まっすぐ走れていないのでは…』と思ってしまった)。
これはヤバいと一本橋であまり粘らずに走り抜けてしまい、こりゃ相当にタイム悪いな… と。こうなるとスラロームで接触は論外としてもタイム削らなきゃいけないので、高速進入して最初のターンで前後強めブレーキ、ターン中は教本(切り返すときにスロットル開けて倒しこむときにスロットル閉じる)ガン無視してスロットル微開のまま抜け、最後のターンからゴールまではフルスロットルをくれてやるという卑劣な手段でタイムを稼いだ。波状路はもともと失敗したこともないので無難に抜けて、所定の位置でゴールイン。ここでもニュートラルに入ってることを2回見た。大事なことだから。
なお、教習所でその日の最初の1回で一本橋を渡りきれたのは2回。普通二輪の検定と大型二輪の検定のたった2回w

教習で乗った車両たち終了後 教官の講評で「法規走行は完璧だったけど、一本橋だけはぜんぜん粘らなかったね… タイムは結構わるいよ。7.1秒。ほかに減点するような心当たりあるところはないでしょ? お待たせして申し訳ないんだけど、合格者発表まで楽しみに待ってて」って言いきられてしまった。持ち点の半分を一本橋で吹っ飛ばしてしまった… 巷の謎理論的には、他でノーミスなら一本橋は4秒台で走り抜けてしまってもいいらしいんだけど、さすがにそれは暴論だろう。

2時間待てって言われたので、昼食とって その辺一回りして教習所に戻ったけど、四輪の路上検定が混雑していたので予定よりさらに待たされ、諸手続きを経て 13時半にようやく解放された。行く前は「帰りどこか寄り道して慣らし運転マイレージ稼いで…」とか考えていたけど、気力切れでまっすぐ帰宅。

なんにせよ、しくじらずに教習を終えられてよかった。初めてNC750Lに乗ったときは重心の高さと(エンジンガードを含めた)車幅の大きさにすっかりビビってしまい、ちょっとヤバいんじゃないかと危機感はあった。実際のトコ 教習ではスラロームとかクランクでエンジンガードを何回かコーンに引っ掛けてた。

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+74日 (交付)

お仕事の納期と週末お出掛け(スキー&スノボ)の都合、教習所卒業からだいぶ間があいてしまった(途中でそれぞれ4週間と2週間の空白期間があった)が、免許センターで新免許証の交付を受けた。11週間(空白期間を除けば5週間)で完遂した。

これで、車種を選ぶときにライセンスの都合を一切考慮に入れなくてよくなった。大型免許持ってないと、パワー的にはCB400Rかニンジャ4RRで頭打ちだもんな。まあ EUみたいに最高出力(kW)制限とかだとそれも乗れない(そのせいで欧州市場では350ccが復権してる)ので日本とはまた別の事情があると思うが。

前回の普通自動二輪と同じく13:30からかっきり3時間拘束された。交付の作業フローが非効率すぎて見てらんない、1時間ごとにアレを出せコレをやれといって30分くらいの半端な待機時間が連発されるので食事にも行けない。書類を揃えて全部出したら3時間後にまた来てね、でダメなんだろうかと思っているが、現状でも手続きに失敗する人がたくさん見えるので、たぶんダメなんだろう。そのレベルの知能の人に運転免許与えちゃダメだろうとは思う…

5か月の自動二輪運転免許取得については これにて完。残り人生を楽しむ。

免許証表示(大)
posted by JUD at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | オートバイ

2023年12月12日

人生初バイク

免許取得したんだから、とりあえず「バイク買うか…」と、何も考えずにバイクを買おうとしていろいろ手配した話。

11/17

スタート早々「バイク置く場所ないね!」から始まる。そう、置く場所がないのである。そもそも免許とる理由がバイクに乗ってあちこち行ってみたいからで、そうなるとバイクを買うのはもう前提条件なのだから、バイク置き場を先に確保しなきゃならんな、となる当然の帰結。
住んでいるあたりだと、まともにバイク置けるのは『一戸建て or バイク可の賃貸住宅』か、あるいは『バイクガレージ類』しかない。今の住居もそこそこ快適だし、また引っ越すほどの理由ではないし、そもそもバイク乗りばかり集まる物件なんて朝から晩まで騒がしそうなので引っ越しは没。となるとバイクガレージ類しかないわけだ。

いちばん近いバイク可能レンタルコンテナが400m, バイクにもうちょっと適したレンタルコンテナが2kmと選択肢があったが、結局400mのほうの近所に決めた。昼休み中に空き区画照会のTELしてみたところ、ちょうどいい感じのところが空いていてすぐ契約したい旨伝えると「錠前番号口頭で教えるから見に行け」って言われて夕方に見に行ったら中身も想像どおり。電話で仮押さえしてもらって、採寸して帰宅。帰宅するなりネットで契約手続きをした。

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この間に普通自動二輪の卒検をパスして免許証を交付してもらった。

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11/22

レンタルコンテナ(以下ガレージ)、信用調査会社の審査が通って入金も確認できたので契約成立、レンタル錠前を送る(実はもう発送済みだった)というTELをもらった。その日のうちにレンタル錠前も宅配で届いた。なんでも、もう今から使っていいらしい。入れるものの準備ができてねえ!

11/23

バイク店大手バイク店を見に行った。どうせ1年で押し出すか実家送りにするかする車両だけど、せっかくだから変に改造されたり痛めつけられてない新車が欲しいので、今日はメーカー取り寄せ在庫の問い合わせだけして帰るか、別の中古車両店と HONDAのディーラーに行ってカタログだけもらって帰るつもりだった。
それでもせっかく中古車・新車あわせて百台かもうちょっとくらいの車両が並んでいるので一通り見て回ろうと、1時間くらい店内をブラブラして「そろそろ全部見たかなー」とか思った最後のあたりに、新車ですぐ手に入るなら買ってしまおうと思っていた車両が、新車在庫で存在していた。あ、これ買うやつだわ。
(ゲタ車なのでとにかく軽いやつ、ジクサー150/250, YZF-R15, CB250Rあたりがその候補だった。何しろ早く乗り出したいという思い)

店員に出してもらって、跨ったり押したりして確認したあと、買うと決めてまた店員を呼んで手続きを進めてもらった。この地域は今が書き入れ時なので納期は約束できないが、最短で10日かそこらくらいで引き取れるという。いったんコンビニ行って住民票の写し(氏名住所のみのものでOK)を取得してまたバイク店へ。ETCと工賃、保険、あといろいろと説明もらって契約完了。会計は納車引き取りのときに持ってきてくれればいいとのこと。
結局 トータルで3時間くらいいたな。入店したのは12時ころで、ほかに客はほとんどいなかったので店員と雑談したりもしてたが、帰るころにはバイク探しの客だけじゃなくて、メンテ依頼の客もたくさん待っていた。納車引き取りとか、その後のメンテも、予約とって午前中に行ったほうがよさそうだ。
バイク店の店員3人にいろいろ話をさせてもらったけど、好きでバイク店勤務してるんだろうなあ っていうお気持ちが伝わってきた。バイクで人生を語るのね… 俺もゲームで人生を語る人間なのであんまり他人様のことをどうこう言える立場ではないが、世の中にはいろんな思考の人がいるんだなあと感心した。

