2024年05月09日

バイク電装品整備

バイクを買って、全部バイク販売店に任せようとしたけど、自分でできることは自分でやってみようと思って、実際にやってみた話。こんな素人blogを参考にする人がいるかは正直怪しいけども、しっかり文章でまとめておかないと忘れそうだから、書く
車種はスズキ ジクサー GIXXER 150/2023 (GSX150R 8BK-ED131)。
やったことは、
ETCアンテナ移設
ドラレコ装着 2カメラ+GPS ミツバ EDR-21Gα
メーターバイザー装着 エンデュランス スモーク ショート
キーON連動 12V電源2系統を準備

まず、すべての追加電装品の電源は基本的にバッテリー(=オルタネーター)から直接取得して、リレーを介して給電することに決めた。電源を取り出すためにバッテリーからGND/+12Vをリレーに結線。リレー駆動はテールランプからキーON時の+12V(以下、ACC)を窃取するパーツがキタコから出ているのでこれを使って拾う、すべての電源分岐にヒューズを付ける、というところまでは事前にざっくり決めた。
KITACO 電源取り出しハーネス スズキ タイプ1 [Amazon]

ドラレコは前世代の2カメラGPSモデル。GPSなんか何に使うんだという話はさておき、普段は何か事件事故が起きないとドラレコの画像なんてチェックしないので、正確なRTCの保持と場所の記録はできておいた方がいい。たいして値段かわらないしな。
バイク専用ドライブレコーダー EDR-21GA [Amazon]

パーツカタログはスズキWebサイトのサポートページから拾って来られる。
https://www1.suzuki.co.jp/motor/support/parts_catalog/dl/

作業場所は実家の兄上の車庫。工具や端材はたくさんあるから勝手に使えとのこと(まあ結局作業を手伝ってもくれたのだが)。滞在は9日間できるから十分だろう。

バイク購入店で作業の様子を見せてくれとは言えないし、今バイクを保管している場所もバイクをバラせるようなところではないので、まだ中身がどうなっているか確認できていない。お値段次第ではあるが 使いそうな部品は確信が持てなくてもあらかた注文しておき、足りなかったら現地でバイクパーツ店かAmazonで買い足す、で現地へ向かう。

----

2024/4/28

600km走って現地入り。詳細は旅の記録の方で書いた。
到着していた通販の各部品を検品した。

----

2024/4/29

電装品配線:

初マスツーリングから帰ってきたので「飲んで寝るか」と思ったら 工具および場所提供の兄上が「お前のバイク 今やろう、すぐやろう」とか言い出して、そのまま作業開始の流れに。説明書pdfを取り急ぎダウンロード。昨日検品したけどさあ… バイクいじりたくて、自分のでも他人のでもいいんだな。そういうの好きでしょ。知ってる。(この件だけじゃなくて、5/5のツーリング終了後にも同行者のブレーキ液交換手伝ったり、同行者のオイル交換指導したりしてた)

新車購入時に店舗でETCを付けてもらったけど、どうやってACC+12Vを取得しているか確認できていなかったのでリヤシート下を剥いてみたら、買ってきておいたパーツと同じ品物が使われていたので、2連結した。ETCは常時通電が必要ではないのでACCから3Aヒューズを介して直結されていたが、ACCは10AまでOKで、リレー駆動なら特に気を使う必要もないということでETCは手を付けないことにした。
ED131リレー固定位置リレーは amon 4極リレー 3235 [Amazon] を使用した。同じメーカーでもっと小さいリレーはあったが、5極リレーなので余計な線が出てしまうのと、固定する方法に収拾がつかなくなるので、ねじ止めできる3235をチョイスした。
『パーツカタログ FIG.155A (1-B-15) エアクリーナ 3 キャップ』を留めている『15 スクリュ』でちょうど固定できる(樹脂部品にはまってるネジなのでちょっと丁寧に作業)。ラバーのエアクリーナカバーが多少めくれるが、バイク店で買ってETC付けた時点でもう一部めくれていたので今さらそのことは考えない。どうせ夏になれば暑くて変形するだろうしな。

