http://www.youtube.com/watch?v=SiS2-t5s4ig
振り逃げ3ラン
2007年春 高校野球神奈川県大会 準々決勝 横浜vs東海大相模
二死一三塁、カウント2-2から空振り。こともあろうか主審は「アウト」然としたジェスチャーを敢行。横浜高校の守備選手は全員引き上げるが、打者は東海大相模ベンチからの指示で進塁しホームイン。
さて問題はどこにあるか。
振り逃げはWikipediaの解説が詳しいが、こういったルールは選手自身も知らないことが多い。インフィールドフライと振り逃げについて知っているか知らないかは野球規則を勉強しているかどうかの指標になりやすいとは思うが、実際のところ高校生程度ではほとんど知られていないし、プロ選手でも知らない馬鹿が結構いたりする(笑)。
指導者が捕手に触球を慣行させていないというのも問題ありだが、今回のケースにしては審判員(主審)が最も悪い。主審は一塁審判員がスイングした旨表明したところで「アウト」のジェスチャーをとった。握った拳を挙げるジェスチャーは「ストライク」でも使用されるが、この場合は誰がどう見ても「アウト」だ。これを主審が「ストライクの意味で右拳を挙げた」という言い訳をするだろうが、そんなものは通用しない。
なぜなら判定協議後の場内放送で主審は言った。「打者のハーフスイングで一塁の塁審に〜(略)〜スイング、その時点で3ストライクですがまだ三振ではありません」と。これこそが、主審が野球規則を知らないという証拠だ。正しくは『三振ではあるがアウトではない』。ハーフスイングという単語が出てくること自体、末期症状だw
ちゃんとレフェリングしてもらえず、正しい指導も指示もしてもらえなかった横浜高校選手もかわいそうだが、いみじくもプロを目指すかそれに近いほどのアスリートなのだから、ルールの勉強くらいしておくものだろう。最近のIT土方もそうだけど、身を守るために勉強することがそんなにイヤならやめてしまえ。
で、ここまで書いてプレビューしてから気付いたんだが、もうすでにWikipediaの記事にこの事件が書かれているのな。早過ぎだからw
2007年07月30日
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そういやぁ少し昔に松坂がインフィールドフライでなんかやっていたようなことを思い出したですよ。
しっかし、読まんもんかね、ルールブック。
読む手間を他の奴に押し付けたりして、読んだら負けみたいなオッサンとか見ると張り倒したくなる。だからそういう奴は困ってるのがわかっても助けないで、破綻してから「だからマニュアル嫁って言ったじゃん」って言うことにしてるよ。
何十年経験を積み重ねてもhackerになれずなる気もないscript-kiddyと本気で仕事する気にはなれないなあ。