2017年10月08日

さくら共有サーバでSVN

試しに、さくらのサーバにSubversionを入れて動かしてみたので、そのメモ。結論としては実用できないという判定。今回使ったサーバは FreeBSD 9.1-RELEASE-p24 (さくらはサーバごとにバージョンが違ったりする)。クライアントはTortoiseSVNを使った。

参考 : https://www.softel.co.jp/blogs/tech/archives/5521

・subversion-1.9.7.tar.gz を使用した
・SVN_SQLITE_LIBS は(変更後)になっていたので対処不要

----

・リポジトリを作成

svnadmin create REPNAME

・REPO/conf/authz を編集

[/]
username = rw

・REPO/conf/passwd

[users]
username = password

・REPO/conf/svnserve.conf

[general]
anon-access = none
auth-access = write
password-db = passwd
authz-db = authz

・TortoiseSVNのsshクライアント設定
リポジトリブラウザで参照するたびに数回(5回くらいだったと思う)sshログイン名とパスワードを打ち込まなきゃならないのを回避するためにsshログイン情報を平文で置かなきゃならない(しかもssh接続サーバを複数扱う場合、どうしようもない)。この節でのname/passはレン鯖のもの。

TortoisePlink.exe -ssh -l loginname -pw loginpassword -P 22


svnコミット時エラーここまでの手順で、パスワードを平文で保存しなきゃならない(!)こと以外はどうにかなったんだけど、動かし始めたら避けられない問題が出た。
commitやcheckoutはできるものの、エラーが出るという問題。このエラーについてまったく心当たりがないのでgoogle検索に掛けたら、すでに前例があったらしい。

つーさ☆くーかん
SVN1.7.5 + apache2.4 で mod_dav_svn で Couldn't open rep-cache database

あー sqlite問題ですか… ロードモジュールのロード順変更は さくらの共有レンタルサーバでは無理だね…。
sshログイン情報を平文で置かなきゃならない時点で相当詰んでる感じがしてたけど、実用は出来そうもない。やはり自宅鯖で動作させるしかないな。

どうでもいいけど、TortoiseSVNでcommitした時の矢印がイカにしか見えない。
posted by JUD at 02:02| Comment(0) | TrackBack(0) | PC・ネットワーク