ED131バッテリー露出バッテリーを露出するために左中央のカウルを外す必要があるんだけど、パーツカタログで確認している間に兄上が外してしまった。ボルト3本を外したあと、プッシュリベットを押し込んで外さずに力(物理)で抜かれた… そーゆートコだぞ。このプッシュリベット、見た目は壊れたり変形はしていないけど、要注意&経過観察だな…
このカウルの外し方は、ボルト3本にプッシュリベット1個を外して、後方側を外側に引いてからカウル内側の突起をフレームから抜いて、最後に後方にスライドだ。

リヤシート下のトレイ『パーツカタログ FIG.406A (1-D-6) ホルダ 5 ホルダ』はボルトナットではなくプッシュリベット『13 クリップ』で留めてあるので、アンカーを押し込んでリベットを引き抜く。アンカーを押し込みすぎてリヤカウル内に落としたり、リベットを壊したりしたときのために予備は買ってあったが、どうやら使わずに済んだ。
ED131リヤフェンダーホルダ下細くてアンカーは指では押せないので、5mm六角レンチで慎重に5mmくらい押すと手ごたえがあって、ここでリベットを引き抜けるが慎重にやろう。これを押し込みすぎてアンカーを落とす(出てくるまでカラカラいわしながら走ってる)人が一定数いるらしい、「X68000クロックアップのために分解したらネジ余ったというあるある」かよ。
KITACO プッシュリベット φ6/ヤマハTypeB 3個 0900-005-00011 [Amazon]

テールランプ (ACC/10Aヒューズ)

ハーネス分岐 → 3Aヒューズ → ETC

ハーネス分岐 → テールランプ (LED)

リレー ← [バッテリー&オルタネーター] → 3Aヒューズ → GND/+12V ドラレコ (RTC)

分岐
→ 3Aヒューズ → ドラレコ (駆動電源)
→ 5Aヒューズ → 12V(1)-シガーソケット
→ 5Aヒューズ → 12V(2)-オープン(未使用)

ED131ライダーシート下配線結果ETCとドラレコ以外に、12Vを2本生やした。今はまだ使わないし、用途としてはUSB充電と電熱ヒーターグローブになると思うけど、USB充電がそんなにたくさんあってもしょうがないので1個だろうから、片側の12V(1)はライダーシート下にシガーソケットを設置した。ハンドルバーなどにUSB端子を設置するアクセサリーはたくさん販売されているけど、(a)露出したUSB端子が怖いし美観を損ねる (b)壊れた時にまたシート下の配線からやり直し (c)多機能は美しくない、という3点の理由で、このようになった。普段はモバイルバッテリーでだいたいのことは賄えるので、それでは賄えないほど必要になったらライダーシートを開いて、ソケットに汎用USB変圧器を差し込んでUSBケーブルを生やせばいいだろう、という考え。
ハンドルバーにシガーソケットを据えるのも考えたけど、常用することは今のところない(ナビ代わりのスマートフォンをホルダーにつけているけど、これ安物だけど新品だから、ナビとオーディオプレーヤーまたはDL済み動画再生で12時間使ってもバッテリー半分以上残る)し、いい感じのフタ付き耐候性ソケットが見つからないので先送り。スズキ純正DCソケットがよさそうだけど、ミラー共締めなので場所が限定されるのと、角度的にあんまりいい感じに見えないので情報収集中。
ヒューズはすべてミニ平型ヒューズに統一。管ヒューズの方が小さいけど、ジクサー150の標準ヒューズがミニ平型で、ヒューズボックスに予備も入っているのと、手元の在庫管理の面でも、統一しておきたい(まあ実際のトコ、理由なくヒューズ飛んだら原因の解明および除去もせず「とりあえず」また新しいヒューズを挿すわけではないので、予備云々は主要因ではないのは当然)
amon ミニ平型ヒューズ 5A 5個入 3675 [Amazon]
amon ミニ平型ヒューズホルダー 3367 [Amazon]

