何の予告もなく、宅配便が届いた。実家の母親からだった。開いてみたら、中身は米と金槌、それに隙間を埋めるようにスナック菓子が入っていた。
金槌は、以前「木工をやるにも道具がなくて」という話をしていたのを覚えていたらしく、死んだ爺さんの道具を処分する段に思い出して同梱したらしい。米は「6位」とか書いてあったので、ゴルフコンペかなんかの賞品で余ったものを送ってきたのだろう。
昔なら「米なんか宅配便で送ったって(重量単価が安くて)金がかかるだけ損だ」と思っていたが、この年齢になると等価の「おこめ券」や現金より余程嬉しい。米を買おうと思っても、店先で持って帰ることを想像したら「次でいいかな」とか考えちゃうからな。タクシーを使っても、エレベーターのない4Fまで担いで上がらなきゃならないし、そもそもタクシーを待つ時間なども無駄無駄無駄ァ。
いくら金で買えないものはない(これとかこれとか)といっても、こういったものはなかなか金で買えるものではない。
・・・まあ、それだけ若くなくなったってことなのかなあ。
2008年12月14日
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