11/24

納期が決まったとTELあり、最短納期は工場にねじ込めなかったので1週間遅れるという。まあ もとより引き取り日時の指定があったわけでもなく、乗って帰るわけだから天気次第のところもあるし、何十万も支払うわけなので予約ないからと無体には扱われないだろう。だいたい出来たころに行くからTELくれ、とは言ってあった。
店で契約したときに提示された最短納期も、今回提示された納期も、同じく週末なんだよな。勤め人だからと配慮されたのかもしれないが、正直どうでもいい。俺って会社員とはいっても、仕事する場所と時間は自分で決められる(程度のキャリアは積んだつもりです)
大型教習にはバイクで行くつもりだったが、初回にはたぶん間に合わないかもしれない。

11/25

MDF板加工大型教習の申し込みに、卒業時にもらった割引チケットもあるので、先週卒業したばかりの教習所へ。
照明写真は前回(2か月前)の余りがちょうど使い切れる量だけ残っていたのでそれを流用。「適性検査の実施予定、ネットに載ってなかったんスけど…」って言ったら、これも前回の流用できる(1年間)とのことで、適性検査すらナシになった。だいたい2万6千円引き。もう最初の教習の予約とれるよ? っていうので、さっそく予約。

その帰りにホームセンターに寄って板を買って、そこの工房で切ったり穴をあけたりして、ガレージに運び込んだところで日没したので作業は打ち掛け。商用電源の口などないので、電池照明が必要だな。

11/26

電池照明や工具など担いでガレージへ徒歩4分。都内住みで賃貸駐車場を借りるともっと歩かされることもあるらしいし、真夏を除けば悪い条件とは思わない。キックボードとかで往復してもいいだろうけど、ブレーキついてないと怖いし(途中に坂がある)、公道なので特定原付クラスでないとちょっと無理そう。電動原付を買えって話になると本末が転倒した上、出ていく金がバカにならない額になってしまうので自重しておく。
ガレージ床板接合部ガレージ板敷
掃除して、前日運び込んだ板を結合して、床を敷いた。元の床のままにしておくと、オイルや雨水で汚してしまったり、硬すぎてネジ頭が露出してたり、根太も板材も相当に硬くてスマートフォン落っことして壊したりしそうだったので、OSBや無垢材量ではなくMDF板にした。強度と耐水に劣るMDFを選んだのは、湿気を吸ったりしてくれるかなあと期待していることと、うっかりスマートフォンとか落っことしても床板のほうで吸収してくれねえかなあという期待。あと加工が楽ちんで廉価なので。この上にバイクマット(ゴム引き)を敷けばOKだろう。とはいえスタンド立てると凹みそうだから、スタンドの下にプレート敷いたほうがよさそうだ。

ガレージ床端材有効な床面積は幅1,930×奥行2170(だが完全な長方形ではない、幅は奥と手前で10mm、奥行きも右と左で同じく10oくらい差がある。少し歪んでいるのはしょうがない。600×900mmを4枚、900×900mmを2枚で収まりがついた。1800×900の板を使わなかった理由は、奥行2,100mmが確保できたのと「そんな長い板は車に載らないので、引っ越しのたびにいちいち軽トラを調達するのが面倒」から。買う時だけじゃなくて、次の引っ越しとか区画移転とか考えると、自分の車で運べるサイズに収めておくのがいいかなと思った。

床板の隙間は、現物合わせで切った貼ったできる場所ではないので、適当にかき集めた端材で埋めた。ピッタリにはならないので、ウレタンスポンジで調節。
あと灯りは常設のが欲しい。夏にどれくらいまで温度が上がるかわからないので、次の夏までは単三LEDランタンあたりで様子を見よう。エネルギー密度とか保管温度的にはCR123Aあたりが理想的なんだが(覆いさえ掛ければ車のウィンドウ下にすら置ける、唯一最大の汎用電池。SwitchBotロックで使用しているので、共用できるのもいい)、しかしCR123Aで広く照らせる製品はすぐ見つからなかったので、とりあえずこの問題は先送りする。

11/27

四輪タイヤとスロープ四輪のほうのタイヤ交換。
ガレージを契約するとき、バイクだけがピタリと収まる区画にも空きはあったが、どうせ四輪のタイヤ保管も居住空間から押し出したほうがいい(タイヤそのもののゴム臭と、タイヤカバー内張りのラバー臭が抜けない)だろうということでこのサイズにした。ホイール内側は普段の洗車で洗えていないので、タイヤ館で外してもらったタイヤはいったんポリ袋から出して、水拭きして乾燥させてポリ袋に戻した。そういえばブリヂストンの店にミシュランのタイヤカバー掛けたまま預けちゃったな、まあタイヤはちゃんとブリヂストンの製品をその店で買っているので勘弁してもらいたい。
作業灯は単四4本のLED作業灯で済ませた。ドライブトレインをバラすとか電装を追加するとか そういう作業まではしないのでこれで十分だろう。スロープはちょっと悩んだけど1,200mmのを買った。レンタルガレージの空き区画が埋まったらこの長さのは入らないかもしれないが、その時はもうちょっと短いのを買うしかない。


12/9

前日の夜に「予定通り車両出来上がりましたよ、明日来られますか何時ころですか」みたいな確認の電話があった。何十万円もする買い物なら普通こういう流れになるよねえ、最近ネットでバカスカ買い物してるとメール一通で何十万円の買い物できちゃうから、感覚がマヒしている
という訳でバイク店へ。市内の大手チェーン店では一番近いところを選んだんだけどそれでも5km以上はなれていて、徒歩→電車→電車→バス→徒歩10分で1時間。契約しに行ったときは車で行ったから気にしなかったけど、プロテクター装備+ヘルメットを担いで乗り換え2回+徒歩10分って地味にきついね、特に靴が。今のはホムセン二千円の安全靴なので仕方がない。靴買うか、また金が飛んでいく。

新車とGoPro40分くらいで清算とか手続きとか終了、乗って帰る。ドラレコないので、GoProをマウントして走り出すドラレコも手配せんといかんね。まだ金や手間のかかることいっぱいあるなあ… っていうかジクサーの狭いリヤシート下にETCとドラレコ本体両方を入れられるの? とか考えちゃうともう大変だな。

あー 新車こかすの怖いなー って言いながらゆっくり走って、なんとか住居最寄りのガソリンスタンドへ到着。四輪車のような新鮮なファブリックの香りがするわけでもないのに、店員に「新車のにおいがするね!」とか言われて「やさしい世界!」って思った。ガソリンが9L入ったから、バイク店では3Lくらい入れてくれていたわけだ。
そしてガレージに到着。スロープを押し上げるの、大丈夫かなあ って心配していたけど、筋力的には案外余裕でした。この長さ(1,200mm)なら200sくらいまでは何とかなるんじゃないかと思う。短いほう(900mm)だったらちょっとキツイかもしれん。
ゴムシートを買ってきて敷いてしまってもよかったんだが、ちょうどいい寸法のがあったのでデイトナの既製品バイクメンテナンスマット(820x2000mm)にした、フリーサイズのを買ってもあまりお安くないし、自分で切る手間が惜しいというのもある。床板には圧縮に弱いMDFを張ってしまったので、サイドスタンドでめり込むのを避けるためのサイドスタンドプレートもデイトナの既製品にした、テキトーにホムセンで買って3mmのアルミ板にゴムシート張れば十分な気もしたが、余計に金がかかるのでやめた。

ガレージに1台うーん これは詰めて入れればもう1台置けるね… 今日買ったジクサーはゲタ車として使い倒しつつ、しばらく慣れてから本格的なバイクを選んでもう1台買う(ジクサーは実家にキャリーして置いてきて、実家に四輪とか電車で帰ったときに現地で使う)予定だったので、2台置けるに越したことはないのだ。