一応リレー駆動ACC以外の配線は10Aの想定で線材を使用、バッテリーからリレーまでは20A想定で配線した。オルタネーターについて調べきれず、ジクサー250/2020(ED22B)のは500Wくらい出るらしいので、余裕を見てその半分としてもバッテリーからヒューズ13Aで156Wなら充分だろう。

GPSでRTC補正してくれるんだから主電源はバッテリー直結でなくてもいいんじゃね? っていう野次馬の意見も出たけど、住環境を考えるとガレージから出てGPSでRTC補正してくれるまでの数十秒がいちばん危険な見通しの悪い道路なので、ちょっとそこは譲れないポイント。GPSないモデルを使っている兄上は毎回スマートフォンアプリ使って時刻同期してから出るらしいが、手作業手順を増やしても忘れて後悔するだけ。仕事柄、コンピューター技術者は人間を信用していない。

電装品の電力配線はこの日であらかた終わってしまった。
ホントは自分で調べながら3日くらいかけてやる予定だったんだが…

----

2024/4/30 (1)

電装再確認:

ED131リヤフェンダーホルダ下2配線については、ゆうべ実施した部分のいくつかをほどいて再度確認した。上の兄上だけじゃなく、途中で乱入してきた下の兄上まで手を出したので、一応チェックしておかないと、次に自分で何かしようと思ったときに詰む。
そしてホルダを戻す。リベットは(壊していなければ)再利用できる。

----

2024/4/30 (2)

リヤカメラとナンバープレート周辺:

TANAX/MOTOFIZZ プレートフック3 MF-4729 [Amazon]
PLOT ドラレコカメラステー DRS011 [Amazon]

ED131リヤカメラ配線固定位置とナンバープレートベースのクッションリヤナンバープレートに荷掛けしたくてフック付きのナンバープレートサポートを買った、ついでにドラレコもナンバープレート共締めで留めてしまおうと、既製品のステーを買った。
両方をナンバープレートと共締めしたら、純正ボルトの長さが足りなくて、純正は6x14.8だと思うが、6x20のネジに交換。下から「ドラレコステー」→「プレートサポート」→「ナンバープレート」の順に締めたら、プレートサポートと車体取り付け部の間にドラレコステー分の隙間ができたので、百均で粘着ゴムクッションを買ってきて挟んだ。(右写真の黄マーカー部)

カメラ配線リヤフェンダー後方 カメラ配線リヤフェンダー前方
リヤカメラ配線は完全にカウルとフェンダーを通すのは無理だったが、ナンバープレートライトの根元から、フェンダーの付け根までは通せたので、露出長さを200mmくらいまで絞り込めた。
M6ボルトを6本だか8本だか外せばリヤフェンダー『パーツカタログ FIG.474A (1-E-6) リヤフェンダ 14 エクステンション』が外せるので、『6 ブラケット』の脇を通してやれる。
ED131リヤカメラ配線固定位置とナンバープレートベースのクッション車体内に誘導するために、リヤフレームカバー『パーツカタログ FIG.445A (1-D-13) フレームカバー 7-n カバー』の隙間からリヤカメラの線を通してやれば、だいたい完了。端子が若干大きくて、フレームカバーを少し引っ張って曲げながらでないと通らないので壊さないように注意。フェンダーで露出している部分は、フルボトムしたときに緩んだカメラケーブルがタイヤに触れてしまうと思うので、1か所だけフェンダーにケーブルタイ&マウントベースで留めて、カウルの中でもケーブルタイで拘束。(右写真の緑マーカー部)

----

2024/4/30 (3)

フロントカメラ:

フロントフォークに着けようと思ってそのパーツも購入していたけど、思いのほかヘッドランプが前に張り出していて画角を塞いでしまって、ちょっと無理だという判断。下の兄上はミラー共締めかフロントフォークから、やたらGoProマウントでの延長を薦めてくるが、ミラー共締めマウントは美しくないし配線が這い回るし、そもそもGoProマウントは使いたくないので、メーターバイザーのステーから手作りステーを生やして、1節だけGoProマウントを使うことにした。ミツバのGoProマウントを注文。
MITSUBA アクションカムマウント互換アダプター EDR-P06 [Amazon]
(主語が若干デカい気はするが、GoProユーザーは常々悩まされているので、直接のネジの摩擦ではなく、ネジ圧によるGoProマウント結節の摩擦をまったく信用していないと思う)

