2007年05月10日

富士鷹ジュビロ

最近のマンガ。

買い続けている漫画誌は「モーニング」「イブニング」の2系統3誌だけなんだけど、ちょっといろいろ溜まってきたので書いてみる。

まず、最近のお気に入りといえばなんといっても「聖☆おにいさん」である。このシュールさは、久々に俺にマッチした。同じくモーニング2には「ファンタジウム」があり、モーニング2はこれらのためだけに買っているといっても過言ではあるまい。

一方で最近のイブニングは、どうもダメな香りがしてきたなあ・・・・ここ最近の新作では「レッド」と「ビビリメガネ」、それに「少女ファイト」くらいしか面白いものがない・・・・というか、どいつもこいつも軽すぎて読み応えがないというほうが正しいのかもしれない。とりあえず少女ファイトは立ち読みするくらいなら単行本で買っとけ。月一回掲載だし、何度か振り返らないと筋(というか真意)がわからんネタが・・・・。

一方で、モーニング・イブニング以外ではサッパリな俺。ショー☆バン鉄腕バーディー、それにMOONLIGHT MILEくらいか。最近は野球マンガでもミスフルとかおお振りにはついて行けていない俺・・・・。

それにしてもいつか来るとは思っていたが、黒博物館スプリンガルドSpring Heeled Jackネタでモーニングに登場。この手の猟奇ネタで史実からネタを引っ張ってきて藤田和日郎が書けそうなネタってーとこれしかないかなー、と。なんせヴィクトリア時代の猟奇話ってこれしかないんだよな。この時代から前後すると藤田和日郎の得意な「謎のからくりと猟奇的描写」をうまく表現できる時代ではなくなっちゃうんだよな。普通ヴィクトリア時代の猟奇的殺人といえば少なくとも国内では「切り裂きジャック」しかあまり知られているものがないが、話的には謎が多いバネ足ジャックのほうが面白い。しかもこれまた上手いことに、「ばね足ジャック」という言葉はまだしも、あんまり詳しい日本語の文献も著名な小説もないので、マンガの題材にはうってつけだ。

でも、藤田和日郎ってーと、俺的には「からぶりサービス」のイメージが強すぎて困る・・・・。
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