ジクサーの慣らしと自分の腕前の慣らしをしながら、もう次何買おうとか考えちゃってる自分がいる。アレだな、初めて本格的なミキサー買ったときにエフェクタどれ買おうかとか考えが飛んでたアレに近い。
三気筒とか 四気筒とか V型とか ビッグバイクとか スポーツ車とか クルーザーとか 乗ってみたいのはいろいろあるんだよね。そもそも三気筒なんてヤマハのMT-09かトライアンフかアグスタしかない。クルーザーなんかコンテナガレージに入りそうもないし住宅地の賃貸住宅で維持できるとは思えない。5000兆円欲しい!
posted by JUD at 12:04| Comment(0) | TrackBack(0) | オートバイ

2023年11月21日

普通二輪免許(2/完)

自普通自動二輪の教習は第一段階を終えて、第二段階に進みました。

7日目 +28日 (11)

第二段階1コマ目のシミュレータ。

シミュレータはWindowsっぽいPC筐体+液晶モニタ、コントローラー筐体はHONDAのバンクしないタイプ。ハンドルがキックスケーター並みに軽くて、一応復元力はあるんだけど頼りなくて、最初は難儀した。バンクしない代わりに液晶モニタの画面表示が傾くという仕組みなワケ。

距離感をまったく掴めなかったのと、後輪ブレーキの制動力設定が低すぎて、狙ったところにぜんぜん止まれない。慣れてきたCB400SF教習車なら±0.2mくらいで停まれるんだけど、停止線をオーバーしたり、ぶり返して停止線まで3mくらいで停まっちゃったり。人は轢かなかったし転倒接触もなく走りきれたんだけど、ただそれだけ。やっぱり左右バンクと前後揺動の2軸くらいはほしい。

バス優先車線に差し掛かったら絶対にバスが来るし、ブラインド交差点では絶対に子供が飛び出てくるし、二車線道路右折ではトラックがいたら絶対に向こう側にバイクが隠れている。あと交差点に人がいるから停まったろ! って停止線の1m以上手前で停まってしまうと歩行者は行ってくれない。あと地形が不自然なほど何でもある、Forza Horizonみたいな自然には発生しえない市街地や、草原のただなかを不必要に曲がりくねった道路もある。

3D酔いする人もいるらしいけど、自分はしなかったな。たぶんギャップというか 小さい起伏とか、目視(したことにするボタンによる)カメラスクロールがなかったから(瞬時に左右斜め後ろが表示される)だと思う。スプラトゥーンのスパジャン2回でゲロ吐き寸前まで酔ってしまう俺にはありがたい。

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8日目 +30日 (12)

前回教習の次回予告によると、コース走行はまだやらずに、走行限界体験みたいな内容とのこと。

CB400SF教習車今日は3人で座学、というか乗車前点検から始まったコマ。といってもタイヤとチェーンと各ランプの点検くらいで、まあ四輪で普段みてるところと大差はないなという感じ。車両の整備項目ラベルに、チェーンのたるみ量は「指で押し下げて何mm」って指定があるけど、何N・m あるいは 何kgf・mで押し下げたらいいのかわからない。手指で押したくらいで切れるとは思えないけど、体感で覚えるなら、限界サンプルが欲しいところ。(電卓を叩いたら、エンジンの最大トルクが 39N・m(約 4 kgf・m)なので、とりあえず指一本で上か下から押せば十分らしい。ピタゴラスの悪戯の影響があるとはいえ、まあリアル人類が指の腹で押しただけで切るのは無理かな)
タイヤの説明では、同時受講者の2人はタイヤのスリップサインを知らなくて「へー」「ほー」とか言ってて、自分ひとり内心では仰天していた。こんな人たちですら、ふだん公道を四輪とか原付で普通の顔して走っているんだなあ。恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

そのあと四輪に乗せられて二輪の教官が左巻き込みニアミス転倒したり右直ニアミス転倒したり、コースに立って教官がハイサイド転倒したりフロントロック転倒したりしたのを見た。きっと教習の合間にニアミスしたりハイサイドしたりする練習してるんだろうな、と思うと胸アツ。仕事のために練習だ勉強だってのはどんな仕事でもあるけど、練習ですら命のかかる仕事はなかなかお目にかかれるモンじゃねえと思う。
四輪左折で左すり抜け二輪とニアミスした例で「見えなかったでしょ?」って言われたけど、俺は助手席に乗ったので実は教官用ミラーで見えてました

残り15分でようやく乗車。8日ぶりだからか、始動から3秒でエンストこいたわ(草)
高速でカーブ進入の体験。ぜんぜんラインをトレースできねえ。っていうかスピードメーターなんか見る余裕ねえから、30km/hで行けといわれたけど、たぶんメーター読み40km/hくらいは出ていたと思う。やる前から結果は見えていた。ブレーキ踏まない握らないくらいの理性は残っていた。
そういや四輪の速度計って だいたいGPS速度計と比して 5-7%くらい低めに出るんだけど、バイクってどうなんだろうな? 自分で試すしかないだろうな。

そういえば今日 教習ノート忘れてしまい(スマートフォンで撮ったコース指定図を書き写してそのままテーブルに置いてきてしまった)、当日キャンセル料と再予約がもったいないなー とダメ元でカウンターに申し出たら、教習番号記録と免許証があるなら受けられるという。ホントすんまへん…

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9日目 +32日 (13)

今日から検定コース周回。

間の2回の教習、オートマと座学だったので10日ぶりに一本橋に乗ったら、3秒で落ちた。
まったくこれだからオッサンは…

検定の2コースを5分かけてコース図書き写して、脳内シミュレーションをそれぞれ3回ずつやったおかげか、第1コース自体は覚えられていた。とはいっても、同じところを何度も通るコースなので、何度も「今どこだっけ?」とかいう教習独特の地理感喪失を発するのを抑制するのに神経を消耗した。四輪をふだん運転していても、コースを考えながら走っていると結構な割合で現在位置がわからなくなることもある。案の定 うわの空で走ってたら直後に右折する一旦停止で左端に停めちゃったぜ。

あと向こうの教官が気を使ってくれたんだろうけど、右折待ちしてたら対向車線の直進の四輪が停まってヘッドランプを消してしまった。これ「行って いい… のか…?」ってなるんで、できれば直進車は普通に走ってほしい… 教官は「車内で向こうの教官がハンドサインで行けって言ってた」って言ってくれたけど、(まあ検定は昼だから自分でもたぶん見えるだろうけど)夜間走行でそこまで見えねえよ…

次回は第2コースとのこと。同じところを双方向に走る部分があるコース設定なので、覚えることは多いけど「いま何周目?」状態にはなりづらい、と思いたい。

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10日目 +35日 (14)

検定第2コース。…といっても、ペアっ子に教官がつきっきりだったので、自分に並走してくれたのは15分だけ。

こっちに来るまで好きなペースで第1コースを周回練習しててね、っていうんで周回してたけど、どうも乗り始めたばかりの場内受講者が多い日に入ってしまったらしく、路上で停まってる四輪普通とか中型とか二輪も多かったので、言うほど好きなペースでは走れなかった。第1コースを1周だけしたあと、坂道停止&発進と一本橋ばかり走ってた(外周はだいたいどっかに誰かが停まっていたという口実は用意していた…)