それはそれとして、俺はミラー共締めとかハンドルバーにゴテゴテ付いてるのって下品じゃね? とか思う人種。バイザーはエンデュランスのものを選んだが、車種対応品としてデイトナのものがあるけど、あっちはウインドスクリーンという名目で大きすぎて、ミラーステーマウントなので選択肢に入らなかった。

----

2024/5/1 (1)

ドラレコ各配線:

フロントカメラの位置はだいたい決まったので、ドラレコGPSセンサーとインジケーターを束ねて通す。ETCアンテナ購入店でミラー共締めステーに取り付けられていたが、一旦これも剥がす。だいたいの配置を決めてマスキングテープで仮止めして、耐熱スリーブでまとめて、ガソリンタンクの下を通してケーブルタイでフレームや純正の配線に引っ掛けていく。

配線を全部通してぶら下げて置いてトイレ行って帰ってきたら、下の兄上が寄ってきて「ドラレコのまだ繋がってないカメラとアンテナと電源のケーブル、結線しておいてやったぞ」とか申す。まだバッテリー繋ぎっぱなしなんだが用もなく通電させんのどうなの。しかもこれから畳んでカウルの隙間に押し込むから結局抜くんだぞ。そーゆートコだぞ。

ED131バイザー内側貼り付けメーターの上に、左から ドラレコインジケーター、ドラレコGPSアンテナ、ETCアンテナと3M両面テープで貼り付け。困ったときの3M耐候両面テープ。困ったときのスリーエム。前面にケーブルが3本ぶら下がるとはいえ、どうせここはメーターバイザーで隠れるので、ケーブルタイでまとめてマウントベースに引っ掛けて固定。
3M 両面テープ 超強力 スーパー多用途 粗面用 KPR-19R プレミアゴールド [Amazon]

----

2024/5/1 (2)

メーターバイザー:

メーターバイザーの中間でドラレコ前カメラの自作ステーを共締めするので、ここでメーターバイザーをビシッと決めておくことに。といっても、ドラレコとETCの各部品をメーターの上に着けた時に当たらないのを確認するために先に仮締めしておいたから、ただネジを増し締めるだけなので、特段の感想とかはない。
ENDURANCE メーターバイザーセット スモーク ショート [Amazon]

とはいえ、このバイザーのウェルナットを3Nmで締めろっていう指示が説明書にあって、そんなのないので、同じ3Nmを要求しているスキーキャリア締めたときの感覚を思い起こして手で締めた。これはトルクドライバーが欲しいところ。トルクレンチハンドル買ってプラスのビットを買い増せばいいか。

----

ED131ドラレコ本体設置位置2024/5/1 (3)

ドラレコ本体:

ドラレコ本体は、リヤシート下スペースのETCの上に押し込み。カメラ・スイッチ類のケーブル余分は折り返してクッションで包んで、フレームカバーの隙間に押し込んだ。ドラレコ本体は、いわゆる すきまテープを貼って転がしておいた。振動検出レベルの設定はデフォルトLv.3のまま明日試してみよう。本当はカードを出し入れするETC本体の下に置きたかったんだけど、ケーブルが生えてる方向と寸法的にちょっと無理だったのでしょうがない。すきまテープはとりあえずの処置、できればもうちょっと検討したい。

ED131リヤシートアッシ内側切削結果リヤシート側も加工が必要だったので、今回唯一、純正部品に侵略的加工を行った。(右写真の赤マーカー部)工具を固定するものでないし、このでっぱりが意味わかんないし、バイク店の人も用途はわからないと言っていたので。ダメだったら、あるいは壊れたら純正部品メーカー注文だな、八千円くらいだったと思うし。

