ウイルスセキュリティZEROを購入して、ひと月が過ぎた。ということで、少し振り返って実力を見てみることにする。といっても、ウィルス対策自体の能力なんてなかなかわからないものだし、そんなに差があるものではないので、今回検証するのは迷惑メールフィルタ機能。
まずは最初の3日で、メールパターンを学習させる。3日間に受信した60件のメールのうち、いわゆるスパムメールは51通。これらを迷惑メールとして登録した上で、ラテン語・朝鮮語・中文を迷惑メールとして設定する。
この成績と比較するのは、以前使用していたnorton Antispam2005だ。これは学習型+自動ダウンロードされる情報を元にパターンマッチングを行うメールフィルタ専用ソフトだ。
で、その後1ヶ月弱の間に受信したメールは550通。このうち470通がスパムメールで、フィルタで除外できなかったのは12通。約2.5%の漏れ率となった。一方で誤検出のために迷惑メールと判断されたのはamazon.jpの1通のみ。この成績は、少なくともAntispamより断然いい。Antispamはフィルタ漏れが15%程度、誤検出は4%程であったから、その性能差は歴然だ。しかもAntispamは2週間ほど迷惑メール登録を怠るとフィルタ漏れ率が30%程になるので、一度も追加の迷惑メール登録を行わないでこの成績を出したZEROとの差は計り知れない。
まぁだからといってZEROを手放しに誉めるわけもないが、少なくとも挙動不審で素行不良のnorton Antispamを使うか? それも、あんなバカ高い単機能のくせに"使えねー"ものを? というnortonへの腹立たしさは募るばかり。
2006年08月06日
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