ようやく教官が来たので第2コース… と思ったが急制動でミスった。変な握りのせいで、フロントブレーキ握るのと一緒にスロットル全開になってしまった(草)
まだ たまに変な握りが出るな…
急制動エリアの先10mくらいでコースの端(その向こうは文字通りの草っ原が3m、それでも止められなければ向こうの車に抱きつく羽目になる)なので、とりあえずクラッチ切って後輪ブレーキ蹴っ飛ばして減速、あらためて前輪ブレーキ握って停められたからよかった。スロットル操作はダメ出しされたが、その後の処置だけは褒められた。教習仕様車でなければフロント浮いて死んでたかもな… いやさすがに3速では浮かねえとは思うが… 2023年のハロウィンでバンザイウィリーして事故ってた動画が出回ってたのを観てしまったので、事故ってたら洒落ではすまんとは思う…
しかしながら、今日は常に誰かしら(危険回避練習エリアでもあるので)急制動エリアに人がいて、その1回しか急制動を練習するチャンスがなかったので、そこはちょっと痛い。

次のさらに次(+45日)の予約、技能と学科のセットとのことで、持ち時間2コマを超えて3コマ取らせてくれた。連続コマの1コマ目、予約票に『シ』って書いてあったので、技能はたぶんシミュレータ2回目なのだろう。ってことはセット教習は学科だから、ライディングギアは不要? まあ普段から車に積みっぱなしなので、いつも通り行けばいいか。洗濯物が減るのでそれだったら助かる。

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11日目 +41日 (15)

危険回避の練習。左右どちらか の合図をしたら、合図したほうにブレーキ使わないで回避しろ、という課題。

具体的には ギリギリまで回避方向がどちらに行くか指示されなくて、直進すると衝突する(実際に対象が目の前にある)ので、指示が出る前から小脳が危険を察知して「回避しろ!!!!」って信号出すんだけど、後頭葉が「まだ合図出てない!!!」って反発するので、はっきり言って3回やっただけで精神的にめちゃくちゃ疲れた。

この前 実家に行ったとき、兄上に「大型もとれ!!!!」って言われて… たしかに、いずれ欲しくなるだろうし、自分で車両を買って変な癖がつく前の教習慣れしている今のうちに大型まで取得してしまうのもいいかなあと思ったりはしているが。あと、四輪でもそうだがビッグパワーが必要な乗り方はしないと思うが、車両を選ぶときに選択肢が増えるのがいい。
教習車が普通二輪はCB400で大型二輪はNC750Lなので、13sくらいしか違わないし、全長も130o差。些細なものとみていいのか…? スタンディングで凹凸走破するのと、シート高が50o上がるのが最大の難関かと思う。
その兄上いわく「大型とれば俺の(1,200cc)を貸してやれるからさあ!」とも。たぶん 俺がそれに乗れるってことは、どうせ同行したツーリング先で俺が乗ってきた毛色が違う車両に「ちょっとその単車おれにも貸してみてよ」って言うつもりなんだろう。まあ交換条件としては悪くないが…
交換条件といえば 小さい車両を買ってきて「いないとき乗っていいよ」って実家に置かせてもらうのもアリかなあ? と振ってみたら、かなり前のめり(消耗品ぜんぶ手間賃ゼロで世話してくれるとも)になっていた。ジクサー150だったら新車でも車体+ETC付けて45万くらい、プラス10万でジクサー250かYZF-R15、プラス20万でCB250Rくらいまでいけるから、ある程度慣れるまで乗って、買い替えたら実家に置きっぱなしにして練習台&現地短距離ツーリング用扱いにしてしまっていいような気はする。まー この辺は相談というか交渉だな。

次回、シミュ+学科のセット教習がある日の、中4時間でなら枠が空いてるっていうので、予約した。その間はどっか食事して買い物に行っていれば時間はつぶれるだろう。まあどうせこの日は他に用はない、年末はただでさえ忙しいし、大型も取得する可能性も考えると、早めに終わらせたほうがいいだろうし。

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12日目 +45日 (16,学科1)

シミュ+学科のセット教習が連続コマ。そして、4時間あけてもう1コマ技能。
あれ? 技能17って、第一段階9コマ+第二段階8コマ学科1コマ ってきいてるので、この日で終わりじゃね? とノート見なおしたら、第一段階で10コマ使っているので、プラス幾千円。まあ そのくらいの金額で、車両などぜんぶ教習所もちで練習走行を45分できたと思えば損した気はしないが、自分のせいではないので釈然としないのは若干ある。

第一段階のシミュレータ1コマは単に「標識に沿って走ってくださいね〜」くらいのノリだったが、第二段階のシミュレータは殺意が高すぎたわ… 同組のほかの二人は普通二輪ATだったので見ても参考にならんなと思って自分が最初に走ったんだけど、着座姿勢からして違っていて、AT組に先に乗られていたら余計混乱したと思う、これはいい選択だった。
その後、唯一の学科1コマでDVDを観て、教官の講話があって終了。

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12日目 +45日 (17)

冬用バイクグラブ4時間あけてもう1コマ。
その間に冬用グラブを買いに行った。普通二輪の教習はあと2〜4回くらいしかないので、今日くらいの気温なら、1コマくらいなら気合でなんとか耐えられるとは思うが、4日前のトコで書いたとおり「大型も取得してしまおうかなあ」とか考えたら買っても損はしない気がした。まあ車両を買っても冬季に公道を走るかっていうと(どうせ冬季の週末はスキースノボに捧げているので)あんまりできる気がしないし、タイヤ換えてまで雪面とか氷結面を走る気もしないが。

というわけで今日1回だけの乗車は検定コース1&2を総ざらい。教官を従えてコースをそれぞれ一回りして、気になった点を指摘してもらったり、スピードチェックやタイムチェックをしてもらったりした。第二段階になってからスラローム・一本橋・クランク・S字を走る機会が減ってしまったので、下手になっている気がする。今日もほかの教習者が使用中だったりして、1セットしか走れなかった。
いわく『教習所内では方向指示器を点滅させたまま直進する人がいるので信じるな
いわく『教習所内では後ろを見ないで走り出す人がいるので信じるな』
いわく『後方確認しているアピールをもっともっと』
いわく『右左折したいときは割り込まれないように余地を残すな』
いわく『でもそんなにギリギリを走るほどとは言っていない』 などなど。

さっそく冬用グラブを着けて走ったが、手指が冷えなくて快適だった。これからもっと寒くなるだろうから、買ってよかったとは思う。
なお「秋冬用」の中でも相当に薄くて防護の軽めのものを選んだ。あんまりモコモコしてると操作しづらそうだったし、実際のところ 今回買ったものでも方向指示器の操作を1回空振りしていた。陳列されているものの中でいちばん厚手のものはスキー用でも今どきなかなか見ねえぞ、っていうくらいモコモコだった。

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13日目 +49日 (18)

第二段階みきわめ。今回良好なら検定の予約を入れることができるとのこと。

教官が評価するっていうだけで緊張してガチガチになってしまって、最初の1周を走り出してすぐに「ああ、これはもうどこかで失敗する。避けられない」って思って、案の定 幅寄せが甘かったり クランクで足つきしてしまって、ぐぬぬ…
とはいえ、2周目はそういった緊張感も飛んで、問題になるようなことは何も起きずに合格。時間が余った余禄で、クランクS字と、急制動、スラローム一本橋をもう1セットまで走れた。無事に卒検へ進む。卒検を予約するときに残金不足ですねって言われて、そうですね… としか。まあ何千円か払って余計に練習できたと思えばどうってことはない。ポジティブに行こう
もう30年近く前のことなので記憶にほとんど残ってないんだけど、四輪の教習のときこんなに緊張したっけっか。なんなら学科試験のほうがよほど緊張していたし、太々しく受講していたと思うが、残念ながら忘れてしまった。

優先道路を横断するとき、優先道路を走ってくる四輪がいて「まだかな… まだかな…」って待ってたら、急に手前で左折し始めて「そっち行くんか! でも後続車いるからしばらく待ちかな…」とヤキモキしてたら、その四輪が内側に乗り上げて後ろが詰まったんで「行ったろ!」って行ったけど、特段の物言いはつかなかった。検定中にこういうシチュエーション来られたら、どこまで待っていいのやら? 待つ分にはどんだけ待ってもいいよね?