そもそも論、ETCカードの出し入れがなければ悩まなくて済むのだが。
年額数百円程度ならETCカードもう1枚作ったほうがいいかとは思うが、四輪と二輪でカードを別にすると、どちらかがETCマイレージポイントを最大限有効に還元できる年間50,000円がクリアできない可能性があるんだよな(マイレージポイントはETCカード複数枚ぶんを合算できない)。こっちの還元率は10%なので、ETCカード1枚増やす数百円よりよほど大きい。

----

2024/5/2 (1)

フロントカメラステー切り出し:

鋼材をもらって切って削って… と思ったら、まあ切る機材も出し入れが要るし、マシンで切ってグラインダー掛けるところまで兄上がやってくれた。どうも「こいつには無理だな」と思われているらしい。まあ自分でやると2回くらいは失敗して切り出し直しになるか、金やすりで何十分かゴリゴリする羽目になるだろうから、あながちハズレでもない。まあ失敗も体験の内だが、いまいち伝わってないっぽい。
仮取り付けして100km走ってきたけど画像は特に問題がなかった。画像が乱れているナンバープレート共締めのリヤのカメラに比べたらまったく問題ない。ただ衝撃検出はデフォのLv.3では敏感すぎる。ひとつ鈍感にしておこう。

あれだけ嫌がっていたのに、結局GoProマウントを1節だけとはいえ使ってしまった。胸の奥がモヤモヤする。ベース側は使用済みのお古を貰ったのでそれで固定(探して買えば似たようなのが千円くらいで買えると思うが、ありがたく頂戴した)
MITSUBA アクションカムマウント互換アダプター EDR-P06 [Amazon]

----

2024/5/2 (2)

フロントカメラステー研磨:

ED131とエンデュランスバイザーに固定するフロントカメラステー仮取り付けで100km走って問題なかったので、このまま仕上げる。
塗装前に、加工時の素材の変形と錆を取るためにサンドペーパーで削る。削る。削る。あと面取り。
もう少しで完全に研磨終わるなー ってところで下の兄上が見に来て「磨きすぎだ。少しデコボコしてるくらいが塗料の乗りがいいんだ」などと。まあ気にせず研磨は続行。
なんのかんので1時間かそこら、音楽を掛けながらずっと磨いていた。いつもそうではないが、俺はこういう作業はたまになら楽しめるタイプの人類。自分の美意識として完全とは言えないけど、今回はここらへんで勘弁しておいてやる。

----

2024/5/2 (3)

フロントカメラステー塗装(1):

夕方に塗装1回目。
これ使えよ ってアクリル塗料スプレー渡されたけど、塗装なんてプラモにラッカー筆塗りするか、同じくラッカーをエアブラシ塗装するか しかしたことがないので、作法がよくわからない。まあ垂れたら削ればいいや って思って吹いたら案の定垂れた。粒子が大きい、タミヤのいちばん安いエアブラシだってもうちょっと奇麗に塗られると思うんだが。
プラモだったらパテ盛って削ってサーフェーサー吹いて磨いて… っていう定番の手順があるが、塗料缶に「金属にもそのまま塗れ」って書いてあって「ホントか?」とか思いながら、とりあえずきちんと脱脂だけして吹いてた。

----

2024/5/3 (1)

フロントカメラステー塗装(2):

ひと晩置いて朝イチで2回目の塗装。
ステーを失った前カメラはクッションでくるんでマステでブラつかないよう留めて、設定変更した衝撃検出のチェック走行。わざと「これは検出されなくていいが頻繁にはない」程度の大きめの段差をいくつか通過したが、1個だけ衝撃検出していた。具合がよさそうなのを確認して終了。

----

2024/5/3 (2)

フロントカメラステー塗装(3):

夕方3回目の塗装。
やっぱり奇麗にならんな。金属素材の削り切れなかったところが塗料でカバーできておらず、歪んでいる。次がいつになるかはわからないけど、次は野次馬の言うことは聞き流してちゃんと削って、マシな道具で塗ろう。あと金属塗装について少し経験と知識を積んでおきたい。
とはいえ、今の手持ち材料だとこれ以上は望めないので、これで塗装を完了、乾燥させて明日装着することにした。

