そろそろ落ち着いてきたので、はやぶさについて書いておこう。
・'71からNASDA〜JAXAが打ち上げてきた科学衛星の20号機。
・開発名はMUSES-C、愛称「はやぶさ」。
・工学実験探査機であるが、わかりやすく「小惑星探査機」と呼ばれることもある。
面倒だからあとはいつものようにja.wikipediaでも見ておいてくれw
で、工学実験探査機としてはちょっと考えられないほどの『工学的成果』を齎したわけだけど、メディアでは例によってそのわかりやすい成果である『小惑星探査』ばかりがクロースアップされていることにゲンナリしてる人も多いだろうなあ。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100614-OYT1T00947.htm
科学予算削減の民主、はやぶさ絶賛は「現金過ぎ」 - YOMIURI Online
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100614-OYT1T01006.htm
はやぶさ後継機仕分け、枝野氏「工夫求めただけ」 - YOMIURI Online
政治家のお偉い連中が今このタイミングでこういうコメントを出すこと自体、問題の本質を理解してないのだろう。MUSES-Cはいわばそれ自体が実験なのであって、基礎理論から設計・製造までのすべてを裏付けるために必要なプロセス。実験・試験の裏付けのない開発成果なんてありえない。
発言に気を使ってる(つもりの)先生諸君にしてこの有様なわけで、御用会社のNTT系列会社など知れたもの。テストもろくにやらない(=カネをかけない)これらで作られたソフトなんて怖くて使えネーや、ホント。
だから俺にちゃんとテストをやらせてくれ。心からそう思う。
2010年06月15日
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こいつらは仕分け作業自体が基本的に財務省の出したロードマップに
則って行われていることを理解していないのだろうか?
自民政権時代も民主に変わっても、結局は官僚の手のひらで「裸踊り」
していたに過ぎない訳なんだけど。
事前テストは、俺はAB型的に無理だなーw
常に Gun & Run だわw
結果的にすごくいいアピールしてたし。
テストは、まあ、バグ抽出件数や全ステップ網羅でしか評価してもらえないので、予算を考えると苦しい。
個人的にはそんなことよりコア部分に重点的なテストを・・・とか工夫する余地はあると思うんだけどねえ。