結局、教習で実車に16回乗ってもまだ余裕が持てていなくて、検定コースを10回やったら1回くらいは失敗しそう。その1回を最初の1回で引かないことを祈る。

「平日に検定の予約を入れて、検定終了したら免許センター行けば1日で済むな!」とか思ってたが、どんだけスムーズに進んでも、検定が終わってからでは10q先の免許センターの受付には間に合わない(道路すいていても最低15分は足りない)ことが判明。しぶしぶ直近の検定実施日(土曜)の枠を予約した。

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オマケ +51日 車庫探し

クソ野郎の違法改造CB400SF住居にオートバイを置いとく場所がない。
駐輪場は建前(というか契約条件)として自転車と原付までということになっている。昨年ここに爆音(ぜったい車検通らねえやつ。右の写真参照)CB400スーパーフォア改造車を置かれていて、毎朝6時に爆音で何分もアイドリングされて叩き起こされていた(アイドリング回転数に換気扇ダクトが共振して騒音はさらに倍)ので、しつこく管理会社・警察・国交省にチンコロし続けて追い出した経緯もある。コンプラコンプラ国交省への違法改造車両通報は推奨されています
国土交通省 不正改造車・迷惑黒煙車情報提供窓口
関東運輸局 不正改造車・迷惑黒煙車に関する情報提供窓口
独法 自動車技術総合機構 通報窓口

今も駐輪場に普二スクーター置かれているけど、夜中走ったり爆音仕様になってはいなかったりするので特段気にしていないし、周りもそうかもしれないが、知らんうちにヘイト稼いでいて報復されるとか、盗まれるとか、そういうのを考えるとちょっと怖い。あと何といっても暴風雨とかで倒れたり浸水したりしそう。

なので、レンタルスペースを探して、家から350mのところにある4平米のレンタルコンテナがいちばん近くてサイズ的にもよかろうと。なんならバイク2台置いてもまだ余裕がある。内見はできたが、審査とか手続きが必要なので、なんやかんやで週をまたいで契約は来週からということで仮予約しておいた。こっちはこっちで、スロープとか床板とか揃えなきゃだ。近所のホームセンターで全部揃うといいが…

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14日目 +52日 (卒業検定)

いざ卒業検定。

コースは1番コースと発表(2番コースは、苦手なクランクに右折で入って方向指示器を切り替えて左折で出るので、教習中も失敗しやすく、できれば避けたかった)。

前回の「第二段階みきわめ」が緊張でガチガチになって失敗を繰り返したのでどうなることやら と思ったが、一発でパスした。

大型二輪1人→普通二輪3人→普通二輪AT1人の順に実施、自分は3番目の出走。出番が来るまでただ待つのもヒマだな〜 って見てたら、大型の人は普段から息をするように乗っている人らしく、スムーズに走って行ってあっという間に帰ってきた。でも他の人の失敗を観てしまったら調子狂うかもなあ、って2番目の人は見ずに自分の番まで適当にウロチョロして時間をつぶして出番待ち。

そうしてボケっとしてたら呼ばれて自分の検定開始。後方確認は大事なことなので2回見ました。何なら最初から最後まで後方確認は全部2回見た、よそ見しっぱなしならともかく、それで減点されることではないので。
同時に教習所内では四輪の検定もやっていて混雑していて(二輪は教官ひとりで5人受検だが、四輪は普通と中型あわせて同時に6台くらい走っていた)、自分の番でも指定速度到達区間で前が詰まったのでもう1周させられた。信号交差点あたりでもかなり車が多くて、まあ時間制限はないんだしゆっくり行こうや… と自分に言い聞かせて、だいぶ慎重に走った(つもりだったが、それでさえ走行終了後に教官から「もう1台先に行かせてもよかった」とは言われた)。
技能区間(と勝手に呼んでいる区間)のクランク・S字・急制動・スラローム・一本橋の中で、最初で最大の難関と思っていたクランク、左折で入るところを減点覚悟で右に振ってからクリッピングを手前にして進入、その後の角も手前に手前にと余裕を持って進み、出口が見えたところで「勝ったな!」などと口をついて出た(小声だったので教官には聞こえなかったと思う)。
急制動は速度不足ならやり直しできるとは知っていたので、加速でギリギリ下限を狙って無難に停止したら、これも一発でパス。
自分が認知している減点されていそうな行動はクランク進入のキープレフト放棄だけだったので、残り区間は目一杯減点されてもよさそうだったから、スラロームは始点と終点以外ずっとスロットル全閉、一本橋は落ちないことだけを考えてコンサバに… とだいぶ守勢に寄った走りをしたがそれでも減点はされなかったらしい。最後は無事にゴール&降車。
緊張は少なからずあったが、走り出して外周を「この区間退屈だなー」とか考えながら1周したくらいで「まあ失敗しても1週間余計に期間がかかるのと、約1万円を失うだけだからな」と開き直ったらほぐれた。

その後教官から講評。先述の「もう1台待ってあげてもよかった」のと、操縦技術として「右だけニーグリップされないことがある」の指摘があったくらい。右だけニーグリップ甘いのは、(前ブレーキが使えないので)いつでもブレーキを踏めるようにと意識が引きずられているからです。教習車CB400SFはパワーバンドがクソ広いので、発進と停止、それに一本橋で1速を使うだけで、その気になれば2速だけでほぼすべてできてしまうから、左足はほとんど意識を持っていかないというのと対照的。ちなみにクランクS字も2速に半クラだけで乗り切った、さすがに外周定常走行と急制動は3速で走ったが。

11:10に検定終了するも(親切にも不合格の場合はすぐ次の検定のための補習予約を入れられるように即時告知してくれるらしいが)不合格とは言われず、12:50まで待つかご飯でも食べてこいとのことで 車を出して食事に行こうと駐車場へ向かったら、クランクで転倒している受検者が見えてしまった。転倒した人を見て最初に考えたことが『この人が自分より先の順番でなくて(目撃してしまわなくて)よかった〜〜〜〜』だったけど、薄情だとは思わない。失敗って伝染するからね。

食事しても暇を持て余して、Kindleで積読を崩しながら待つことしばし 12:55、ようやく合格発表… あー 俺のあとの2人は落っこちちゃったかー、とか他人事ながら少しの心配はした。そもそも ひとりは転倒してたから発表もクソもねえやな。流れ作業的に免許交付の手続きの説明を受けて、13:30に解放。週末で免許センターが営業しておらず(してたとしても受付時間帯には間に合わない)、即日交付はできないので、すごすご帰宅。

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15日目 +55日 (免許交付)

目標は10週間と前回書いたけど、8週間でとれた。最初に日程を決めてしまって優先予約が取れる重課金コースなら、季節によっては3〜4週間くらいでとれるらしいけど、まあ軽課金コースならこんなもんでしょう。

AMのうちに、審査が通ったのでバイク置き場レンタルの手続きと決済。お値段けっこうするのよね… まあ冬タイヤとかスキーとかもそこに置いときゃいいでしょ。いま実は寝室に冬タイヤ置いていて、一応ビニールで封しているんだけど、抑えきれないゴムの臭いが少し漏れ出ているので。