----

2024/5/4

フロントカメラ装着:

ED131フロントカメラ取付結果1 ED131フロントカメラ取付結果2 ED131フロントカメラ取付結果3 ED131リヤカメラ配線固定位置とナンバープレートベースのクッション
ゆうべの塗装3回目が奇麗に乾いているのを確認して、ステーを装着。
うん まあ まあ 必要最低限には美しいと言っていいのではないか。(アップで見るときたないとか言わない。自覚はある)
リアカメラの位置もヨシ! 水平調整もヨシ!
(フロント・リヤカメラの位置と配線が左右統一してないなのは、配線の通しやすさが理由。リヤフェンダーの左側はリヤシートロック機構が入っているので、ここには前述の束ねたケーブルが押し込めないので右側になり、必然的にリヤカメラ配線を左から通す必要がある。フロントカメラが左にあって配線も左を通しているのは、バイク購入店でETCアンテナ配線を左から通しているのに便乗しているから。リアカメラが右にあるのは乗るときに足を引っ掛けそうだから。フロントカメラが若干ハンドルに対して右を向いているのは、本人の好みの問題)

ED131ドラレコとメーターバイザー装着完了これまで使った工具と部品のメモを取って、午後はテスト走行で100km走ってきてドラレコカメラ位置をチェック、位置と角度OK。記録メディアのmicroSDは本体付属の32GBを使っているが、これだと2時間くらいしか録れないので、あとで大きいmicroSDに換えよう。たしか手持ちの古いほうのGoProに256GBが入っているはずで、ミツバのWebサイトではこれが最大容量って書いてあるからちょうどいいだろう。

というわけで完☆成!
明日はまたマスツーリングだ!

----

使った工具:

スパナ: 8, 10x2, 12, 13, 14mmx2
モンキー: 1個(ドラレコのカメラ固定ナットが小さすぎて使った)
六角レンチ: 3, 5, 6mm
ラチェットハンドル: 1/4inch Sq.
プラスドライバー: 2番

使った部材:

ギボシ端子 多数
丸型端子 2組4個
0.75sq電線 5mくらい
1.25sq電線 1mくらい
ケーブルタイ 多数
ケーブルタイマウント 2個
サンドペーパー #250, #800, #2000
アクリル塗料スプレー黒 少量
ボルト M6x20mm 2本
耐熱スリーブ 1m
使い古しのGoProマウント 1個

----

スパナレンチの類は、いくつかは今でも持っているが、質はともかく必要最低限として今回借りて使ったものは揃えておきたい。
外観部品や電装品など、これくらいの軽整備は自分でいつでもできるようにしておきたいので。まあ 金額的にも大したことはないので店に全部任せてしまっていいんだけど、せっかく自分で使うガジェットなので、バイタルパートつまりパワートレイン・タイヤ・ブレーキ・フレーム以外は自分で手入れできるようになりたい。主要部品で自分いま手を出せるところはドライブチェーンくらいか。(今のハーレーやBMWなど大型外車はドライブがチェーンでなくメンテナンスレスベルトやシャフトの車種あるからそれは別の話)

あと 場所と工具を使わせてもらった上に、野放図に部材とかウェスとかも使っちゃったので、何か兄上にお返ししとかないとな。酒でいいか。

----
バイク工具(1) バイク工具(2)
後日 必要最低限の工具は揃えた。レンチセットは手持ちのでキッチリ足りたので、六角レンチセットとソケットラチェットセット、それにカシメ工具。
ギボシなど各種端子、ヒューズの予備、ドラレコのクッション材、あと結束バンドあたりを揃えたら、またどこかで作業して、今回いい加減にやったところを直そう。急ぎではないが、リヤシートの隙間からUSB-PDケーブル引き出せるようにするのと、バッテリーメンテ用のポストも作っておかないとなあ。
posted by JUD at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | オートバイ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/190890537
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック