http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070501-00000025-inet-inet
民間刑務所で Ruby によるソフトウェア開発者を養成
アウトソーシング業務を
えーっと・・・・
いや、いいことだと思うんだ。刑務作業としていろいろなことを教えるのは。でもな、商売にしちゃあダメだろう。だいいち、ソフトウェア開発の中でもコード書きというのは、製品に現れる技術力の差が最も顕著な仕事だ。PGなんて奴隷だという今の好ましくない風潮に拍車をかけることはまあ間違いない。
まあ一行いくらとか一時間いくらでコードを書いている奴らとはちがい、俺は出来上がりのモノに金を貰っていると自負しているが、こーゆー手合いと一緒くたにされちゃイヤだなあ。
着眼点はいいと思うんだけどね、過分に話題作りのような気はする。ちゃんと力を入れれば、Rubyで開発できるようになる程度の新卒はいくらでも手に入るからね。そうでない会社は、そういう努力を出来ていないってことなんだけどな。刑期明け受刑者を馬鹿にしているつもりは全くないが、刑務所から出てくるような手合いを仕込んで手元に置かなければアウトソーシング業務従事者を手元に置いて置けないのであれば、それだけその会社に魅力がないってことだろうし、そういう意味では別の意味の青田刈りというところか。
ま、今日び、若い技術者ってのは力さえあればいくらでも仕事は見付かるから、それに比べて受刑明け受刑者の会社定着率は高かろうとは思う。
2007年05月02日
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…開いた口が塞がりませんでした…
その、教育対象が云々では無くて教育工数が低いから Ruby をやらせる、って方針に。片手間とは言わんでも甘く見すぎてませんかね?
きちんと教え込まないと環境が変わったとき潰しが利かないと思うんですよ。この業界。目先しか見えん訳でもあるまいに。
再就職も情報工学の世界も随分安く見られているなぁ…
サラリー技術者のつらいところだ。
俺みたいに武器がひとつしかなくても、再就職にまったく苦労しない場合もあるんだが、それは例外だということを経営者が知らないわけじゃあるまいし。謎だ。