埼玉県警本部免許センター免許センターは 平日の13:00-13:45しか窓口があいてないので、PM休を入れて 13:30頃に行った。15分並んで窓口→視力検査、教室で15分待って、10分説明きいて決済、50分待って、写真撮影10分、50分待機、15分の説明ののち 免許証配布開始から15分でようやく解放が16:30。ちょうど3時間拘束された
帰りにどっか寄って… と思ったが、大型教習を受けるつもりだった教習所も、買う算段を立てているバイク店も休業。またもや すごすご帰宅。

免許センターの交付受付窓口に並んで観察していたら、全体の一割くらいは『失効後再取得』だったのがわかった。最初そっちの列は高齢者が多く見えたので、何の列だろう? と観察していたら「あっ…」ってなった。失効させる人そんなに多いんか… その窓口は怒鳴ってる人も多いし進みが遅いし、恐ろしいものの片鱗を見てしまった…

何はともあれ これで一段落ついた。『資格がないのでできない』ことがたったひとつ減っただけで気分が上がる。次は大型自動二輪だろうけど、他にも(運転だけではなく)いくつか免許を取得しようと思っている。
普自二
さて車両買うか… TO BE CONTINUED...
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2023年10月31日

普通二輪免許(1)

自動車学校に行って普通自動二輪の教習を受けています。

いつか取ろう いつか取ろう と思ってもう20年くらい経っていて、今の仕事が在宅勤務&フレックス制で、車もあるし、今とらないともうないな、と思って取得を決定。そうじゃなかったらどっかに2週間くらい休み作って合宿だろうな、とか考えちゃったくらい。いや、まとまった休みも取れなくはないから合宿も悪くはないんだけど、この年になって(運動神経がまだフレッシュな)若者に交じって(ふだん運動ほとんどしていない)オッサンが合宿、っていうのは差を見せつけられてしまい精神的にキツいじゃろ… それに、四輪免許あるから学科免除なのでその空き時間とか、相部屋空間に放り込まれた夜間とか居づらいとは思う。

目標はスキースノボシーズンの前、10週間で免許取得

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申込 −11日 (9月某日)

二輪教習コースネットで仮予約しておいて(3,000円引きだ)、この日に自動車学校に申し込みに行った。
重説を一個一個マークしながら読み聞かせてくれるんだけど、聞いてるのが眠くて眠くて… それはWebサイトにも書いてあるのじゃが…
グラブは教習所指定のものを支給された(ぺらっぺらのだ)のと、長袖長ズボン着てくればあとはメットもプロテクターもブーツも無料貸し出しがあるよ っていうので、まだ買わないことにした。走ってみてからどんなのがいいか悪いかわかるかもしれないからなあ。
(あとで「臭いな!」とか言うんだけどそれはそれ)

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適性検査 −7日

図形認知や数値の特殊演算を繰り返す典型的な適性検査、マークシート的なやつ。
回答可能時間を教えてくれないので、時間が足りなかったり余ったりした。百何十問かあるセクションもあって、実際かなり乱暴に進めても30個くらいしか書けなかった。まあ最初見た時点で「無理だろこれ」って思った。

初回教習の予約をした。初回なので1時間ずつだと次やったとき忘れてしまいそうだから、と2時間続けて教習を入れた。今回の契約だと予約時間は2コマしか持てないので、1コマずつ別々に入れて毎回次の1時間を予約すれば早く終わる可能性もある、とのことだったが、まあ2回目くらいまでは連続で受けたい。

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1日目 初乗車 ±0日 (1) (2)

通う回数も少ないほうがいいしな、行くのは15分かそこらで行けるんだけど、平日は15時からしか教習の設定がないので帰りは道路の混雑で30〜40分くらいかかるモンでね。
引き起こし、発進と停止。あとコース外周をダラダラ周回。ちょっとだけ四輪用のクランクに入ったりした。
手がクラッチで足がブレーキってところに違和感があって、慣れられる気がまるでしない。発進時よりも、停止時のほうがエンストしやすかった。MT四輪でも20kmくらいまでエンブレで落としたらあとはニュートラルにしてクラッチ踏んですらいなかったので、二輪でもそれをやろうとしたら、まずニュートラルに入れられないという… (まあ二輪では Nではなく1速にしていいみたいだけどね) 四輪のミッションってよく出来てるんだなあと感心することしきり。しかも教官にフロントブレーキ握ってるのも見咎められていいとこなし。
握りが悪くて「手首下げて」って何回も言われた。あと自転車の癖だと思うんだけど、クラッチと前ブレーキのレバーに指かけんのやめなー ってのも何回か指摘されてた。
最後にスラロームと一本橋を1回だけやらせてくれたが、スンナリ出来そうもないことだけわからされて終了。

外周をタラタラ回ってるというのも、2周目にはもう「3速入れて」って指示されて3速に入れたら、スロットル回さなくても20km/hくらい出て、これは怖いぞ、となった。チャリなら見通しが良ければ40km/hくらいでも怖くはないが、動力走行だとちょっと手首に変に力を入れただけで車体から体が置いて行かれそうなのが怖い。チャリだとブレーキに指かかってるしなあ(悪い癖)。

あと引き起こしを腕力だけでやったら、教官に変な顔された。もちろん筋肉痛になった。腰もちょっと痛い。
調べたら教習車は210sくらいあって、想像していたより重い。750と同じくらいあるよね…

教習用CB400SFついでに感じたこと、教習車はCB400 SUPER FOUR(4気筒)なので、アイドリングでも吹かしても『ボボボボボっていうよくある単車の音』じゃなくて『ウィーンっていう機械動作の音』なんだよね。教習所内でゆっくり走ってる限り、静かでいいなあ って思った。排ガス規制が年々厳しくなる一方で、自分が欲しいと思っていたゾーンは単気筒主流になっちゃっていて、あんまりパンパンいう単車は家には置けねえなあ、ってちょっと悩んでる。まあ教習車仕様はデチューンされているらしいので、このノリでCB400SF買っちゃったらそれはそれで大変そうな気はする。

そう、そういえば教習中ずっと方向指示器が点きっぱなしになってしまい、止め方がわからなくて常に左か右のどっちかが点いてた。帰ってからホンダのWebサイトに行ってCB400(教習車がこれだ)の取説ダウンロードして読んだ。車もそうだし昔のバイクも、センター位置に戻せば消灯するだろくらいのつもりでいたので、押し込んだら止まるってのを理解したとき「そんなの知るかよ…」ってなった。
ミラーもぜんぜん見てなかった。というか教習終わりにミラー見たら明後日の方向に向いてた。説明にないことは何もしないでいたらこんなことに…

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2日目 +8日 (3) (4)

中7日だから操作子とか忘れちゃってねえかなあ、と心配したけど操作子は忘れてはいなかった。予約とれねえから…
外周走行を3周くらいやって(さすがにスピードには慣れてきた。これはウォームアップ走行で毎回やるらしい)、あとは2時間ずっとスラロームと一本橋。
スラロームはアレだ、体を車体に固定して、その車体を倒して曲がるのがスノボの感覚にだいぶ近い。スキーだと膝から上と下で違ってくるのでちょっと感覚は違うかもしれない。最初のうちはどうせ下手くそなのは承知だろうから、せっかくだからとパイロン倒しても構わないくらいの勢いでやった(実際3回くらい当てた)。車体を起こすのにスロットル開けろと何回か言われたけど、グリップで操作するスロットルを「ちょっとだけ開ける」って難しい。それでも無理して開けると、後ろから蹴っ飛ばされてんのかっていうくらい開いちゃう。
一本橋は、まず発進が安定していなくて最初の段差を乗るときにまっすぐ乗れなくて、1mで落ちるのを何回か繰り返して「これ規定時間(9回)内にできるようになるのか…?」って思った。うまい具合に教官が(教官1人に受講者2人なので)内容に差のあるペアっ子の指導にかかって20分くらい自由に回らせてもらえたので、いったん時間のことは忘れて、いろいろ試しながら吹かして1速に繋いでそのまま走り抜けるようにしたら、最後に5回くらい連続で成功してなんとなく完全に理解した。教官はだいたい「とにかく背筋の形が悪い。前傾して。握りも悪い。脇も締めて進むほうに首向けて。あと脚もしっかり」って言ってて「つまり全部やんけ!」って。まあその辺は… 自覚はある…
3コマ目が終わるくらいで、ようやくニュートラルにも八割がた入るようになった。

