http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/872936.html
カルドセプトサーガのプランナー
mixiでバグだらけのソフトに懺悔と自社批判
http://japanese.engadget.com/2006/12/12/sony-psp-no-no-no-no-no/
ソニーまたヤラセ:PSP絶賛の偽「ファンサイト」で炎上
正直な感想としては、カルドセプトサーガのプランナーはなんでまずは会社辞めなかったんだろう、というのが最初の感想。辞めちゃえばいいのに。作ったものは出来がよくない、会社に批判的な意見を公表する、これらが今後の活動に悪影響を与えるだろうし、公表した意味もタダの愚痴以外には受け取りづらい。
たとえソフト業界だろうと21歳なんてまだまだ海のものとも山のものともわからないし、実力なんてまだまだ伸びる。実際のところ、逆説的には24歳くらいまでは伸びないと思ってるし。20歳台前半で伸びるのは、俗に言う社会人的スキルだけ。礼儀とか儀礼とか挨拶とか喋り方とか、しょせんそんなもん。仕事が本当にわかるためには5年やらないと。新人からバリバリできるのは、単純作業だけ。
で、ホントのところ、この業界は腐っているのか否かということ。開発費が億単位でかかるとか、業界が未成熟だとか、いろいろと意見はあるんだろうけど、それだけでは済まないよな。
まあいきなり結論を言ってしまうと、メディアは成熟なんてしないので未成熟っていう意見は論外だし、開発費が億単位かかっていることが成長しているとはいえないのでこれも側論。
もともと(コンピュータ)ゲームというものは好事家が食いつくものだったので、ゲームのマスメディア化には抵抗を示す現状も不思議ではないなあ。だから商業的な理由でゲーム作成に制約が課せられることが多いわけだ。ま、これはゲームに限らずコンピュータ業界全般に言えることなんだけどな。
じゃどうなんだ、というと樽一杯のワインに汚水を一滴垂らすとどうなるか、というのは有名な格言だけど、これがあながち当てはまらないということはないと思う。
10年位前まではコンピュータソフトの開発現場ってのはまだ荒涼としてて、出来上がったものも玉石混交。ところがこれが金儲けの道具(それを邪なものだとは思ってないが)になってしまうと、玉か石かを決めるのは営業が決めるものになってしまう。本来は開発が決め、ユーザが評価するものだったのに。
なんだかよくわからなくなってしまったが、とりあえず「マスメディア化はロクなことがない」とだけ主張しておこう。
2006年12月16日
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