腰痛い。というか多寡の違いはあれど全身あちこちで筋肉痛。
何度も「ニーグリップしっかり!」って激励されて、でも ここの筋肉、毎年のことだが冬にスキースノボで発達して夏には衰退しているので、今(秋)思いっきり踏ん張っても力が出んのじゃ… スキーシーズン前の筋トレだと思えば…

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3日目 +15日 (5) (6)

もう1日先でよければ2コマとれたんだけど、あんまり間をあけたくないのと、このまま+8日のペースで進めると2週間後のイベントのせいで変な日程調整が必要になるので+7日にねじ込んだ(結局はその後AT教習とか入って乱れたので、その調整は意味なかったわけだが)。その都合で間に1コマ挟んで2コマ。
この日(木曜)は15時から本業で定例進捗報告会があったんだけど、進行が良好なのでその旨伝えて14時に勤務終了。やっぱりフレックス勤務の勝利。

スラロームと一本橋、あとS字とクランク。
スラロームは、前回「スノボのように」とか思ったけど、リーンアウトして体を起こしたまま、車体をスキースラロームの膝下みたいに寝かせて回すとかなりコントローラブルに感じた。次からこれで行こう。
一本橋もさすがに慣れてきた。そもそも一本橋はいちばん難しいんじゃねえかなあ、先にほかの曲がる止まるをやってからでないとできねえんじゃねえかなあ、と思っていたが、一本橋はほぼ毎回やらせてくれるらしい。それなら納得だ。今回はタイムも測ってくれるっていうんで、ほとんど減速しないで走り抜けたら8秒だった。まあ本番で落ちなきゃ大丈夫だろう、くらい思えるようにはなった。

S字に入る前に先導の教官が「2速で」って言うんで、何も考えずに2速で進入したら教官はしれっと半クラッチで1速アイドリング並みまで減速してて、泡食ってブレーキ踏んで(前輪ブレーキ握らずに済んだくらいの理性は残っていた)エンストこいてそのまま転倒。走らせるだけで忙しいので「車間距離ないなー」とか思った時にはもう遅い、みたいな典型的転倒。これはダサい。
同じMTでも四輪に比べて、車体姿勢制御もしなきゃならないし、ブレーキも1系統多いので、とにかくやることが多くて忙しい。あとロックしてもエンストしても四輪は倒れないので、二輪はホントやること多いなー って思い知らされた。そういや自転車乗ってるときはほとんど前輪ブレーキで止まってたし、そのせいでバイクに跨って走っていても咄嗟にブレーキかけようとして前輪ブレーキ握りそうになる癖マジでやめたい。
結局のところ、二輪用のS字とクランクは四輪に比べて狭いけど、車体も内輪差も小さいので、引っ掛けない程度に前輪を外側に張り付けていれば後輪は絶対セーフなので難しくはなかった。先にやっていたスラロームと違って制限時間はないし、車体を傾けるのは怖くない(スノボのそれの方がよっぽど怖い)ので。

この日連続コマとれなかったので間に1コマ休憩があって、休憩自体はまあ1時間でも10分でも休みは休みなんでただ時間つぶしているだけだったんだけど、そのせいで「教習所が貸してくれるプロテクターくさいな!」って理解してしまった。走ってる間は感じないから今まで無視できたけど、何もしないでいると余計なことを感じとってしまう。

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4日目 10/14 +17日 (7:AT)

ここから先は2コマ連続で取りづらいっぽいので、1コマだけでも積極的にねじ込んでいく。実際のトコ、今回はAT車教習なのでこの先だと余計に取りづらくなるのでしょうがない。そういえば土日祝日に教習入れるのは初めてだな。

…と思って行ったら、AT車ではなくて急制動とか二人乗りの回だった。機材か教官の都合がつかなかったのか どっか下手くそで再履修と判定されてズレてたのか… 予約票表示と違ったんでびっくりするなあもう。急制動はスピードメーター見てないから確信はできないし、40km/h出てたと思うし制動距離も余裕な感じなんだけど、クラッチはエンストするギリギリまで握るなって言われてしまい、ちょっと困惑している。
1コマ余計にかかると何千円かかかるけど、何千円さえ払えば、車両から何からセットで教官が見てくれて45分くらい走れるので、そんなにネガティブな思いはしない。むしろ得したかもとか思っちゃう。期間が延びるけど、まあそれはそれ。

教習を終えて帰宅したら電話かかってきて「予約管理を間違えちゃって、予約してた+22日の教習の前にAT教習しなきゃいけなくて、それだと+22日の教習はできない(そして、その後1週間くらいその教習内容の空きがない)、ただ明日9時の回がAT教習で空きがあるので、それ来られるなら今予約している2枠を握ったまま明日9時の3枠目を予約できるよ」っていうので、二つ返事で了承した旨を伝えて早寝。
(明日午前から昼まで、一帯が大雨の予報なので、たぶんキャンセルが出たんじゃないかなー、という邪推)

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5日目 +18日 (8)

雨のAT教習車.jpg今度こそAT? しかし大雨ですが?
教習所貸し出しのギアを使っていたんだけど、案の定ブーツは浸水した(穴空いてんだもん)し、ヘルメットは使う前から濡れてるし…

400スクーターがとにかく重くてホイールベース長いし、小径タイヤなので何やっても怖い。ATが楽なのはエンストしないことくらいで、踏ん張るところもねえし姿勢もきついし、楽なもんじゃねえなあ、という感想。
足ブレーキがないので、両足ついて発進したら安定していたのがわかったのが唯一の収穫。MTだと右足ブレーキ踏んで発進してるので、一本橋ダメな理由はこれ(たぶん左に傾いたまま発信している)なんじゃねえかなあ。
あ、そもそもスクーターでの一本橋は落ちるとかそういうレベルではなくて乗れませんでした。だってカウリング邪魔で見えねえんだもん。

あと水。ブーツの穴がどっかにあるのはわかるんだけど、もう走り出してしまったらどうしようもないので、ただひたすら我慢。着替え持ってきていてよかった(本当に靴下からトップスボトムスアンダーまでひと揃えバッグに詰めて行ってた)。

ということで、次の教習まで7時間あったので、いったん家に帰る前に近所のホームセンター行って、手早く安物のシールド付きヘルメットと鉄板入り作業ブーツを買ってきた。9,000円なり。バイク用品店まで行って「バイク用の」ブーツを選んでる時間まではなかった。

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5日目2コマ目 +18日 (9)

中7時間で同日夕方にもう1回。今度は普通のCB。急制動と坂道発進の回。
ついでに、教習所で何パターンかある規定のコースを覚えることも混じってきた。この「道を覚える」っていうのがいちばん苦手でなー。普段から「目的地に着けばどうでもいいじゃん」って考えて生きているので、用もないのにあそこで曲がってここで止まって、というのをぜんぜん覚えられない。何十年か前に四輪の教習を受けたときもこの辺で苦労した気がする。

今日のペアっ子さん、やたらめったらエンストしてたのであんまりマイレージを稼げなかった。ウォームアップ走行で外周を20km/hで走っていて目の前でいきなりエンストされたときは魂消た。車間距離とってたから接触とか回避とかいう問題じゃなくて、単に何が起こったかわからなかった。恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
不慣れな受講者には前に乗った車体を優先して割り当てられているらしく、回数を重ねたら意図的に別の車体を与えられるようになった。さすがにこっちも慣れてきたのでクラッチの個体差くらいではオタオタしなくなったんだけど、今日の車両はニュートラルに入りづらいのと、あとメーターが結露してて読めなかった。メーター読む必要は特にないとは思っていたから気にしなかったが、急制動練習のとき「35km/h出して」って言われて往生した。わかんないからエイヤーで回したらうっすら45km/hくらい出てたと思う(笑

急制動以外ではもうエンストはしなくなった(制動開始と同時にとっととクラッチ切っていいなら急制動でもエンストしないけど、直前までクラッチレバー握るなって言われてるので…)。ここまで来てもやっぱり一本橋がいちばん難しい。次がコースを覚えること。

昼に雨は止んだけど、同組の人たちブーツとかまだジットリしてたらしく、作業ブーツ買ってきて正解だったな。でもプロテクターもかなり臭っていたので、胴体プロテクターも買ってしまっていいかもしれない。肘と膝はまあ許容できるかな…
同組の人たちといえば この日は日曜だったわけだが、彼らは朝からキャンセル待ちしてても全然空かなくて今日1時間しかこなせなかった、9か月以内に検定まで行けるか自信なくなってきた、などと愚痴をこぼしていた。まあ普通の勤め人ならそうだろうなあ、平日にモリモリ教習を入れていける俺ラッキー、とは思った。

次回良好なら第一段階終了で次にシミュレータから第二段階が始まるらしい。(すでに1コマ余計に使ってるっぽいのもあって)一発で決めたい。

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6日目 +22日 (10)

第一段階みきわめ(教習所用語らしい。あんまり好かん言い方)だった。

本日のペアっ子は小型二輪か原付に今まで乗ってたらしく(所持免許チェックのときに青なのは見た)俺より走るのが上手いが教習2回目、っていう人だったので、実質15分くらいしか教官には伴走してもらえなかった。前半はひとりでぐるぐると指定コースを走ってただけ。
あとついでに色々とヤバそうなところを探ってた。今日の車両は初めて乗るんだが、こいつクラッチ長くね? っていう個体差モロに感じたので、前半の単独習熟時間の合間にエンストギリギリを攻めて、最初の5分は見事にエンスト祭りだった。

後半(というか残り10分切ったくらい)に教官が来ていっぺんコースを伴走してもらったんだけど、コース図に書いてないパイロンとか、何回かコピーしたと思われるノイズの乗ったコース図では曖昧なシンボルで示されていたところで何回かコース間違えて、時間的にはこの周回で教習時間切れ(&追加1コマ)かなー とか思ったけどもう1周させてくれた。この泣きの一回で技能的にはOKをもらえたので、無事第一段階を終えた

「これやっていいの?」みたいなのが何個か不明なままここまで来たので、ほかにもいろいろ試していた。
片側2車線の路上で四輪教習車を追走してたら、四輪が目の前で15km/hくらいからエンストして急停止、これをスルッと追い越したら「教習中は基本的に指示された以外の追い越しはダメ」と言われたり、合流で「あの車間に合流したら、検定なら打ち切り」って言われたり、今なら指摘されておしまいという第一段階教習で超えちゃいけないラインを理解できたのはラッキーだったな。何せホラ、コースとか法規の判定でNGを食らっても 失格打ち切りや再履修などない最後の教習なので、ちょっとくらいズルさせてもらいたい。まあ教官から見たら、たまったもんじゃねえと思うが ゴメンねテヘペロ。

コース覚えきれなくて変なところでギタギタ停まったり停まらなかったり、コース案内が脳の八割くらい使っちゃうんで結構パニックになっていたと思う。何もないところをただ走るだけなら大丈夫だろうけど。交通ルールを順守するとか 流れに乗るとか そういうのは第二段階でがんばる… その前にコースを覚えなきゃだ。

次回は第二段階1コマ目のシミュレータ。見たことないけど、二輪のシミュレーターって本物の単車より難しいときいたことがあるが大丈夫か? 筐体はMANX TT(セガ/1995)みたいな高級機だったら楽しそうだけど期待がすぎるので程々にしておく。
2日後に予約入れられるよ って言われたけど、週末は旅行行ってくるので平日にしてもらった。

---- (以下 与太話)

実際のトコ、フレックス勤務でないと普通の自動車学校通いなんてできないので(土日だけだと最大で半年くらいかかるし、冬はスキースノボで出ずっぱりなのでまず無理目)、今しかないといえば確かにない。前の会社にいたころのような、金融の基盤開発とかインフラとかやってた頃だと、3か月やあるいは何週間かで派遣先が変わったり、そうでなくとも突発的な休出命令もあったので、なおさら通いでは無理だろうしなあ。
フレックス勤務だったのは、主に1999年〜2001年にやってた基盤開発と、2006年〜2007年のテスト案件くらいか。まあこれらはフレックス勤務制度が先にあったんじゃなくて、単に開発用・テスト用機材のリソース不足で「夜も仕事しないとプロジェクト全体が詰むので夜来る奴は昼来なくていいよ」っていう理由で事実上のフレックス勤務だっただけで、制度としてフレックス勤務なのは今の案件が初めてかなあ。

(そういえば前所属会社で 2018年にフレックスの派遣先に行ったとき、総務に「(日数関係なく月間総稼働時間の会社間料金なのは当然として)本当にフレックス勤務なのは、あなたくらいしかいない。でもうちの会社は9時6時なので最低時間は切らないように かつ時短には有休使って」って言われて激怒した。必ず彼の邪智暴虐な会社から自分の籍を除かなければならぬと。まあこっちも辞め時なのは確定的に明らかになったわけだから、屁理屈こねて、時間外つけて欠勤日を有休にして、料金はギリギリ割増割引ナシのまま会社に残業代を出させたが)


免許とれたらとうぜん車両も買うつもりなのだが… 今住んでるトコだと高速乗れない125ccはちょっと無用の長物になりそうな気がするので、選択肢はいきなり減る。
教習所行く前はCB400SFとか魅力的に見えたんだけど、教習で乗ってみたら200kgオーバーの車体が手に余って、もうちょっと腕前や筋力が必要かなあ。というか、そもそもこの前CB400はディスコンになった。今ラインナップにある4発はもうスーパースポーツしかないんだけど、スーパースポーツはカウル分解清掃とか整備で大変そうな気がする。あとお値段。
小さめの150ccクラス(ジクサー150: 139kg)がチンタラ走るには魅力的に見えるんだけど「高速道路に進入できる」ってだけで、これでロングツーリングはキツそうだなあ。MT-03(320t: 167kg)くらいなら何百kmくらいには十分だろうけど、アフターパーツ市場を調べてみないとなんとも… 兄弟車両MT-25とか、同格スーパースポーツYZF-R3とかのパーツは流用できそうな気がする。多気筒のほうがなんとなく音とか好みではあるのでMT-03が有力かな。
普通二輪とってすぐ単車を買って、ちょっと慣れてすぐ大型免許も取得するならば、選択肢は増えるだろうから、1台目は小さめなのでもいいような気はするけど、バイク何台も持つほどハマるか…? っていう心配はある。っていうか置く場所ない… 5000兆円欲しい!

次回に続く
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